1993年10月、創風社出版から刊行された堀内統義(1947~)の詩集。銅版画は松本秀一。附録栞は坪内稔典「原始の楠」、福間健二「フェアプレーの詩人」、道浦母都子「貴種のたましい」。
目次
- 驟雨
- 月光
- 五月
- 音楽
- 蜃気楼
- 樹冠
- 冬の蛇
- 火系
- 近辺
- 表面張力
- 東雲
- 未踏
- 植物譚
1950年6月、十二月書房から刊行されたアンソロジー詩集。編集は日本前衛詩集編集委員会。
目次
序文・金子光晴
第一部 哀しい季節
第二部 死んだ人と生きのこつた人と
第三部 ふたたび風のなかに
あとがき
略歴
1988年8月、コスモス社から刊行された高島洋の第2詩集。
第一詩集(高島洋詩集)を発行したのが昭和四十七年八月であったから、すでに十一年の歳月が経過している。その間、わたしは詩誌「コスモス」に拠って細々と作品をかいてきた。従って本詩集に集めた二十七編の作品の内「京都九条山一帯」と「文庫にて」を除いて他はコスモスに発表してきたものばかりである。作品の配列についても発表年月日にこだわらず私自身の好尚にもとずいて自由に配列した。編集しながら詩についての不勉強を痛感しながらも、今は自分のかいたものに責任をもたなければならないと堅くおもっている。本書を発行するに当って跋文を、かってイオムの同人であった小黒基司氏におねがいした。同氏の身辺多忙を押して執筆していただいた次第。また向井孝、寺島珠雄、前田幸長氏ら仲間うちの后押しもいただいた。なお製作の段階では近文社の伴勇氏に種々の配慮を煩わした。
(「あとがき」より)
目次
跋文 小黒基司
あとがき 高島洋