2017-06-09から1日間の記事一覧

季節の子 生路洋子詩集

1966年8月、桑文社から発行された生路洋子(1933~)の第2詩集。1964年から1966年までの作品を収録。 生路洋子さんの作品について 前川知賢 結論から先にいえば、彼女の詩の本領は、中江俊夫氏も指摘していられるとおり、ひとの思いをすっかり優しくするひと…

破壊と幻想 萩原恭次郎私論  高橋秀一郎

1978年6月、笠間書院から発行された高橋秀一郎の評論。 私が、はじめて萩原恭次郎について書いたのは、十年ほど前のことで、その頃の私は、東京の巷間の雑踏の中を漂い疲れていた。なぜ私が恭次郎という詩人に興味をもち、文章を書くことになったのか、その…

焼け跡 望月遊馬詩集

2012年7月、思潮社から発行された望月遊馬の第2詩集。第18回中原中也賞候補、第4回鮎川信夫賞候補作品。 目次 (焼け跡) 地球儀のように行きだおれたい プチトマトがえくぼに見える日 ポルカ 家具の音楽 アキレス腱の憂鬱 非日常 生活 体温計の下に僕らはい…

小さな町 山本沖子詩集

1995年10月、踏青社から発行された山本沖子の第五詩集。 昭和二十二(一九四七)年に、三好達治先生のご尽力で、大阪創元社より最初の詩集『花の木の椅子』が出版されましてから、半世紀近くが経ちました。そのあいだに数冊の詩集を出してきましたけれども、…