2017-06-30から1日間の記事一覧

よみもの詩集 子がえしの鮫 石毛拓郎詩集

1981年6月、れんが書房新社から刊行された石毛拓郎(1946~)の第2詩集。 目次 子がえしの鮫 路傍三百 家の中の虫 地蔵堂から 稲を抱いて 家郷にて 草々の稗史 眼の階級 裸の復讐 驟雨に濡れる 雀の毛布 渡世 「空」と「恥」 VのK点 くろまめ・めのたま 昨…

渡世 荒川洋治詩集

1997年7月、筑摩書房から刊行された荒川洋治(1949~)の第15詩集。第28回高見順賞受賞。 渡世とは、辞書によると世の中を渡る、生きていくという意味です。ほんとうのところどう生きたらいいのか。ちいさなこと、おおきめのことと、ぼくもまたいつも悩んで…

榊さんの猫 松下育男詩集

1977年3月、紫陽社から刊行された松下育男の第1詩集。第28回H氏賞候補作品。 目次 今朝 棚 猫 椅子は立ちあがる ふすま 給料 休日 タンス 日記のように 部屋 敷居 建築物 鮫 ズボン 水を汲む NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

黒い卵(完全版) 栗原貞子詩歌集

1983年7月、人文書院から刊行された栗原貞子の第1詩集『黒い卵』の完全版(検閲削除版は1946年8月)。 本書は、一九四〇年から四五年にかけて、太平洋戦争前から敗戦初期にわたる時期に私が作った詩と短歌をあつめた詩歌集『黒い卵』の完全版です。 敗戦の翌…

影の変奏 伊藤海彦詩集

1980年9月、湯川書房から刊行された伊藤海彦(1925~1995)の第2詩集。 目次 挽歌 確かめる 運ぶ 土地 迷路 日の昏れに 扉をあけると 小径 その先の世界 北へむかって あの日 指と眼で 見える 見えない 春に 軋む神 場所 夢は鎖 漂着 一滴 NDLで検索日本の古…

海曜日の女たち 阿部日奈子詩集

2001年9月、書肆山田から刊行された阿部日奈子(1953~)の第3詩集。 目次 あるババァの肖像 河のほとり 酷薄/inframince 未来はオーレンカのもの クラリッセ Miss プチハイエナはなにゆえ岸辺の葦になりかけたか ヤブカラシの夏 愛の物乞い 海辺のコント …