2017-07-19から1日間の記事一覧

はかた幻像 那珂太郎随筆集

1986年4月、小澤書店から刊行された那珂太郎(1922~2012)の第2随想集。 目次 Ⅰ まぼろしの町へ 在りし日の博多 歸郷の記 祇園山笠 観世音寺馬頭観音像 わがふるさと 「こをろ」の頃1 「こをろ」の頃2 筑紫野・福岡の萬葉 風景の記憶 はかた自注 Ⅱ 早春の…

沼 沢ゆき詩集

1967年1月、ポエム社から刊行された沢ゆき(1893~1972)の第2詩集。沢ゆきは川路柳虹に師事。1921年4月に刊行された第1詩集『孤独の愛の』は島崎藤村に絶賛されたという。 目次 序詩序文 能村潔 葦の葉ずれ 沼にきく 葦の葉ずれ 永遠の恋 白い光のうた 淑か…

南国の秋が私をさがしている 杉尾優衣詩集

1990年12月、花神社から刊行された杉尾優衣(1972~1988)の遺稿詩集。解説は高橋順子。 目次 風に吹かれて 夢想家の夜 枯葉の道1 枯葉の道2 枯葉の道3 枯葉の道4 枯葉の道5 電話 木がまぶしい 私の手 音信 もようがえをする 夜 ボサノバ キンモクセイ…

凍り絵 港野喜代子詩集

1976年3月、編集工房ノアから刊行された港野喜代子(1913~1976)の第3詩集。 「紙芝居」「魚のことば」から二十年め、おそまきながらの第三詩集「凍り絵」です。 ここに束ねた作品は、年代も入りまざり、重なりあっています。日本未来派、炉、山河、詩と真…

交渉 小松弘愛詩集

1977年2月、私家版として刊行された小松弘愛(1934~)の第2詩集。 目次 Ⅰ 交渉 ナイフ 抗議 旅 水 嘔吐 答案 採点 祭典 式典 宴会 和解 行為 馘首 Ⅱ なめくじ 六月 挽歌 名前 不妊 野心 方法 場所 日常 あとがきにかえて―日常― 日本の古本屋で検索ヤフオク…

隠喩の消滅 永坂田津子評論集

1994年12月、審美社から刊行された永坂田津子(1933~2001)の評論集。 目次 第一部 無の美 西脇順三郎論Ⅰ 自然と反自然 西脇順三郎論Ⅱ そして詩は 今 どこに? 富岡多恵子試論 言語の中より言語の外へ 富岡多恵子論Ⅰ 〈呼吸(いき)語り〉から〈生き語り〉…