2017-08-19から1日間の記事一覧

二つの扉 目黒裕佳子詩集(近衛はな)

2008年11月、思潮社から刊行された目黒裕佳子(1980~)の第1詩集。カバー、表紙は著者。目黒は女優・近衛はなとしても知られている。 目次 ⅰ 雨 鬼の子守唄 消える 首飾り 泥 白い獣 はえ 閃光 ハッカ飴 少年 砂国 魚 ⅱ 二つの扉 百年後の庭 嵐 ⅲ 誰 声 灰 …

中庭の風 広岡曜子詩集

2005年11月、水仁舎から刊行された広岡曜子の第5詩集。巻カバー、保護ジャケットの挿画、口絵は戸田勝久。その他制作は北見俊一。広岡は天野忠主宰「詩の教室」で学んだ。 目次 Ⅰ 中庭(進作・京都) 中庭 隠れ里 屏風 Ⅱ 塔 八坂(やさか) 清水(きよみず)…

岸の倫理 李沂東詩集

1988年10月、(土橋治重/呉美代の)風社から刊行された李沂東の第3詩集。版画は崔熺秀。 そろそろ詩集を出さなければと思っていたが、なかなか気が乗らなかった。というのは日本の繁栄を象徴するかのように詩集があいも切らず年中、有名無名を問わず出版さ…

詩の研究 春山行夫評論集

1936年5月、第一書房から刊行された春山行夫(1902~1994)の第1評論集。 目次 はしがき I 詩の對象 二種の詩人 詩と詩といふもの SpiritualとMaterial 詩と詩論 ポエジイと文學 作品の批評 内容主義と形態主義 自由詩と民衆詩 内容主養の矛盾 ポエジイの退…