2017-10-05から1日間の記事一覧

銀の重み 磯江朝子歌集

1955年3月、第二書房から刊行された磯江朝子(1903~?)の第1歌集。似顔絵は小磯良平(1903~1988)、題字・装幀は竹中郁(1904~1982)。女人短歌叢書第30編。 目次 昭和二一年 焼土 失ひし焦点 太き息 昭和二二年 街頭録音 朝の葱 逃避 昭和二三年 母心 …

今を生きるための現代詩 渡邊十絲子

2013年5月、講談社から「現代新書2209」として刊行された渡邊十絲子(1964~)による現代詩入門書。 この本に書いたことは、ずっとこころに思いつづけてきたことです。 第一章は、およそ四半世紀も前に、当時参加していた月刊の詩の同人誌「飾粽(かざりちま…

荊冠の独白 植松安太郎詩集

1976年7月、新日本文学界出版部から刊行された植松安太郎(1916~1981)の第3詩集。 目次 それから五〇年 学生達よ青年よ そしてすべての働く若者よ 皇軍の末路 何から生れるの 私の戦線復帰―人間宣言 友よ暁は近い 過去からの解放 奴隷讃歌 位相の彷徨 草木…

戯れ言の自由 平田俊子詩集

2015年10月、思潮社から刊行された平田俊子(1955~)の第10詩集。写真・装幀は毛利一枝。第26回紫式部文学賞受賞作品。 目次 美しいホッチキスの針 犬の年 「イラッとする」にイラッとする 醤油と人間 マドレーヌ発 ミケ子 か いざ蚊枕 まだか アストラル …

フェミーナあるいは女性都市 渡部兼直詩集

1981年8月、南柯書局から刊行された渡部兼直の詩集。 目次 自序 春はあけぼの 夏の気象台 秋が来た 冬は舞踏会 鳥遊び To the Lighthouse みづうみ 出雲のお国 花の宴 加賀の春 鹿の仔 隠岐の恋人たち 茶会記 梨の女 秋の一日 春の女神 わがトロイメライ カ…

〈孤絶―角〉 岸田将幸詩集

2009年10月、思潮社から刊行された岸田将幸(1979~)の長篇詩(六篇からなる。「びーぐる」「えこし通信」「ユリイカ」及び「現代詩手帖」初出を改稿)。著者自装。第40回高見順賞受賞作品。第1回鮎川信夫賞候補作。 書評等森のことば、ことばの森詩はどこ…

伊藤整詩集 光文社

1954年11月、光文社から刊行された伊藤整(1905~1969)の詩集。装幀は岡本芳雄。 ここに集めた私の詩は、次のやうな形で發表されたものである。 詩集「雲明りの路」一九二六年十二月一日、椎の木吐發行。 一九五二年六月十五日、木馬社再刊。「雪明りの路」…

残酷な童話 藤本義一

1968年8月、三一書房から刊行された藤本義一(1933~)の第1長編小説。カバー装幀は田中清司。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索