2017-11-29から1日間の記事一覧

Orange 中島悦子詩集

1990年10月、土曜美術社から刊行された中島悦子(1961~)の第1詩集。装幀は居鳥春生。附録栞は広部英一「夢の成熟」。 私にとってOrange色は、明るく鮮やかでありながら、どこか危機感のある太古の生命を宿したような象徴的な色です。自らの生と死とを思う…

切りぬき帖 あの詩あの人五十年 竹内多三郎

1980年2月、京浜詩の会から刊行された竹内多三郎(1905~?)の随筆集。表紙画は鈴木保徳、扉画は風間光作。 目次 竹内越村の若き日 おの・ちゅうこう 竹内多三郎に感服する 多田文三 「会のそとから」 内山登美子 虚実一体の境 能村潔 無医村に生まれて 最…

背後 森菊蔵詩集

1955年10月、光線書房から刊行された森菊蔵(1927~1997)の第1詩集。装幀は川崎春彦。 目次 序 荒涼の季節 出発 白日 斷章 燃える空間 街 墓地の人 斷崖 霧 歪んだ貎の独白 暗い季節 プロローグ 詩の序章 朝のプラットホーム 死に近く 生命の饗宴 明日につ…

絵の教室 山本政一詩集

1969年2月、東京出版センターから刊行された山本政一(1929~1996)の第2詩集。 『動物詩集』をだしてから一年たっった。まだ早いという気もしないでもないが、二冊目をだすことにした。こんどの詩集のほうが、第一詩集というべきで、初期の詩を集めたもので…