2018-03-05から1日間の記事一覧

詩日記 手塚敦史詩集

2004年12月、ふらんす堂から刊行された手塚敦史(1981~)の第1詩集。装幀は君嶋真理子。 目次 ぼくらの夢をあばくよ 十一月一日 窓明かりの奥にひびく声 五月八日 光の調律師も来た町 六月三日 虚無感 五月十三日 十一月七日介護者のほほえみ 十一月七日 四…

石と釘 火野葦平

1947年2月、東京出版から刊行された火野葦平(1907~1960)の短編小説集。装幀は中川一政。 目次 石と釘 季花 魚眼記 千軒岳にて 清流 名探偵 十三夜 白い旗 月かげ 新月 珊瑚礁 昇天記 人魚 紅皿 百日紅 羅生門 傳令 {傳説}について NDLで検索日本の古本屋…

銀の食器 会田千衣子詩集

1992年5月、沖積舎から刊行された会田千衣子の第9詩集。装幀は山本美智代。 目次 絵本と海と生活 レコード アルバム ファラ・フォーセット ひとりの楽しみ方 恋人の魂 水になりました バラの花 台所のナス 無人電車 サントリーのびん お茶の時間 居酒屋 難破…

狂気の処女の唄 相沢啓三詩集

1961年8月、昭森社から刊行された相沢啓三(1929~)の第1詩集。 目次 Ⅰ 遠雷 色のない世界 距離 血だらけの半身 結晶 無数の六角形 飢渇 流水圏 涙湖 土壌 Ⅱ はじめてお前の手を…… 森のなかで 逃亡 灰の下で 風 お前のなかに 祝福 履歴 整形術 狂気の処女の…

おやすみの前の、詩篇 手塚敦史詩集

2014年2月、ふらんす堂から刊行された手塚敦史の第4詩集。表紙・扉は今村遼祐《雨のドローイング》。 書評等 詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記) NDLで検索Amazonで検索

猫柳祭――犀星の満州 財部鳥子

2011年8月、書肆山田から刊行された財部鳥子の随筆集。装幀は菊地信義。レイアウトは中村鐵太郎。 この本の初稿は詩誌『幻視者』に主宰者武田隆子さんの並々ならないご好意によって一九八五年冬号から一九八八年夏号まで十回にわたって連載された。タイトル…

独り寝のとき 奥田和子詩集

2015年8月、ミヤオビパブリッシングから刊行された奥山和子の第4詩集。イラストは杉山平一。 目次 だいじょうぶ 石のおもり 戦争 バペルの塔 天気予報 つながり ありのままに 温度差 花のうえで あーあ 気高さ 赤紙 日はまた昇らない 黄ばみ 二○一四年八月二…

木下夕爾 花神コレクション[俳句]

1995年10月、花神社から刊行された木下夕爾選集。藤田湘子監修の1冊。装幀は熊谷博人。 目次 『遠雷』(全)序句 久保田万太郎 ‘ 夕東風 夏手套 山葡萄 枯野行く あとがき 木下夕爾三五六句 安住敦編 「遠雷以前」 「春雷その他」 「遠雷以後」 人と作品 机…

恋唄 山本博道詩集

1985年7月、ワニ・プロダクションから刊行された山本博道の詩集。解説は北村太郎。 目次 春立てり 夏熟れり 秋病めり 冬枯れり 庵の栞 夏・由比ヶ浜で 東武動物公園にて 別所温泉にて 相模湾上に日は落ちて 浅草寺まで 旅のかたち 亜梨花、あと一夜 遠すぎる…

貸本夏冬堂 小野滋子

2001年7月、編集工房ノアから刊行された小野滋子(1925~)の短篇小説集。装幀は森本良成。 目次 窓の灯 椿荘 兄の行方 分かれ道 木陰の道 雪の降る夜に 春光 落ち葉を踏む音 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

〈日本の戦争〉と詩人たち 石川逸子

2004年7月、影書房から刊行された石川逸子(1933~)の評論集。 目次 I 原爆を詠んだ詩人たち 原民喜補遺 正田篠枝をめぐるひとびと 正田篠枝と今井窗月 正田篠枝とあやめばあや 『現代のカルテ』の詩人 原口喜久也 太田川と水谷なりこ Ⅱ「日本の侵略戦争/…

返信 佐川亜紀詩集

2004年11月、土曜美術出版社から刊行された佐川亜紀(1954~)の第3詩集。装幀は司修。 目次 千の種 薬指 六月の乳の風 女文字 鶴見 馬 りんご人 黒い虹 灰の家 爪の中の魚 親族 しぶ 砂の歌 たどる 珊瑚の夜 基地のかき氷 サンフランシスコからのメール 累…

手帳 山田今次詩集

1962年10月、ネプチューン・シリーズ刊行会から刊行された山田今次(1912~1998)の第2詩集。表紙は内田克巳。 目次 耳のアルジェリア トラック スコップ 車 背びろが タンカー 蝶 仕事 砂利 黒人 夜 地下たびの歌 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

長耳國漂流記 中村地平

1941年6月、河出書房から刊行された中村地平(1908~1963)の長編小説。装幀は中川一政。 目次 序章 南方漂到 車城の墓にて クスクス蕃社 第二章 蕃界探檢 楠の樹の蔭 神話ふうの部落 第三章 戰の記録 石門の鬪ひ 蕃女オタイ 風土病の脅威 書評中村地平著「…