2018-03-08から1日間の記事一覧

機械のなかの青春 紡績女工の詩

1953年4月、三一書房から刊行された労働詩アンソロジー。編者は呉羽紡績労働組合文教部。画像は同年6月再版。 目次 機械のなかにすぐれた魂が生れている 野間宏序 小野十三郎 花のある部屋 池田登志子 ミシン 星野成子 ある日の夕方 畑芳子 トマト 桜井いの …

残りの半分について 大西美千代詩集

1998年9月、竹林館から刊行された大西美千代(1952~)の第4詩集。装幀は水口洋治。 前の詩集を出してから、十年が経とうとしています。もう、詩集は出さないつもりでした。いつからか、詩は書き終わったとたんに私自身の関心を離れるようになっていました。…

カーニバル 倉田比羽子詩集

1998年11月、書肆山田から刊行された倉田比羽子(1946~)の第5詩集。装幀は加藤光太郎。第7回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 (ある日…) 水の市 水の中の署名 森の空地 ハレマウマウ火口より 磯の岩の上で 火山の下で (夏の間…) 夜の地図 テアトルの道 一枚の…

地名論 森川慶一詩集

2009年2月、編集工房ノアから刊行された森川慶一の第1詩集。 一月十日 藍色に晴れ ヴェルレーヌの埋葬費用 九百フラン 邦雄 一昨年の6月に 平均余命5年といわれる下咽頭ガンの告知を受けました。ステージはⅣでした。それから半年の闘病生活を経て、去年の7月…

荒地詩集 1954

1954年2月、荒地出版社から刊行された「荒地」同人のアンソロジー。 目次 I 詩篇 幻を見る人・田村隆一 遠い聲・冷たい夢・北村太郎 男たち・伊藤尙志 ある男の風景・鮎川信夫 詩法・高野喜久雄 短い銃身・衣更着信 逃亡者と影・黒田三郎 盲目の岩・高橋宗近…

薔薇の羮  室生犀星

1936年4月、改造社から刊行された室生犀星の随筆集。著者自装。 目次 風月と逆說 アスパラガスの模倣 文章の鉋 馬込隨筆 ハト・ハナ 曆 文藝雜稿 詩 書物雜考 映畫とラヂオ 人物と批評 發句 風土と紀行 悼文 卷末に(著者) NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオ…

新選小山内薫集

1928年8月、改造社から刊行された小山内薫の小説選集。 目次 色の褪めた女 手 病友 十三年 乞食 不思議 不男 足拍子 堀田の話 粘土 梅龍の話 手紙風呂 逆戾り 英一蝶 江島生島 第一課 黃昏の世界 背敎者 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

日時計 現代ドイツ詩集/富士川英郎編訳

1961年2月、彌生書房から刊行されたドイツ詩集アンソロジー。編訳は富士川英郎。 目次 シュテファン・ゲオルゲ リカルダ・フーフ アルフレート・モンベルト フーゴー・フォン・ホーフマンスタール レオポルト・アンドリアン リヒャルト・シャウカル ルードル…