2018-03-12から1日間の記事一覧

抒情的人生處方詩集 ケストナー

1952年4月、創元社から刊行されたエーリッヒ・ケストナー(1899~1974)の詩集。翻訳は小松太郎(1900~1974)。 目次 列車の警喩 男聲のためのホテルでの獨唱 臆せず悲しめ 堅信を受けた或る少年の寫眞に添へて 顏のうしろは誰も覗かない 努力家 墓場の老女…

少女文学教室 神崎清

1939年3月、実業之日本社から刊行された神崎清(1904~1979)による少女向け作家紹介。装幀・装画は松本かつぢ。 目次 木村 曙 二葉亭四迷 正岡子規 樋口一葉 國木田獨歩 德富蘆花 與謝野晶子 小泉八雲 夏目漱石 長塚 節 石川啄木 森鴎外 芥川龍之介 島崎藤村…

すこしゆっくり 征矢泰子詩集

1984年11月、思潮社から刊行された征矢泰子(1934~1992)の第4詩集。第9回現代詩女流賞受賞作品。 はじめての詩集をまとめてから、もう八年がすぎました。当時、小学生だった娘は大学生になり、いっぱしの批評をする手きびしい 読者になってしまいました。 …

少年部落 長谷健

1947年10月、大日本雄弁会講談社から刊行された長谷健(1904~1957)の少年小説。装幀装画は二科十朗。 目次 1 新開 2 まむしのうち 3 いけどり 4 夜の客 5 おとなと子どもと 6 惡漢みたいな男 7 雨期きたる 8 流される人間 9 裸の行列 10 善福寺…

現代の詩心 深瀬基寛

1958年11月、筑摩書房から刊行された深瀬基寛(1895~1966)の詩論集。装幀は庫田叕。 目次 Ⅰ 詩の道と宗教の道 イギリスの現代詩 現代詩の意味 Ⅱ エリオットの人と思想 『荒地』への道 トインビー史觀と詩 Ⅲ 故鄕の喪失 仙俗の辯 二つの椅子の間―往復書簡― …