2018-03-14から1日間の記事一覧

詩の旅 絵の旅 小柳玲子

2010年10月、書肆クリシェから刊行された小柳玲子のエッセイ集。 二〇〇九年六月十七日より、西日本新聞朝刊に五十日間エッセイを連載した。 この年は音楽家フェリックス・メンデルスゾーンの生誕二百年にあたり、長年メンデルスゾーンの余技であった彼の絵…

塵埃と埋火 倉橋健一

1981年5月、白地社から刊行された倉橋健一(1934~)の詩論集。装幀は倉本修。 この本では、一九七五年刊の『未了性としての人間』(椎の実書房)以後に書いた詩論に、とくにふるいもののうちから、カフカについてのノートと支路遺耕治ノートを加えて収めた。 …

アケボノ象は雪を見たか 別所真紀子詩集

1987年10月、皆美社から刊行された別所真紀子(1934~)の第2詩集。装画は八島直光。 雨や雪が好きである。曇天、湿り気、木蔭にぬれぬれと咲くユキノシタやドクダミ。そんなものに心惹かれるのは「石見」という湿潤な土地に生れ育ったからにちがいない。じ…

東京夢現百景 花田英三詩集

1984年10月、矢立出版から刊行された花田英三の第4詩集。装画装幀は三嶋東典。写真は岩崎光子、志摩かほる。 目次 鶴巻町 上野動物園 千鳥ヶ淵 面影橋 武藏関 池袋大踏切り 日本橋 門前仲町 江東楽天地 吹上御苑 人形町 綾瀬 洗足池 赤堤 富岡八幡 皇居前広…

城の町 尾崎与里子詩集

2004年9月、草原詩社から刊行された尾崎与里子の第5詩集。装幀は谷川徹。 長浜と彦根はどちらも琵琶湖の北に位置する静かな城下町。私は長浜で人生の前半を、後半を彦根で過ごしてきました。多分、この二つの町以外での暮らしを知らないまま生涯を終えるでし…

取り乱した良心 妻木新平

1949年草原書房から刊行された妻木新平(1905~1967)の短篇小説集。装幀は石川夏男。 目次 取り乱した良心 訪問した女 六人目の女 夫婦の序章 悪魔 破光 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

望郷と海 石原吉郎

1972年12月、筑摩書房から刊行された石原吉郎(1915~1977)の評論集。 目次 Ⅰ 確認されない死のなかで ある〈共生〉の経験から ペシミストの勇気について オギーダ 沈黙と失語 強制された日常から 終りの未知 望郷と海 弱者の正義 Ⅱ 沈黙するための言葉 不…

日々の言づけ 菅原克己詩集

1984年8月、編集工房ノアから刊行された菅原克己(1911~1988)の第9詩集。 これは九冊目の詩集で、前詩集『夏の話』以後の約三年間の作品である。日常の報告ともいうべきものであるが、ぼくとしては、何やら瞬きするようにして、まわりの動きを視つめてきた…

続分別ざかり 君本昌久詩集

1963年7月、蜘蛛出版社から刊行された君本昌久の第4詩集。装幀・装画は鴨居玲。 目次 こえ(ボタイノ ソトナラ……) こえ(日曜日は……) 平和でない 時の踊り 時・Tick-tack, Tick-tack…… ね 声 降られているフランツ・シナトラ氏 詩の宿題 NDLで検索日本の古…

分別ざかり 君本昌久詩集

1963年6月、昭森社から刊行された君本昌久(1928~1997)の第3詩集。扉・題字は村上望、イラストは土井伸彦、ポートレートは前田茂雄。 目次 序詩 ”娘が”欲しい 白石かずこ くれないか 娘 娘が* 娘が** カクメイは無かった 風立ちぬ 暗 割れる 手の記憶 逢え…