2018-03-24から1日間の記事一覧

破滅者――グレン・グールドを見つめて―― トーマス・ベルンハルト

1992年7月、音楽之友社から刊行されたトーマス・ベルンハルト(1931~1989)の長篇小説。翻訳は岩下眞好(1950~2016)。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ヴィトゲンシュタインの甥――最後の古き佳きウィーンびと―― トーマス・ベルンハルト

1990年7月、音楽之友社から刊行されたトーマス・ベルンハルト(1931~1989)の長篇小説。翻訳は岩下眞好(1950~2016)。 二百人の友人が私の埋葬に集まるだろう。そして私の墓の前で、君が弔辞を述べるのだ。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフ…

消去(上下) トーマス・ベルンハルト

2004年2月、みすず書房から刊行されたトーマス・ベルンハルト(1931~1989)の長篇小説。原作”Auslöschung”は1986年刊。翻訳は池田信雄(1947~)。カバー写真はTAKASAWA Tosie”Visage”。新装版が2016年3月に刊行された。 オーストリアの作家トーマス・ベル…

玫瑰の丘 宮田正平詩集

1982年8月、コスモス社から刊行された宮田正平(1913~)の第2詩集。 誤植だらけの生活を拾いなおし組みなおしいやもう自分でも数えきれないほどに明日への校正刷りを塗りつぶして(「序詩」より) 目次 序詩 作品Ⅰ 迎え火 窓 遺言 網 選りによって 独りの常…

冬の歌 宮田正平詩集

1985年12月、黄土社から刊行された宮田正平(1913~)の第3詩集。 目次 作品Ⅰ 雨季 雨けぶる 秋霖 おかしな木 憩い のどかなる 立枯れ 結氷期 いのち 悔恨 笹舟 盲信 螢 さりげなく 作品Ⅱ 巣箱 流す 曲軒 論争 署名 共犯者 釣り人 油盛 自由 掟 孤愁 秋の日…

ONCE1950~1959 谷川俊太郎

1982年8月、出帆新社から刊行された谷川俊太郎選集。装幀は堀内誠一。 今の自分にはもう決して書けぬもの、それなのにどうしようもなくまだ自分自身のうちにひそんでいるもの、私が私以外の何者でもなく、だがそれ故にこそ、私が私からあふれ出て、他の人人…

その日まで 草野信子詩集

2016年5月、ジャンクション・ハーベストから刊行された草野信子(1949~)の第7詩集。第35回現代詩人賞候補作品。 目次 夜があけると おだやかな美しい五月 その日まで 半球 ガソリンスタンド 実技練習 かぎ針一本 それからは にもつ 仮定法 仙台ゆべし 忘れ…

詩のレッスン――現代詩100人・21世紀への言葉の冒険

1996年4月、小学館から刊行されたアンソロジー。初出は「週刊ポスト」連載(1992~1994)。編著者は井坂洋子、入沢康夫、平出隆、三木卓。装画は後藤えみこ、装幀は菊地信義。♠は入沢康夫、♣は三木卓、♥は井坂洋子、◆は平出隆の執筆。 目次 失恋 ねじめ正――…