2018-03-28から1日間の記事一覧

風来坊ふたたび 岡崎武志詩集

2017年3月、古書善行堂から刊行された岡崎武志の第2詩集。装幀は林哲夫。 目次 どうせ一人だもの 風来坊11 雨に濡れた地図 風来坊12 河口に近づく 風来坊13 黒いオートバイ 風来坊14 どこから来たのかと問いかけられた 風来坊15 腹が減ると見る夢は 風来坊16…

赤い絵具 細井一郎詩集

1952年6月、朝書房から刊行された細井一郎の第1詩集。 目次 赤い絵具 波 海辺 雲 挽歌 夜半に手折らば 冬の道 ヴァイオリン 未知の妻 不協和 夜想 芝生 いとささやかな 子供 道 子猫: 祭 火の見櫓 初秋 高原 銀杏の葉 舗道 なまこ うつろな世に一人いて しば…

織詩・十月十日、少女が 阿部岩夫詩集

1986年6月、思潮社から刊行された阿部岩夫の第7詩集。表紙・本文デザインは芦澤泰偉、表紙CGは山口高。附録は栞「織詩ノート」。 目次 三月十日、少女が 鳥が襲う日 日に雨戸を閉め 醜い夢の像 町の四つ辻を夢が走る 三面鏡の声 橋の下 夢の中を女狐が走る …

西方日記 山本かずこ詩集

1983年7月、いちご舎から刊行された山本かずこの詩集。装幀は神保力。 目次 ニュース ゲーム 友だち 夜の観覧車 もりのゆうびんきょく 八月 三四郎池 真砂図書館 原因 暮らし おばあちゃん 新井強一さま グランド・ファーザーの店で 神田神保町交差点のたそ…

討議戦後詩――詩のルネッサンスへ 野村喜和夫+城戸朱理

1997年1月、思潮社から刊行された野村喜和夫と城戸朱理による戦後詩に関する討議記録。討議はゲストが参加。装幀は夫馬孝。 目次 はじめに 吉岡実 レポート『絶対の両義性』(城戸朱理) 討議『新たなる単独性』(ゲスト・守中高明) 鮎川信夫 レポート『起源と…

クモラス 坂輪綾子詩集

2001年12月、思潮社から刊行された坂和綾子の詩集。装幀は東麻央。 目次 あなたのことを考える ポー川 うたう すきおこし 生命線 ①動けないように足を踏んでおく リ・サイクルな子ども 悲しい話 不幸せの犬 かばん それでねのね 水琴窟 地下水 ♭ 何かを体で…

森へ 島田陽子詩集

1991年6月、編集工房ノアから刊行された島田陽子(1929~)の第7詩集。 十数年前の秋、愛の憧れと苦悩をうたった若い男性の詩集に出会った。現代には少なくなった、甘美で、透明なその抒情が、私の中で表現を待っていたものの導火線となった。私もまた、ひと…

棒杭 佐々木安美詩集

1981年6月、私家版として刊行された佐々木安美(1952~)の第1詩集。 初めて詩集をだすことにした。一九七六年の「石」から、一九八〇年の「自由」までを収録した。年代は無視して再構成した。大きく分類すると、いくつかの傾向を見いだせるが、あえて明確に…

天命 眞鍋呉夫

1952年9月、書肆ユリイカから刊行された眞鍋呉夫の長篇小説。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

死を宣告された家畜たち 嶋岡晨

1968年3月、三一書房から刊行された嶋岡晨(1932~)の長篇小説。カットは日和崎尊夫。 目次 第一章 ある男の告白 第二章 死の周辺 第三章 兇悪な細胞 第四章 地獄への出発 第五章 夢の獲物 第六章 肉の祭り 第七章 残忍な仔羊 第八章 危険な快楽 第九章 崩…

ガールフレンド 川口晴美詩集

1995年9月、七月堂から刊行された川口晴美の第5詩集。イラストは上條淳士。 目次 夏の部屋 寒気 カッコウ・ワルツ 極楽パチスロへ行こう ブルーなシーツ レッスン Doughnuts in 「TWIN PEAKS」 ゲーセンじょうのアリア 夜中にコンビニエンスストアへおにぎり…