2018-03-29から1日間の記事一覧

荒地詩集 1951 

1951年8月、早川書房から刊行された「荒地」グループのアンソロジー。 目次 Xへの獻辞 I 詩 沈默・北村太郎 墓地の人 微光 センチメンタル・ジャアニィ二篇 雨 希望・三好豊一郎 囚人 青い酒場 Magic Flute 再び! 夜の沖から 交感 空 避雷針、或は瀕死の夢…

荒地詩集 1956

1956年4月、荒地出版社から刊行された「荒地」グループのアンソロジー。 目次 詩篇 とびうおの歌・衣更着信 岩 とび 緋い咽喉 とびうおの歌 十一月 納屋にて 遠い国・木原孝一 予感 鎮魂歌 最後の戦闘機 遠い国 二月二十九日の詩・中桐雅夫 海 人民のひとり …

荒地詩集 1953

1953年1月、荒地出版社から刊行された「荒地」グループのアンソロジー。 目次 基督磔刑圖 <グルュネヷルド> 原色版 I 詩篇 一枚の木の葉のように・黒田三郞 微風のなかに 一枚の木の葉のように 夜の終り・鮎川信夫 天國の話 「なぜ?」について 淋しき二重…

荒地詩集 1952

1952年6月、荒地出版社から刊行された「荒地」グループのアンソロジー。 目次 I 詩篇 榮光・中桐雅夫 詩 遍歴 夜明け 國 Thanatopsis 電車 Angst 夜 少女 對話 立棺・田村隆一 幻を見る人 豫感 生きものに關する幻想 月光 立棺 現代史・堀田善衞 序の歌 潟の…

荒地詩集 1955

1955年4月、荒地出版社から刊行された「荒地」グループのアンソロジー。 目次 詩篇 詩三篇・中桐雅夫 Birdie New Year Eve High Noon 沙市夕景・加島祥造 黙つてる湖 沙市夕景 少年期・吉本隆明 少年期 君の影を救うために 時と河のながれ・木原孝一 声 檻 …

荒地詩集 1957

1957年10月、荒地出版社から刊行された「荒地」グループのアンソロジー。 目次 詩篇 首都へ・吉本隆明 恋唄 恋唄 二月革命 首都へ 小さなユリと・黒田三郎 この道のしずかさに しずかな朝 顔のなかのひとつ 夕方の三十分 F医師の死・佐藤木実 夢 波 F医師…

荒地詩集 1958

1958年12月、荒地出版社から刊行された「荒地」グループのアンソロジー。 目次 詩篇 譚詩曲・木原孝一 ちいさな船 ちいさな橋 呼ぶもの 戦いの終り 秋の夜の譯詩曲 美の党員・鈴木喜緑 美の党員 少年の思想 花 愛 愛 刃物 どびん 八月よ、早く去れ・中桐雅夫…

『青鞜』人物事典 ―110人の群像― らいてう研究会

2001年5月、大修館書店から刊行された「青鞜」に関わった人物事典。編著はらいてう研究会。 私たちの研究会は、一九九六年『「青鞜」の五〇人』という冊子を自費出版しました。幸いこの『五〇人』は好評で、宣伝したわけでもないのに全国の多くの方からご注…

カラカス よしかわつねこ詩集

1988年3月、花神社から刊行されたよしかわつねこ(1961~)の第6詩集。 目次 I カラカスの鳩 ベネズェラ詩篇 カラカスの鳩 二匹の魚と五つのパン ばらを売る男 ハリケーンⅠ ハリケーンⅡ びんろうじゅⅠ びんろうじゅⅡ さよならカラカス メキシコ詩篇 翔ぶ・メ…

木犀領 大竹蓉子歌集

1972年2月、白玉書房から刊行された大竹蓉子の第2歌集。表紙装畫はE・M・リーリエン「第四のモーゼの書の為の畫」。扉装畫は塚本靑史、編輯装釘は須永朝彦。第一歌集『レモンとハイド氏』(思潮辻、1976年2月)以後の作品から279首を選歌編輯。 目次 黄昏頌 差…

ぴったりこない 堀口定義詩集

1974年5月、風社から刊行された堀口定義(1914~)の第1詩集。 目次 うそ 変な言葉 伊豆 モンスーン期邪馬台国案内 祭り あとの祭り 道具箱 わが友よ ぴったりこない 桐の花 蟇と蛇 カッコ悪い男でありたい 朱鷺 鳶 留守都 二月の旅人 若い町 実の山査子 歩…

明るい日 野木京子詩集

2013年6月、思潮社から刊行された野木京子の第2詩集。装幀は稲川方人。題字は宇田川新聞。 宇宙を構成する塵のようなものが地上だけではなく、天上世界をも、地下世界をも渦状粒子のように激しく動き回っている。そこに、いなくなったもの、ここに不在のもの…

泳ぐ馬 石川逸子詩集

1984年2月、花神社から刊行された石川逸子(1933~)の第6詩集。 目次 Ⅰ 泳ぐ馬 ルナの死 ルナの家 あの子 かなしみ 島で 星のはなし 風景 沼 どこで Ⅱ 御大霊とりのうたえる 波の音 池の女のうたえる 悼・久坂葉子 パラのはなし 海賊 遅く 線引き 面 Ⅲ 歩い…

鶏劇 1965~1971 米村敏人詩集

1971年10月、永井出版企画から刊行された米村敏人(1945~)の第2詩集。装幀は辰巳四郎。解説は黒田喜夫。 目次 黙約 The Blue Father Ⅱ 家狂い 歯形 長兄 少年の村 舌くびれる村へ 彼岸の村 水音のように 鶏劇Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ 犬 蟬 病気 家人 あばら考 ハー…

侵入し、通過してゆく マイ・フェイヴァリット・シングズ  福間健二詩集

2005年7月、思潮社から刊行された福間健二(1949~)の詩集。装幀は福間恵子。第13回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 1 マイ・フェイヴァリット・シングズ 2 きみは私の名前を知らない 3 家 4 罪を意識する旅は終わったが 5 レプリカ 6 ダンス、世界を体に入れ…

窯変論 アフォリズムの稽古 北川透詩集

2008年10月、思潮社から刊行された北川透(1935~)の詩集。装画・装幀は毛利一枝。 目次 白い浴槽の中の花嫁 それについて 窯変論 洎夫藍鏡、あるいは、糸狂い 救援隊 折れ曲がった耳 のにのに坂 波打ち際 うごめく意匠 最近における周辺生物の観察 仮面劇 …

反コロンブスの卵――現代詩人論 郷原宏

1972年12月、檸檬屋から刊行された郷原宏(1942~)の詩人論。 郷原宏の詩論の全体を一貫するものは、つねに正統性を指向してやまぬ、剛直にして潔癖なその論理である。このことは、正統を指向することにいわれなき勇気を要求される風潮のさなかにあって、か…

心のタカヒク 佐々木安美詩集

1990年4月、遠人社から刊行された佐々木安美(1952~)の第3詩集。装幀は十川雅典(plus佐々木古奈)。 目次 バナナの皮が寝ているよ 心のタカヒク ビニールプール 詩の変身 ウサちゃんからウサオくんへ どろりの皮だよ 窓 ムカシ 五十一 パサ タトの長い首 …