2018-04-05から1日間の記事一覧

麗人 青山光二

1996年6月、新潮社から刊行された青山光二の長篇小説。装画は東逸子「APELION」より。 目次 一章 麗人 二章 教会はそこ 三章 穴 四章 埋葬 終章 暮れなずむ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

六音律格詩 附 歌ふ詩の研究 多田三七詩集

1954年9月、長谷川書房から刊行された多田三七の研究書。装幀、口絵は著者。 目次 序 服部嘉香序 山田耕筰曲譜 1春を待つ2彌撤の鐘3ふるさとの山4ペチカの夜5暁の湖 ・六七六調俳詩 元旦 世界二つに 早春 獨立の譜 初夏 惡魔の灰 夏 靑葉の雨 母子草 平…

白地図 小山和郎詩集

2000年9月、紙鳶社から刊行された小山和郎(1932~2011)の第4詩集。1987年の朝日新聞阪神支局襲撃事件後、小山の自由律俳句「明日も喋ろう 弔旗が風に鳴るように」が支局に掲げられた。 目次 白地図 唄 遁走 昨日譚 罅ぜる空 煙談 穴居日誌拾遺 夜の話 流れ…

火のプレリュード 加藤裕一詩集

1978年3月、蜘蛛出版社から刊行された加藤裕一の第1詩集。装幀は君本昌久。 目次 Ⅰ 詩篇 火のプレリュード 雲 灘・黒岩にて 蝉しぐれ 北魏の石仏 七支刀 甘樫の実 Ⅱ 詩篇 富士見療養所 公園 古い新開地 室津 暗中模索 熱帯魚 書写山 秋 Ⅲ 詩篇 変光星 乙女の…

幻視の文学――現実を越えるもの 日野啓三評論集

1968年12月、三一書房から刊行された日野啓三の評論集。カバーは石川勝。 本書は『存在の芸術――廃墟を越えるもの』(南北社)、『虚点の思想――動乱を越えるもの』(永田書房)に次ぐ私の第三評論集である。『存在の芸術』では芸術の原理的試論を、『虚点の思想』…

虚構的時代の虚構 日野啓三評論集

1972年9月、冬樹社から刊行された日野啓三の評論集。装幀は水木連。 目次 第1章 手ごたえなき時代 Ⅰ 虚構的時代の虚構 Ⅱ 象徴なき時代 第Ⅱ章 虚構の原点 Ⅰ 私を越える《私》 Ⅱ はじめに夢があった Ⅲ 虚空の凝集力 埴谷雄高論 Ⅳ 夢の中での出会い 第Ⅲ章 言葉…

啼鳥四季 渋沢孝輔詩集

1991年10月、思潮社から刊行された渋沢孝輔の詩集。 目次 五月のキジバト 形のない球体 秋の現象 その指す方は 晴々しく禍々しく 歳末のひも 冬鳥の 幻の みな響あり 我が寝む夜ろは 燈台の光景 米寿女性に捧げるオード 待機 風狂じたる 定型論 倚るに因無し…

詩のヴィジョン 渋沢孝輔

1984年10月、思潮社から刊行された渋沢孝輔(1930~1998)の評論集。 「現代詩というものもずいぶん遠くまで来てしまったものだ」、と私は本文のなかの一頁に書いたけれども、これらの文章をまとめてみた今も、それは変らぬ実感である。遠くまで来て、さらに…

行き方知れず抄 渋沢孝輔詩集

1997年6月、思潮社から刊行された渋沢孝輔の詩集。装幀は司修。第5回萩原朔太郎賞受賞作品。 目次 一 劫争い 仲夏 夏の呪 ことにかがやきて 美容異変 風の行方も心せよ 夏の画布 ホモ・デメンス 劫争い 二 行き方知れず抄 ぜんまい 非詩一篇 夏芝居 甲斐大泉…

気狂いフルート 佐々木幹郎詩集

1979年7月、思潮社から刊行された佐々木幹郎の第4詩集。装画は李禹煥、装幀は菊地信義。 目次 行列 気狂いフルート 走り男 冬兎 漕ぐことの遊覧 液体のように 春風のカンジンスキー 麦や麦! 雨の声 隠亡 笛が鳴る 岬の幻 処置 血の霧 あとがき NDLで検索Ama…

濱口國雄詩集

1974年2月、土曜美術社から刊行された濱口國雄(1920~1976)の詩集。装幀は粟津潔。 目次 現場の人 中野重治序――「歌」にこたえて――中野重治へ Ⅰ 捕虜 犯罪人 東洋鬼Ⅰ 東洋鬼Ⅱ 東洋鬼Ⅲ 捕虜 雨 ヤカチ三態――北部ニュウギニアの或る地点で 飢 地獄の話 沼の…

月の裏側に住む 高柳誠詩集

2014年4月、書肆山田から刊行された高柳誠(1950~)の第20詩集。オブジェ制作は井坂奈津子。 目次 柔らかい梨 クレマチス 木の家の記憶 夕焼けの底 叔父さんの鳥 逆ネジを巻く 世界巨頭会議 五月ウサギ 負け犬の手 ふたごの月 赤足蟻の侵略 反睡眠症候群 月…

空と風と星と詩 尹東柱(ユンドンジュ)詩集

2015年7月、コールサック社から刊行された尹東柱(1917~1945)の詩集。翻訳は上野都。 目次 序詩 Ⅰ 自画像 少年 雪の降る地図 帰り来て見る夜 病院 新しい道 看板のない街 太初の朝 ふたたび太初の朝に 夜明けが来るまで 怖しい時間 十字架 風が吹いて 哀し…

死の島へ 坂井信夫詩集

2000年9月、漉林書房から刊行された坂井信夫の長篇詩。 ある日、書店でぱらぱらと見ていた画集のなかにアルノルト・ベックリンの『死の島』があった――いや、出くわした。そのときなぜか「これだ!」と思った。むろん、これは詩作のきっかけにしかすぎない。…

加線の歎語 原子朗詩集

2007年11月、花神社から刊行された原子朗(1924~2017)の詩集。「歎語抄」第六。装幀は平野充。 目次 序(ついで)の歎語 人間の歎語 春は名のみの歎語 火の歎語――ちちみねじれる時代の詩風に反逆するクマソ・スナオのTango 闇の歎語 コスモスの歎語――黒姫…

空の砂漠 原子朗詩集

1993年11月、花神社から刊行された原子朗(1924~2017)の詩集。装幀は平野充。「歎語抄」第二。 私は技巧を好かない。私は抒情をあまり好かない。私はつきあいもへただ。そのせいか、あいつは人の詩の鑑賞はよくするが、自分の詩はさっぱりうまくない、と一…

原石鼎 二百二十年目の風雅 小島信夫

1992年9月、河出書房新社から刊行された小島信夫による原石鼎の評伝。1990年版の増補。 前から考えている漱石と虚子の違い、散文と韻文の違いについて俳句をめぐって書きはじめたが、虚子にともなって現れた原石鼎が面白くなり、その人と俳句とを辿ってみた…

貧時交・時の玩具・以後 見える天使 菊岡久利

1940年4月、大観堂書店から刊行された菊岡久利(1907~1970)の第3詩集。装幀・装画は太田耕士。解説は中山義秀。 目次 Ⅰ 見える天使 品川 風俗一九三九年 時事類 風媒通信 繪馬 蜘蛛の巣 小さな子守歌 人間と天使の哀歌 幼な友だち 窓外五聯 挽歌 夢の日の…

家庭童話全集① 篠崎徳太郎

1980年7月、現代詩人社から刊行された篠崎徳太郎(1899~1984)の童話集。 目次 童話について(自序) 1こいのぼり 2二羽のにわとりと豆の種子 3かにのえ 4抜鳥の屏風 5赤い鯉 6水晶の植木 7ある彫刻家 8甲虫と屑屋さん 9とぅとい願い 10雀と百姓 11…

使者 中正敏詩集

1965年9月、思潮社から刊行された中正敏の第2詩集。装幀は朝倉摂。 中正敏。彼がどのようにして詩に憑かれたか。私はまず、それについて語っておきたいと思う。 中正敏が、はじめて私の眼の前にあらわれたのは、数年前の、東京都都民学校の教室であった。そ…