2018-04-27から1日間の記事一覧

ぴんはらり 栗林佐知

2007年1月、筑摩書房から刊行された栗林佐知(1963~)の小説集。表題作は第22回太宰治賞受賞作品(「峠の春に」を改題)。挿画は卯月みゆき、装幀は藤田知子。 目次 ぴんはらり 菖蒲湯の日 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

うたものがたり 大江満雄

1947年2月、寶雲舎から刊行された大江満雄の童話集。挿絵・装幀は寺田政明。 目次 はじめのお話 テコナの玉 ムシマロの歌 ウグヒスに育てられたホトトギス 自ら歸った子龜の話 春のつみぐさ 泉 海女 小馬の見送り クロメと赤駒 カラスの言葉 ハハソの森 海の…

殘燈 尾崎士郎

1942年3月、綿城出版社から刊行された尾崎士郎(1898~1964)の短篇集。装幀は鳥海青児 。 目次 灯(ともしび) 貞操工事 渡邊兄弟 激流 擧兵の夜 伊織と勘兵衛 敵討と戀人 殘燈 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

日蝕の夏 石原慎太郎

1956年8月、三笠書房から刊行された石原慎太郎(1932~)の短篇集。 目次 日蝕の夏 ヨットと少年 失われた女 取り返せぬもの 理由なき復讐 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

いたづらッ子のソッフィさん 仏蘭西お伽噺 セギユール

1921年12月、北隆館から刊行されたセギユール(1799~1874)の童話。翻訳は本野久子(1868~1947)。 目次 一 蝋細工の人形 二 人形のお葬式 三 中庭の出來事 四 小さなお魚 五 黒い鷄 六 蜂のお話 七 濡れ毛 八 散切り眉毛 九 馬のパン 十 クリームと燒きた…

私の同時代 エッセイ1980~1986 鮎川信夫拾遺

1987年11月、文藝春秋から刊行された鮎川信夫(1920~1986)のエッセイ集。 目次 1 アンチ・ヒーローの空間 私のフリータイム 「逃げるボールを追って」について 詩人と易者 終戦間近の郡上八幡 敗戦書翰 渡し舟 乱読の効用 「シャーロック・ホームズ」解説…

月に吠える 萩原朔太郎(復刻版)

1917年2月、感情詩社から刊行された萩原朔太郎の第1詩集。画像は1976年9月、日本近代文学館から刊行された復刻版。名著復刻全集69。版画は田中恭吉。 目次 竹とその哀傷 地面の底の病氣の顏 草の莖 竹 竹 すえたる菊 龜 笛 冬 天上縊死 卵 雲雀料理 感傷の手…

女性詩集 星宴 

1954年9月、和光社から刊行された女性詩アンソロジー。編者は日本女詩人会。編集委員は、一柳喜久子、佐藤さち子、鈴木初江、壺田花子、中村千尾、山本藤枝。 目次 まえがき 深尾須磨子 落花 石垣りん 熊の葬いの日に 石川さふら 永遠の恋人 石川まき子 行楽…

境涯 清藤碌郎詩集

1963年8月、一間舎から刊行された清藤碌郎の詩集。實在叢書1。 詩集『境涯』に収録した作品は、第一詩集『花と終末』を出した三十年から、三十八年までの八年間に、『偽画』、『日本未来派』、『詩学』、『花粉』、『實在』、『帖面』などに発表したものであ…

余白を駆けるオートバイ 現代感覚論ノート 清水哲男

1976年6月、フィルムアート社から刊行された清水哲男のエッセイ集。装幀は平野甲賀。 目次 情緒不安定論 くたくた文明論――本音のようなタテマエ ア・ヌード――ポルノ時代のエロチシズム あるいは広告 毛/亀のタレントロジー/連れ小便 全国的にハルーッ!/ゲテ…