2018-05-04から1日間の記事一覧

海のエチュード 大湾雅常詩集

1980年10月、紫陽社から刊行された大湾雅常の詩集。編集は仲地裕子、装幀は真喜志勉。附録栞は森原智子。第4回山之口貘賞受賞作品。 目次 Ⅰ 車窓から めまい エア・ウェイ 失なわれた日の断章 肺の構図 最後の晩餐 心象のオムニバス 未来の休息 生者に与える…

日本未来派 菊岡久利詩集

1976年4月、カルチャー出版社から刊行された菊岡久利の第4(遺稿)詩集。編集は菊岡ノンコ。 目次 日本未来派 アニイ・パイルの歌 猶吉 インプレッション 警鐘 ピカソのたそがれ 蠟燭っぽい歌 口端にのぼる名前なぞ 挽歌 出来事 花 古い池 青春 古城のうた …

吉屋信子句集

1974年3月、東京美術から刊行された吉屋信子(1896~1972)の遺稿句集。編集は吉屋千代。装幀は殿村郁子。 目次 序 星野立子序 中村汀女初暦の句など 滝井孝作 追悼句 水原秋桜子・富安風生・永井龍男・渋沢秀雄・石塚友二・安住敦・高木晴子・五所平之助・…

家系 米屋猛詩集

1979年10月、思潮社から刊行された米屋猛の第1詩集。第13回小熊秀雄賞受賞作品。 目次 1 家系 船越駅で その朝 船川線 センチメンタルジャーニー サムカゼ山 夜の男鹿線 夜ごとみる夢 2 わが日常譚 愛されない小犬ゴンべを愛するうた 秋田市広小路 上野 ば…

家族 佐藤正子詩集

1986年10月、花神社から刊行された佐藤正子(1945~2015)の第2詩集。 目次 次兄 凧 シーソー 長兄 富士山 父 保護者 大晦日 元旦 百人一首 姉 母 見取図 神 空 帰宅 ツィゴイネルワイゼン 思春期 部屋 顔 叔父 毒薬 ことば 花火 父母 あとがき NDLで検索日…

まつげの林 竹久明子詩集

1970年4月、思潮社から刊行された竹久明子の第1詩集。装幀、装画は宇野亜喜良。題字、序文は西条八十。 目次 序文 西條八十 あなたへ あなたへ 風景 時 夢 めぐり逢い ハレーション 樹 素聲 小径 領土 爪 六本目の指 まつげの林 空気 許してほしい恋人 泥 泥…

花讃め 江森國友詩集

1977年5月、沖積舎から刊行された江森國友の第3詩集。版画は井上敏男。 目次 跋 宇佐美英治 花讃メ 四季 花冠 花陰 花暦 花音 花茎 花管 花信 青 花輪―印ヲ結ブモノトシテ終ニ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

幼童詩篇 江森國友詩集

1980年9月、昭森社から刊行された江森國友(1933~)の第4詩集。 目次 Ⅰ娘に (顔をのぞかせている小さな花房) (犬が吠えている) (リンゴは) (発語と音との間になにか重いものが……) (玉の転がって溢れる笑い) (朝 鳥多知乃佐辺津里乎聞) (その秋には なにより…

灰色の自動車 アレクサンドル・グリーン

2016年5月、アルトアーツから刊行されたアレクサンドル・グリーン(1880~1932)の短篇集。翻訳は西周成(1967~)。 目次 稀有な写真機 魔法のスクリーン 僕はいかにスクリーン上で死んだか 緑のランプ 灰色の自動車 NDLで検索アルトアーツ

近代ロシヤ詩集

1955年11月、三笠書房から刊行された近代ロシア詩集アンソロジー。翻訳は樹下節(1911~1990)。 目次 プーシキン ミューズ外三十五篇 レールモントフ 譚詩外三十六篇 シェフチェンコ わが唄よ外二十五篇 ネクラーソフ 現代の頌詩外二十七篇 デルジャーヴィ…

長春五馬路 木山捷平

1968年10月、筑摩書房から刊行された木山捷平の長篇小説。 目次 第一節 墓標 第二節 襤褸 第三節 戦禍 第四節 中国服 第五節 太常の妻 第六節 七家子 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

黄色い娼婦 森万紀子

1971年9月、文藝春秋から刊行された森万紀子(1934~1992)の短篇集。装幀は司修。表題作は第65回芥川賞候補作品。 目次 黄色い娼婦 日曜日 人の立つ橋 残骸の町 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

月夜見の島 青来有一

2002年10月、文藝春秋から刊行された青来有一の長篇小説。写真はChris Cook/SCIENCE SOURCE/amanaimages。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

人間のしわざ 青来有一

2015年4月、集英社から刊行された青来有一の作品集。カバーは関根正二「信仰の悲しみ」。装幀は櫻井久。 目次 人間のしわざ 神のみわざ NDLで検索Amazonで検索

小指が燃える 青来有一

2017年8月、文藝春秋から刊行された青来有一の作品集。装画は牧野千穂、装幀は関口聖司。 目次 沈黙のなかの沈黙 小指が燃える NDLで検索Amazonで検索

聖水 青来有一

2001年2月、文藝春秋から刊行された青来有一の第1著作集。写真は鈴木理策、装幀は石崎健太郎。「ジェロニモの十字架」は第80回文學界新人賞受賞、第113回芥川賞候補作品。「泥海の兄弟」は第116回芥川賞候補作品。「信長の守護神」は第121回芥川賞候補作品。…

中村武羅夫 文学と生涯 加藤愛夫

1976年3月、いわみざわ文学叢書刊行会から刊行された加藤愛夫による中村武羅夫の評伝。装幀は野崎嘉男。「いわみざわ文学叢書」第1集。 目次 序文 岩見沢市長 国兼考治 道産子作家 士族移民 武羅夫という名について 自然児は育つ 同人雑誌発行と代用教員 大…

焦土の風 坂本つや子詩集

1995年3月、夢人館から刊行された坂本つや子の詩集。装幀は林立人。「ゆめひと詩 篇」3。 前詩集『黄土の風』は、満州で生きた十代の記録であった。自分の生きていた時間を書くことは想像以上に手ごわかったが、今は、裸の自分を直視して書くしか方法がなか…

人生茶談 白鳥省吾

1956年4月、彩光社から刊行された白鳥省吾の随筆集。 目次 真珠探求 秋風の峠 天皇と老婆 或る無人島の話 河鹿聴し宿 鴨コ三羽と美妓 北京の珍味 峨々温泉で見た雅帖 蝮が来なかつたか 崖の観音、那古観音 車中小話 浜の大亀 日本一の鮎 草鞋で拾つた奇談 猟…

イルカ放送 レオ・シラード

1963年6月、みすず書房から刊行されたレオ・シラード(1898~1964)の空想小説。 翻訳は朝長梨枝子(1937~)。「みすず・ぶっくす」50。 目次 未来への悪夢 S・ヴィンセント・ベネ イルカ放送 私は戦犯として裁かれた マーク・ゲーブル財団 星々への呼びか…

星を撒いた街 上林暁傑作小説集 山本善行撰

2011年6月、夏葉社から刊行された上林暁選集。装幀は櫻井久。 目次 花の精 和日庵 青春自画像 病める魂 晩春日記 諷詠詩人 星を撒いた街 撰者解説 山本善行 NDLで検索Amazonで検索

人間の星 西川満

1959年6月、六興出版部から刊行された西川満の随筆集。装画は峯梨花。画像は函欠本。 目次 序章 いかなる星の下に 命運學への招待 大稻捏萬華鏡 星の老人 天上聖母算命 北斗と南斗 生命は死なず 情に飢えて 一三九 算命先生開業 天中殺秘義 幸福の條件 東の…

現代鎌倉文士 ゆかりの小説家たち 鹿児島達雄

1984年10月、かまくら春秋社から刊行された鹿児島達雄による評伝集。装幀は岡本半三。 目次 はじめに Ⅰ 明治期 (1)泉鏡花 (2)大塚楠緒子 (3)国木田独歩 (4)島崎藤村 (5)夏目漱石 Ⅱ 大正期 (1)芥川龍之介 (2)大佛次郎 (3)葛西善藏 (4)久米正雄 (5)長与善郎 (6…

理由なき復讐 石原慎太郎

1956年4月、三笠書房から刊行された石原慎太郎(1932~)の第2創作集。 目次 ヨットと少年 理由なき復讐 失われた女 取り返せぬもの 黒い水 日蝕の夏 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

朝霧 永井龍男

1950年6月、改造社から刊行された永井龍男の短篇集。 目次 朝霧 花火 子供のアルバム 『あひびき』から バースデイ・ブツク 胡桃割り-ある少年に- 麻の上着 往來 へちまの棚 菊と飛行機 ペロッケ 竹籔の前 ある夏まで あとがき NDLで検索日本の古本屋で検索ヤ…

大阪八景 藤澤桓夫

1960年2月、講談社から刊行された藤澤桓夫の長篇小説。装幀は関野準一郎。 目次 忍術小僧 辻斬頭巾 金のなる木 女難の相 謎の女 悲願の使者 破邪の剣 蜘蛛のたくらみ 春怨 花語らず 慕情 小猿と狼 冷眼 花さまざま 蠅 風前の灯 露地の中 立つ鳥 峡谷の決闘 …