2018-09-04から1日間の記事一覧

戦争と短歌 早川幾忠

1944年4月、潮文閣から刊行された早川幾忠の評論集。早川は金子薫園門下の歌人。画像は裸本。 目次 序 戦場文學としての短歌 支那事變の短歌 大東亜戦争の海戦の歌 大東亜戦争歌集の印象 愛國百人一首朗読朗誦の句切の問題 愛國百人一首句切表 歌を作る勤労…

魅惑 facination 支倉隆子詩集

1990年10月、思潮社から刊行された志倉隆子の第4詩集。 目次 世界――栗と毒のある 橋本 こんど遮断機があがったら 数 妙義 一日 ダブダブのパジャマを着て 高床式・echo メード・イン・オハイオ グッビオ 船便、という言葉を使いたくなって 魅惑、という部屋 …

風の薔薇 川田靖子詩集

1998年12月、書肆山田から刊行された川田靖子(1934~)の第5詩集。装画は入江観。 目次 八月の林の空地 遊色 砂の薔薇 まつとしきかば 暗きより暗きへ 風の薔薇 ぬばたまの 聖母お潔めの祝日に 凍れる薔薇 瓶の中の帆船 水は炎となって 鏡の中の家族 八月の…