2018-09-15から1日間の記事一覧

名僧の母 清谷閑子

1941年3月、新踏社から刊行された清谷閑子による偉人物語。遺作。画像は裸本。 目次 良辨僧正の母 傳教大師の母 弘法大師の母 惠心僧都の母 法然聖人の母 榮西禪師の母 親鸞聖人の母 一遍上人の母 日蓮聖人の母 一休禪師の母 松雲禪師の母 盤珪和尚の母 白隱…

ないしょ 伊藤茂次詩集

2009年3月、龜鳴屋から刊行された伊藤茂次の詩集。編集は外村彰、題字は著者、表紙画は滝田ゆう、奥付版画は高橋輝雄。画像は普及版。 目次 一 自分のこと 亭主の顔 晴天 ないしょ 私はひざこぶを曲げて 裏辻のアパート 二 ある数式 僕の卑下 涙 鉛の入って…

青みどろ 三橋美江詩集

1985年7月、ぎふ七人会から刊行された三橋美江の第4詩集。 目次 大岡川抄(横浜懐古) 大岡川抄 雪 雪 つけまつ毛の女 汐汲坂 八幡橋界隅 伊勢佐木町懐古 地蔵坂 谷戸坂 初冬 山羊 南京街の魚屋 横浜維新 雪 讃歌 淋しいバスの停留所 雪 雪 地球病む 嫉妬 御望…

エバの裔 塔和子詩集

1973年6月、渡辺隆の援助で燎原社から刊行された塔和子(1929~2013)の第3詩集。題字は村野四郎、装幀は渡辺隆。 目次 渚 貧婪な手 痛み 水 真夏の昼 生存 エバの裔 帰郷 舞台 回生 夜 いつも見知らぬ手に ひとつの包 肉体 挑発 壺 新しい世界 慰撫 飾り 選…

核時代の童話 栗原貞子詩集

1982年3月、詩集刊行の会から刊行された栗原貞子の詩集。 目次 ベラウの海の白い貝 ベラウの海の白い貝 ちえおくれの子らのヒロシマ 幼いものの声 被曝 鳥 マンモス団地 祭 核時代の童話 王様の耳はろばの耳 黄金と核 ヒロシマと裸の王様 裸の王様 アメリカ…

千貫門 木村恵子詩集

1973年1月、安部宙之介の木犀書房から刊行された木村恵子の第1詩集。表紙カットは加藤喜夫。 目次 序 安部宙之介 第一部 千貫門 えぼし山 千貫門 はい色の空 華厳の滝 白い滝 家庭 冬の海 花 六月の海 雨 富士 日本 まち 海 嵐山の川 夕暮れ 油壺 クレヨンの…

世紀末オーガズム 榊原淳子詩集

1983年10月、思潮社から刊行された榊原淳子の第2詩集。装幀は菊地信義。附録栞は、長谷川龍生「カジュアルからフォーマルな方向へ」、瀬尾育生「はい、ワタクシのねずみにかけて」、榊原淳子「日記」。 目次 Ⅰ ホット・ココア ますかれーど 手を清潔にしたい…

夜の貨物列車 こばやし・つねお詩集

1953年10月、黄土社から刊行されたこばやし・つねおの第2詩集。 目次 鶏の歌 健康保険被保険者証について がまぐちのうた 夜あけのさまを 春よ まずしき子らの上に 梅の花 電柱は立っている 崖の上にねむっている男 朝の祝福 茨城の玉ねぎ 夏がやってきたな…