2018-09-30から1日間の記事一覧

薄命の作家 素木しづの生涯 沖藤典子

1988年6月、新潮社から刊行された沖藤典子(1938~)による素木しづの評伝。 目次 プロローグ 藤村操の自殺と三人の女 第一章 運命の刻印 第二章 作家志願 第三章 青春の夢 第四章 出会いの島 第五章 暁の誓い 第六章 赤ちゃんや 第七章 血の絆 第八章 二人…

ミネソタ詩集 ロバート・ブライ+ルーイ・シンプスン+ジェームズ・ライト

1967年3月、思潮社から刊行されたアンソロジー。翻訳は片桐ユズルと池谷敏忠。現代の芸術双書21。 目次 まえがき(片桐ユズル) ロバート・ブライ 広告屋の大軍 J・P・モーガンの昇天のための詩 ラキパール川にむかって車をはしらせる 三部に分かれた詩 助…

詩と、人間の同意 稲川方人

2013年5月、思潮社から刊行された稲川方人の評論集。著者自装。 目次 はじめに 生ける言葉と死す言葉 いまこそ難解な虚構が求められなければならない 詩が書かれたことの記憶 吉岡実がいるということは…… この死の「最後」に詩=史は明るく口を開いている 北…