2018-10-09から1日間の記事一覧

十一月――ぼくの生きた時代  工藤幸雄

2007年10月、思潮社から刊行された工藤幸雄の第2詩集。装画は古川沙織。 詩集成立のいきさつは、最後からふたつ目に収めた作「慈恵会第三病院」で述べた。省みれば、あれは、めったには巡ってこないチャンスであった。その証拠に、ことし五月、同じ病院に五…

闇のアラベスク 北川透詩集

1971年2月、あんかるわ叢書刊行会から刊行された北川透の詩集。あんかるわ叢書5。 目次 反アラベスク 魚の橋 朝の地図 視えない星 わが故郷よ 風景論 幻野の渇き魚の橋――異稿 華やぐ魚 闇の球盈つ 遠くからおまえが…… 蝶あるいは優しい時 蝶あるいは夕暮れの…

花のき村と盗人たち 新美南吉

1946年1月、國民圖書刊行會から刊行された新美南吉の童話集。 目次 ごん狐 百姓の足、坊さんの足 のら犬 和太郞さんと牛 花のき村と盜人たち 正坊とクロ 鳥右ヱ門諸國をめぐる 「花のき村と盗人たち」の著者を悼む 與田準一 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフ…