2018-12-09から1日間の記事一覧

母不敬(ぶふけい) 柴田恭子詩集

2007年10月、思潮社から刊行された柴田恭子の第4詩集。刊行時、柴田は高岡法科大学教授。 八年前、実家を壊して土地を他人に売ることになった。噂を聞きつけて中国人の友人が駆けつけ、荷物が運び出されてガランとした仄暗い十五畳の和室をのぞき込んだ。「…

みやび 新古今集の時 坊城俊民

1984年8月、桜楓社から刊行された坊城俊民(1917~1990)の評論集。 目次 春の夜の夢 入江相政 みやびと私 一 二 新古今集からみた王朝の和歌 一 王朝の子女と学問 二 新古今集仮名序 三 春歌上 四 船岳御幸 五 春歌下 六 夏秋冬歌 七 綾藺笠 八 言葉のしら…

青息吐息の僕の詩集 鈴木敏幸詩集

2005年12月、わこう出版社から刊行された鈴木敏幸の第5詩集。装幀は増田朱躬。 目次 東武東上線和光市駅北口叙景詩 『大菩薩峠』机龍之助と浅野晃の巻 たこ焼き屋さん 傘屋 其の一 傘屋 其の二 夜汽車 ドクター・中松氏そして桜散る頃 僕達のタマちゃん 新宿…