2019-01-09から1日間の記事一覧

種まく人の譬えのある風景 倉田比羽子詩集

2008年10月、書肆山田から刊行された倉田比羽子(1946~)の詩集。装幀は亜令。 本書は、「るしおる」40号(2000年5月)から64号(2007年5月)に、ほぼ連続して書き継いできた諸篇を改稿し構成したものです。ほかに「現代詩手帖」(2007年9月号)、「関西文学」53…

他人とあたし 柴田恭子詩集

1976年7月、思潮社から刊行された柴田恭子の第3詩集。装幀は草野心平。 柴田恭子と何時出会ったのか、今となってはさっぱり思い出すことが出来ない。何時の間にか、「ヴェガ」の同人でありそして「歴程」の仲間であった。 出会いに強烈な印象がなく、空気を…

にょしんらいはい 小川アンナ詩集

1970年9月、あんず舎から刊行された小川アンナ(1919~)の第1詩集。扉は青木利津子。 私が「小川アンナ」という名を作ったりして、短歌的抒情の世界を脱皮しようとしたのは、三十才も半ばを過ぎた頃だった。戦争と三人の幼児を亡くした後に、やっと私という…

流離の岸 大田洋子

1939年12月、小山書店から刊行された大田洋子(1903~1963)の長編小説。装幀は硲伊之助。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索