2019-02-16から1日間の記事一覧

花の騒ぎ 小山田弘子詩集

1969年5月、時間社から刊行された小山田弘子(1939~)の第1詩集。表紙・挿画は生野敬明、題名選定は北川冬彦、レイアウトは北川多紀。 詩集『花の騒ぎ』の著者小山田弘子さんは、東京都民生局を職場に、社会福祉主事の肩書をもつ公務員である。しかも彼女は…

金鳳花 青島清一

1957年9月、青島書院から刊行された青島清一の長編小説。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

フィリップ・マーロウの拳銃 以倉紘平詩集

2009年8月、沖積舎から刊行された以倉紘平(1940~)の第6詩集。装幀はN.Vilain。第17回丸山薫賞受賞作品。 目次 Ⅰ 爛漫 爛漫 吉野山 雨晴という駅 青山 定年 我が人生にチェスナッツサンデーありき <サーラ>注解 私の沙羅 花摘むひと 時雨 南方案内 行方…

日の門 以倉紘平詩集

1986年10月、詩学社から刊行された以倉紘平の第1詩集。 目次 Ⅰ 冬の靴 最後の夜学生 哀歌 河内国磯長村 病める家族 帰路 暗い旅 ドアのむこう 地球の写真 子供の情景 日の謎 変になつかしい冬の日よ 片隅 田舎の庭 北欧・冬の朝 北欧・春 祝福 midnight-rain…

気まぐれなペン――『アリゼ』船便り 以倉紘平

2018年7月、編集工房ノアから刊行された以倉紘平(1940~)のエッセイ集。装画作品は伊藤尚子、装幀は森本良成。 この散文集は、私の所属している詩誌「Lesalizés」(アリゼ)に設けられている(船便り〉というミニエッセイ欄に、自由気ままに書き続けた文章を…

祝算之介詩集 祝算之介

1972年6月、思潮社から刊行された祝之介の詩集。 目次 1 夢 赤とんぼ 蔬菜畑にて 家 沼 龍 神話 夜の伽 辯明 富士 冬の人 香爐 森 鳥 2 秋 途上 ねがい 心象 八月 町医 彷徨 海 葬列 時間 幻想 祭 島 3 群像 菜の花 曇天 虹 五月の夜の物語 蟲 雷 落日 鬼…

夜学生 以倉紘平

2003年12月、編集工房ノアから刊行された以倉紘平の詩文集。カバー装画は谷なつ子、装幀は森本良成。 昭和四十年四月から平成十年三月まで、私は大阪の釜が崎に隣接する大阪府立今宮工業高校(定時制)に国語の教師として在職し、三十三年間いわゆる夜学生と係…

京都清閑荘物語 子供の目からみた戦中戦後 佐岐えりぬ

1992年3月、白楽から刊行された佐岐えりぬ(1932~2018)のエッセイ。附録栞は、加賀乙彦と奥野健男。カットは河原崎長一郎。 この物語は半世紀も前に、実在していた京都東山のアパートで、太平洋戦争の戦中戦後を過ごした人々の生き方を、子供の目を通して…

水府 みえないまち 大岡信詩集

1981年7月、思潮社から刊行された大岡信(1931~2017)の詩集。 目次 1 調布Ⅰ 調布Ⅱ 暁布 調布Ⅲ 調布Ⅳ 漣府 調布Ⅴ 2 霊府 高井戸 水樹府 熱国鳥府 春府冗語 銀座運河 南極軌道 西落合迷宮 倫敦懸崖 3 調布Ⅵ 調布Ⅶ 豆州三島 螢火府 裾野禽獣 サキの沼津 魚…