2019-03-03から1日間の記事一覧

詩人の肖像 伊藤海彦編

1983年10月、かまくら春秋社から刊行された詩人評伝集。編者は伊東海彦(1925~1995)。装画は山むろしんじ。 ここに集められたのは、その生涯において何らかの形で鎌倉と縁の深かった詩人たちの肖像である。いわゆる詩形式の作品を書いているからということ…

二〇世紀文学の黎明期――「種蒔く人」前後 祖父江昭二

1993年2月、新日本出版社から刊行された祖父江昭二(1927~2012)の評論集。カバー装画(木版)は村山知義。 目次 はじめに この本の意図と特徴と 第一章 「冬の時代」の堅氷を破ろうとした文学的いとなみ 一 有島武郎の試み 二 平出修と沖野岩三郎とのいと…

さわやかな欠如 森崎和江詩集

1964年9月、国文社から刊行された森崎和江の第1詩集。装幀は中村宏。 目次 冬の放火 いつもプロローグ 娘たちの合唱 ほねのおかあさん 晩秋夫妻 海 吹雪 午前九時の 血祭り紀行 蜜月 非音 飢える八月 ではまたママ 狐 対話と無 あとがき NDLで検索Amazonで検…