2019-05-14から1日間の記事一覧

追熟の森 白石公子詩集

1992年2月、思潮社から刊行された白石公子(1960~)の第4詩集。 とてもうれしい詩集ができあがりました。少し恥ずかしいのですが、前の詩集から十年も経ってしまった、ということになります。[I]は現代詩手帖(一九九七年五月号~一九九八年七月号)に連載し…

叔父さんの魔法 菅原克己詩集

1975年4月、朔人社から刊行された菅原克己(1911~1988)の詩集。 この詩集は『現代詩文庫』以後、三年間の作品をまとめたもので、ぼくの六番目の詩集にあたる。最初の詩集『手』は昭和二六年に出したが、当時、それだけでせい一杯のぼくには、六冊の詩集を…

時計の歌 野口昭子

1985年11月、全生社から刊行された野口昭子(1916~2004)のエッセイ集。野口は整体の野口晴哉未亡人。 目次 余白 萌 音楽の思い出 酒 書の思い出 天行健 と思い込む 時計の歌 見る 念 梅の秘密 感じる 時間と時計 オンリー・ワン 予知 一本橋 最初のボタン …