2019-05-21から1日間の記事一覧

わが師 太宰治に捧ぐ 桂英澄

2009年8月、清流出版から刊行された桂英澄(1918~2001)の作品集。写真は桂妥袈子、装幀は西山孝司、編集協力は高崎俊夫。 目次 第一部 暗冥に光を――太宰治追想 箱根の太宰治 初対面のころ 若き師 ”軽み”を忘れるな 「富嶽百景」をめぐって 第二部 短篇集『…

生きる歓び 岡田隆彦詩集

1977年2月、青土社から刊行された岡田隆彦の第7詩集。 これは、『ユリイカ』一九七四年一月号から翌年九月号まで連載された十九篇に、書き下ろしの表題作を加えたものである。当時、気分が妙に沈んでいて物がよく見えそうな錯覚にとらわれていたが、編集部・…

遠い城 ある時代と人の思い出のために  菅原克己

1977年6月、創樹社から刊行された菅原克己の随筆集。装本は高頭祥八。 たいていの人は、その生涯の中で、思いがけぬ驚くべき事件にいくつか出会っているものだが、ぼくの場合は、特にそれが青春期に多かったように思われる。そして、若く、駆け出すようにこ…

ナイチンゲール 入交總一郎

1931年12月、金の星社から刊行されたナイチンゲールの評伝。少年少女世界偉人物語5。装幀は寺田良作。装画は岩岡とも枝。画像は裸本。 目次 一 小さい看護婦 二 博愛の泉 三 可憐な花一莖 四 動かぬ堅い心 五 心をうつ案内者 六 災ひ多き道 七 愛國の婦人よ …

青昏抄 楠誓英歌集

2014年7月、現代短歌社から刊行された楠誓英(1983~)の第1歌集。付録栞は、沖ななも「薄闇のむこうに」、外塚喬「影と光と」。 これが私の第一歌集になります。この文を書いている現在、ちょうど三十一歳になったばかりですので、歌集のほとんどは二十代の…

女よこの空の下に 海老塚市太郎詩集

1993年、私家版として刊行された海老塚市太郎の詩集。1956年6月、海市発行所から刊行されたものの復刻版。 目次 或るノオト 嘔吐幻想 或るノオト 壁 運命 喪章の年 夜・植物・戦争 犬の恐怖 雑踏について 顔について 肺結核 手記から 風について 明日へ継承…

人生摘要 英米現代詩集 衣更着信訳

1983年12月、書肆季節社から刊行された衣更着信の翻訳詩集。装幀は政田岑生。 わたしが詩の翻訳をするようになったのは、あきらかに中桐雅夫の影響による。終戦間もなくの香川県知事選挙が、戦後の地方選挙を占うモデルとかで、各新聞社の本社記者がそろって…

孤独な泳ぎ手 衣更着信詩集

1983年11月、書肆季節社から刊行された衣更着信の第3詩集。装幀は政田岑生、製本は町田隆、製函は栗田博。 目次 孤独な泳ぎ手. Sous La mer 近況 昼下がり 中年 あぐりという女と 老人 夜明けの時 早春譜 谷の奥の端の わがヨーロッパ Mon Caprice 二つのカ…