2019-05-24から1日間の記事一覧

アーメッドの雨期 財部鳥子詩集

1994年10月、思潮社から刊行された財部鳥子の詩集。装幀は金山常吉、表紙はバティックG・リランガ。 B5のノートを一冊と文庫版の虚子の句集をショルダーバッグに入れて、東アフリカのタンザニアへ親族をたずねて一人で出かけたのはもう四年も前のことになり…

かくしてバンドは鳴りやまず 井田真木子

2002年2月、リトル・モアから刊行された井田真木子(1956~2001)の遺稿集。装幀は中山昌士。 目次 本書の成立まで 連載企画書 第一章 トルーマン・カポーティとランディ・シルツ ”切実さ”について/彼らはどこで”生まれた”か?/僕は勉強ができない/彼らの…

星空の蝉 古東古城句集

2018年5月、花神社から刊行された古東古城(1920~1959)の遺稿句集。編集は娘の古東陽子。装幀は熊谷博人。 三年前に母が亡くなり、その葬儀の席上、弟から古い手帳を受け取りました。それは、父の残した十冊余の手帳でした。母が大切にもっていたものでし…

黒い蝶 宮中雲子詩集

1981年6月、木曜会出版部(サトウハチロー記念館内)から刊行された宮中雲子(1935~)の第2詩集。 目次 月に抱かれて 快い反芻 心待ち 無の幸福 月と私 誕生石の謎 愛を計る 月 ただそれだけで…… 茫然 静かな愛 バレンタインデー 月よ まだ? とぎれる想い …