2019-06-15から1日間の記事一覧

火の壁 伊藤正斉詩集

1976年5月、コスモス社から刊行された伊藤正斉の詩集。装画は金原テルヤ。 目次 休猟区 休猟区 夏 夏 焰の壁 砂田橋をわたって 穴 ロバと野盗 纏足 火の舌 孤独ななかま 鶯窯 小鳥の死 伊良湖畔にて 伊良湖畔にて 鮎 年のはじめのこと 年のはじめのこと 雪の…

ハテナさんの冒険 藤富保男/桑原伸之

1976年1月、エルムから刊行された藤富保男と桑原伸之の画文集。 熊の逆立ち。数学のできる犬。もちあげた象の足の下にねそべる美しい女の子。道化師のヴァイオリン。 日本では、昭和のはじめころ曲馬団と呼んでいた頃のサーカスは、どちらかというと社会的に…

メトロポリティック 夏石番矢句集

1985年7月、牧羊社から刊行された夏石番矢の第2句集。装幀は伊藤鑛治。 本書は、第一句集『猟常記』(昭和58年)に次ぐ第二句集である。昭和五七年から昭和六〇年の間に書いた一六六句を収録した。時期的には第一句集の作品と重なるものもあるが、作品の性質上…