2019-08-03から1日間の記事一覧

久保田万太郎回想

1964年12月、中央公論社から刊行された久保田万太郎の回想集。編者は佐藤朔、池田弥三郎、白井浩司。 本書は、はじめ、「久保田万太郎追悼号」として、雑誌「三田文学」の、復刊第一号とする計画のもとに、編集が進められた。従って、それは、休刊以後も存続…

ビルマ戦記 筧槇二詩集

1989年12月、山脈文庫から刊行された筧槇二の詩集。表紙カットは岩佐なを「犬神の儀礼」。 目次 出陣・ビルマへ 歩兵第百二十八連隊の主な戦闘地区 祖国 マンダレーへ 渡河 モール付近の戦闘―ウインゲート空挺部隊 緒戦 ホーピンへ ナムクインの戦ひ 雲南救…

原点が存在する 谷川雁

1963年7月、現代思潮社から刊行された谷川雁の評論集。装幀は粟津潔。 八宝菜のようなこの本の再版が、亀裂の五年間をへたいまの読者に何をもたらすか、私にはほとんど測定しがたい。「原点」という極微の観念を定立しなければ、この世との先験的な関係に刃…