2019-08-26から1日間の記事一覧

戀歌 岡崎清一郎詩集

1976年1月、思潮社から刊行された岡崎清一郎(1900~1986)の第14詩集。 私は明けて七十四歳に相なった。 ところがである。正確に申し上げると七十二歳四カ月である。否、あとすこしばかり経過すると五カ月である。そしてまた七十三歳なのだと言っても出鱈目…

恋ごっこ それぞれの恋の巻 富島健夫

1975年2月、集英社から刊行された富島健夫の官能小説。 目次 わたしは見た 浮気ごころ 再会の人 それぞれの秘密 浮気妻 炎のたわむれ 一歩手前 そそっかし屋 待ちぼうけ 誘いの手 見せつけられて 美青年たち 車の中 はじめての接吻 夜の公園 男の指 NDLで検…

坂の日 小長谷静夫詩集

1988年7月、百鬼界から刊行された小長谷静夫(1933~1990)の第4詩集。装幀は宮園洋。 目次 坂の日 坂をおりて 町内のどぶさらいの日に というにの先は 白っぽい秋 今朝も駅舎に向って 四月のキウイ キウイのいる部屋 鳥類考 潮干狩りに行く日 ソチラをまわ…