2019-08-29から1日間の記事一覧

遊園地 市川君江詩集

1958年1月、甲陽書房から刊行された市川君江の第1詩集。編集は日本未来派。装幀は木原孝一。 目次 土塀 猟人 遊園地 干潮 箱庭 雪の吊り橋 ふるさとの湖 鳥居 藤 水門 行楽 風鈴 灯籠流し 煙突について 鳥籠 高原の朝 高原素描 遺跡の丘 火事 私はこういう詩…

花意無情 関谷忠雄詩集

1957年11月、牧神詩社から刊行された関谷忠雄の詩集。 私が詩を書きはじめたのは、中学生の頃で、多分15才位だと記憶している。それから27才で入営するまでの約12年間の詩活動が、自分としては詩に熱情を傾けた時代で、この間に、詩誌「牧神」「鯱」を編集し…

日付のない日記 中村千尾詩集

1965年7月、思潮社から刊行された中村千尾の第3詩集。 この詩集は、無限、ポエトロア、風、ゆり、詩苑、詩学、朝日新聞、三田文学、GALA、JUANE、に発表したもので、旧作の一部と最近の詩を集録いたしました。特に「日付のない日記」の四篇の詩は亡き夫、島…