2020-01-09から1日間の記事一覧

硝烟に芽ぐむ 梅崎光生

1944年、六合書院から刊行された梅崎光生の長編小説。梅崎春生の兄。 目次 硝烟に芽ぐむ 傷められた情操 葬送異風景 踊る竹馬 戰地の日本寺 蕭々たる秋色 黄土の旦暮 驚くべき平坦 靜かな風景畫 トラツクの波紋 小休止覺書 ニヨロ 信仰の面 茶・煙草・酒 沒…

明日ひらく薔薇 小糸のぶ

1964年1月、春陽堂書店から刊行された小糸のぶの長編小説。装画は清野清二。画像は1966年3刷。「若人」(学燈社)連載。 目次 若草色のワンピース とれたボタン 待つていたひと 白い雲の感傷 約束 交叉点 由紀子の家 友情 街角の女 マンモス温室へ 池のほと…

詩人の歩いた道 蔵原伸二郎

1950年8月、梧桐書院から刊行された蔵原伸二郎の中学・高校生向け詩人論集。装幀は恩地孝四郎。 明治初年に西洋風な詩の形が日本語に移しうえられてから、約六、七十年の月日が流れている。當時は新體詩と呼ばれていたが、それが現代詩(日本詩)となつて今日…