その他句集
2006年9月、マルコボ.コムから刊行された夏井いつき(1957~)の第2句集。原画は赤井稚佳、装幀はキム・チャンヒ。 目次 梟 愛国 寓話 口火 百年 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1998年2月、ビレッジプレスから刊行された中永公子(1953~)の句集。著者は大阪市生れ。 目次 大震災を詠った中永公子 伊丹三樹彦 はじめに 地鳴り 雪国へ 山青む かがやくキリン ジャズピアノ 湖国幻聴 乳房 Cancer Note 日時計 熊野 中永公子の現在(いま…
2004年6月、大阪プラスチックチェアから刊行された徳道かづみ(1973~)の川柳集。イラストは高橋秀武、木村文。著者は富山県生まれ。 毎日毎日、寄り道ばかりしている。東京に居た頃は渋谷へ新宿へ、大阪に来てからは梅田へ心斎橋へ。単調な日々の中で、い…
1940年12月、大富士吟社から刊行された雨宮虹月の句集。大富士叢書第三篇。 目次 序 古見豆人 ・潮照(昭和十一年晩冬以降の作) ・曉の跫音(昭和十二年中の作) 春 夏 秋 冬 ・雜木林(昭和十三年中の作) 春 夏 秋 冬 ・心音(昭和十四年中の作) 春 夏 …
2001年7月、卯辰山文庫から刊行された白石哲(1924~)の第1句集。著者は岡山県苔田郡津山町生まれ。 西東三鬼を知ってから今日まで五十三年が過ぎた。何故か句集を出す機会を失した。そのことで逡巡したことは一度もないし、ほぼ五十冊の手帳も現存して、休…
1982年3月、現代俳句協会から刊行された田川飛旅子(1914~1999)の第6句集。現代俳句の100冊8。 句集『薄荷』は私の第六句集に当る。現代俳句協会の新らしい企画『現代俳句の一〇〇冊』の一冊として加えられたことは光栄である。私の俳句の全貌を知って頂く…
2011年10月、深夜叢書社から刊行されたみつはしちかこ(1941~)の句集。装幀は高林照太。著者は「小さな恋のものがたり」で知られる漫画家。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1987年12月、ふらんす堂から刊行された加島圭子の句集。 目次 首飾り S52~53 絵空事 S56~58 枇杷の種 S59~61 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2001年9月、西田書店から刊行された佐山哲郎(1948~)の句集。編集協力はパラダイスガーデン、ブックデザインはローテリニエ・スタジオ。 目次 むにやむにやの章 こつつんこの章 ひそひその章 九九句 東京白景 ぶつぶつの章 句友による句評ほか あとがき ND…
2014年4月、KADOKAWAから刊行された森田峠(1924~2013)の句集。編集は角川学芸出版。装幀はベダー・デイズ、装画は大久保裕文。著者は大阪府生まれ、 目次 Ⅰ平成一六年~十九年 Ⅱ平成二十年 Ⅲ平成二十一年 Ⅳ平成二十二年 Ⅴ平成二十三年 Ⅵ平成二十四年 Ⅶ平…
2003年3月、七耀企画から刊行された吉本和子(1927~)の第2句集。著者は吉本隆明の妻、ハルノ宵子、よしもとばななの母。 目次 春 九十句 夏 百四十二句 秋 八十四句 冬 八十四句 あとがき彼岸の美学 七耀雑感 齋藤愼爾 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋…
1991年3月、綿紫出版から刊行された野田誠(1929~)のエッセイ集。表紙は羽原智達。著者は俳人。広島県比婆郡庄原町生まれ。 目次 ・敗走 繪の色、詩のリズム 笛吹けども 胸に沈んだ怒り 中川源雄のこと 鑑賞出来ません 一月の手帖より 青峰忌所感 月見草 …
2003年4月、言叢社から刊行された黄霊芝(1928~2016)による台湾歳時記。 目次 自序季語目次凡例口絵 ・人事 年末年始 人事図版 暖かい頃 暑い頃 涼しい頃 寒い頃 ・自然・天文地象 ・自然・植物 暖かい頃 天文地象・植物図版 暑い頃 涼しい頃 寒い頃 ・自…
1999年2月、葉文館出版から刊行された藤田峰石(1926~)の川柳句集。1945年7月、国立栗生楽泉園入園。 目次 序 『一粒の麦』に寄せて 西来みわ 春の使者たち(昭和五十年~昭和五十八年) 十字架の光(昭和五十九年~平成二年) 高原の銀河(平成三年~平成…
1978年10月、永田書房から刊行された阿部完市(1928~)の第4句集。表紙は李友唯。著者は精神科医。刊行時の住所は浦和市。 目次 昭和四十九年 昭和五十年 昭和五十一年 昭和五十二年 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1967年8月、詩苑社から刊行された志澤正躬の遺稿句集。編集は志澤正躬遺稿集刊行会。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2000年4月、蝸牛新社から刊行された三宅やよい(1955~)の第1句集。装幀は川崎賀代。7つの帆コレクション2。 目次 アニマルズ 色づくし かんからりん 空 食 気 花 センチメンタル・ジャーニイ あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで…
1993年3月、本阿弥書店から刊行された柳生千枝子(1913~)の第2句集。装幀は内田克巳。著者は港区生まれ、刊行時の住所は芦屋市南宮町。 目次 師の一句 岡本圭岳 白蛾 昭和二十九年~三十七年 地平の紺 昭和三十八年~四十九年 銀化 昭和五十年~六十年 霜…
2020年一月、私家版として刊行された藤田桜の句集。表紙絵は著者。著者は布貼り絵作家。著者の住所は倉敷市玉島黒崎。 目次 花篝(はなかがり)新年 花籠(はなかご)春 花夢(はなゆめ)夏 花静(はなしづか)秋 花誘(はなさそひ)冬 関連リンク作品(秀 a…
2014年9月、ふらんす堂から刊行された亀割潔(1965~)の第1句集。装幀は君嶋真理子。付録栞は千葉皓史「『全体』を聴く」。著者は長野県岡谷市生まれ、刊行時の住所は北区西ヶ原。 このたび初めての句集『斉唱』を上梓することとなった。正直、思いもよらな…
2010年5月、東京四季出版から刊行された死刑囚の俳句アンソロジー。編集は北さとり。 目次 第一部 まえがき 編集凡例 死刑囚の絶句 ・昭和二十四年 1「ひこばえ」はじまる ... 切実なる命 「ひこばえ」の起こり 叫び 死刑囚の俳句 ひこばえ抄(一) 2最初…
2004年9月、角川書店から刊行された松崎麻美(1935~)の第2句集。装画は吉岡正人、装幀は代田奨。著者は埼玉県生まれ、刊行時の住所はさいたま市中央区。 目次 序 井上宗雄 青胡桃 平成六年~七年 蜷の道 平成八年 神隠し 平成九年 牡丹焚火 平成十年 黄鶺…
1979年9月、未来工房から刊行された結城昌治(1927~1996)の句集。 私が肺結核のため清瀬村の国立東京療養所に入つたのは昭和二十四年二月七日、二十二歳の誕生日を迎へた翌々日だつた。まだ敗戦後の食糧難時代で、医学もこんにちのやうに進歩してゐなかつ…
1954年11月、白塔句集刊行会から刊行された須知白塔(1928~)の第1句集。装幀は山高のぼる。著者は岡山市生まれ、刊行時の住所は北多摩郡小平町。 ○私の第一句集”女の世紀”は、昭和十八年から昭和二十七年八月に至る間の、即ち、中学三年の時から大学卒業後…
1964年2月、青森俳句会から刊行された新谷ひろし(1930~2020)の第1句集。暖鳥文庫5。 青森俳句会機関誌で同人誌の「暖鳥」を編集してからまもなく十年になろうとしている。その間いろんなことがあったことはいうまでせないが、この一月号が二百号であった…
1968年8月、白燕発行所から刊行された坂本巽と熊田司の合同詩句集。著者は父子。刊行時の住所は神戸市長田区。 巽と司を思うとき、ひらいた一輪のかたわらから、蕾の覗くかきつばたが目に浮かぶ。あけぼのの静かな水を抽いて、まこと清らかな風情である。か…
1998年10月、白地社から刊行された永井章子の詩集。装画は田谷京子。 私は日常の話し言葉より書き言葉の方が、なぜか、いつも、もう少し自由で居られるように思ってきました。そんな気持ちで今も詩を書いています。遅くから書きはじめ、これがはじめての詩集…
2001年9月、十亀弘史句集刊行委員会から刊行された十亀弘史(1944~)の句集。著者は横浜生まれの愛媛育ち。刊行時の著者は未決拘置者、住所は葛飾区小菅。 俳句は、ひょっとしたら、独房に似ているかもしれません。俳句はわずか一七字の定型詩です。字面だ…
2002年4月、朝日新聞社から刊行された小尻みよ子の句集。編集は朝日新聞大阪本社編集局内句集刊行委員会。題字は小尻信克。絵は小尻信克・小尻みよ子。著者は、朝日新聞阪神支局襲撃事件で殺害された小尻知博の母。 一九八七年五月三日の夜、我が家に晴天の…
2012年12月、深夜叢書社から刊行された浦川聡子(1958~)の第3句集。装幀は蟹江征治。付録栞は小池昌代「空洞の幹――眠れる木のために」。 『眠れる木』は、『クロイツェル・ソナタ』『水の宅急便』につづく私の第三句集です。二〇〇二年から二〇一二年まで…