その他小説

櫛 藤井千鶴子

1959年12月、八雲書店から刊行された藤井千鶴子(1909~1991)の長編小説。第42回直木賞候補作。「明らかに文学作品だが直木賞には無関係と思った。」(源氏鶏太)」、「その描写から女性心理からひどく変っているところをとるが、やはりよみにくい。俳句を…

ぼくたちの未来のために 明日の会詩集

1956年12月、書肆ユリイカから刊行された「明日の会」のアンソロジー。 目次 1 ぼくたちの未来のために 花崎皐平 未來図 粂川光樹 空について 花崎皐平 一九五三年一月 山本恒 木銃 小田島雄志 鎮魂曲 村上義人 作品六十三番 金子嗣郎 運河のある風景 粂川…

子種 有賀喜代子

1958年11月、中央公論社から刊行された有賀喜代子(1909~1998)の第1著作集。第1回女流新人賞受賞作。装幀は高橋忠弥(1912~2001)。 「子種」は婦人作家の作品としては稀なほど女性の「性」を突放して冷やかに見ている。ここによび出された一人の老婆は、…

残酷な童話 藤本義一

1968年8月、三一書房から刊行された藤本義一(1933~)の第1長編小説。カバー装幀は田中清司。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

女紋 池田蘭子

1960年1月、河出書房新社から刊行された池田蘭子(1893~1976)の自伝小説。装幀は鍋井克之(1888~1969)。解説は足立巻一(1913~1985)。 書評等なにわ人物伝 -光彩を放つ-立川文庫の人たち(6)西宮に住んだ女流作家・池田蘭子の家族らにより創出された猿…

男娼の森 角達也

1949年4月、日比谷出版社から刊行された角達也の第1小説集。跋は菊岡久利(1909~1970)。 さきに私は、「男娼の森」が「文藝読物」に掲載された時、無羂の変り種で、無類の変った体驗者である角達也から、平凡な作品が生れるわけがないと、不見轉で推薦の言…

故郷を愛した女 大江賢次

1947年8月、世界社から刊行された大江賢次(1905~1987)の長編小説。装幀は澤田正太郎(1916~1996)。 目次 環境 日歴 誠實 あひびき 岬 第二の運命 席 故郷を愛した女 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

黄金伝説 石川淳

1946年11月、中央公論社から刊行された石川淳(1899~1987)の短編小説集。装釘は原弘。 目次 佳人 マルスの歌 雪のはて 明月珠 寒露 窮菴賣卜 無盡燈 書評等 黄金伝説論(PDF)NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

砂色の小さい蛇 山下智恵子

1978年7月、BOC出版部から刊行された山下智恵子(1939~)の短編小説集。装丁は山下桐子。稲葉真弓(1950~2014)と同時期に「作家」同人。 目次 犬 メデューサの首 走って飛んだ 掌の息 逃げ水 砂色の小さい蛇 墓標の海 埋める NDLで検索Amazonで検索日本の…

雪迎え 岩森道子

2006年11月、発表社から刊行された岩森道子(1935~)の第2著作集。「雪迎え」は第18回九州芸術祭文学賞最優秀作、第1回三島由紀夫賞候補、第99回芥川賞候補、「噴水のむこうの風景」は第1回草枕文学賞受賞。装丁は土田恵子。 昭和63年、岩森道子が私たちの…

老残 宮地嘉六

1955年10月、中央公論社から刊行された宮地嘉六(1884~1958)の短編小説集。装幀は小穴隆一(1894~1966)。 この創作集に採録された作品の大半は未発表のものである。わたしは終戦このかた、発表の可能性があるなしにかかはらず、頼まれざる小説、随筆を書…

或る女の戸籍 佐多稲子

1948年10月、実業之日本社から刊行された佐多稲子(1904~1998)の短編小説集。装幀は荻須高徳(1901~1986)。 目次 或る女の戸籍 水垢 旅日記 向日葵 女作者 旅情 NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する

黎明の書 竹内てるよ

1946年、萬里閣から刊行された竹内てるよ(1904~2001)の短編小説集。装幀は宮本三郎(1905~1974)。 目次 黎明の書 白百合 光を待つ人々 春の粉雪 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

はるひ夢幻集 芦原修二短編小説集

1975年6月、吟遊社から刊行された芦原修二の短編小説集。装幀は宿谷志郎。 目次 石ふたつの村 川の青、海の石。 嘆きがらす 幻の雪山 びいどろ 青木ガ原 メロン石周辺 五月は球体月 陸のイルカ 白揚羽 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

橋守 石塚友二小説集

1948年9月、改造社から発行された俳人・石塚友二(1906~1986)の短編小説集。装幀は清水崑。 目次 川開き 春愁 橋守 妻の眼 初秋 それぞれに 春鬼 松風 祖神の燈 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

土建屋懺悔録 佐藤洋二郎

1999年、シングルカット社発行。佐藤洋二郎の11冊目の著書。挿画は川名京。 指導者はなにによって指導者たらしめるか。いろいろな要素はあると思うが、わたしは「言葉」を持っている人間が一番だと考えている。「言葉」によって自分の思いを伝える。あるいは…