その他評論評伝

近代小説と職業 大野茂男

1964年12月、明治書院から刊行された大野茂男(1913~2004)の評論集。 目次 はしがき はじめに 一 軍人 二 教師 三 会社員 四 芸者 五 私娼 六 女給 七 学生 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

B級詩人のつぶやき 黒川洋

1996年2月、皓星社から刊行された黒川洋(1943~)のエッセイ集。装幀は石澤義裕。 目次 戯謡歌・あるいは平成音頭 『人間病患者』・遠地輝武詩集 『列島』以後の労働と詩についてのメモ 『執念の牡牛』・伊豆太朗論 自律の飢餓・まちえひらお論 伝達幻想な…

世界の王 ルネ・ゲノン

1987年10月、平河出版社から刊行されたルネ・ゲノン(1886~1951)の思想書。翻訳は田中義廣(1950~)。装幀は中垣信夫と島田隆。 目次 Ⅰ世界の王 ルネ・ゲノン 西洋における「アガルタ」の概念 王位と教皇位 「シェキナー」と「メタトロン」 三つの至高の…

回想 戦後の文学 谷田昌平

1988年4月、筑摩書房から刊行された谷田昌平(1923~2007)のエッセイ。装幀は吉岡実。付録栞は遠藤周作、吉行淳之介、中村真一郎。谷田は詩人・牟礼慶子の夫。 目次 編集者になるまで――堀辰雄との縁 昭和二十八年の夏――小説家の生活に初めて接して 福永武彦…

漱石論 鏡あるいは夢の書法 芳川泰久

1994年5月、河出書房新社から刊行された芳川泰久の評論集。装幀は東恩納裕一。 目次 この本はいかに書かれたか――あるいは”温度差”の発見 Ⅰ 熱力学的ディスクール 夢の書法 漱石的風景を読む フロイト的地勢図を読む 鏡と女 漱石双籍・送籍・僧籍という署名 …

泉のこだま 詩・美・音楽の世界 片山敏彦

1959年2月、アポロン社から刊行された片山敏彦(1898~1960)の随筆集。「アポロン双書」6。画像は1966年の再版。 目次 はしがき I 泉のこだま 生きようとする意志 青空の下で 詩を思う 詩心の静かな力 II エマソン ラビンドラナート・タゴール ベルナデット…

女性五十講 山川菊栄

1933年8月、改造社から刊行された山川菊栄の評論集。 本書は著者が數年このかた世間に起った大小さまざまの事件について、その折々に發表した批判や感想や解説をまとめたものである。その中には現に生きて居り、日々に變化し、發展しつゝある當面の問題も多…

吉本隆明論 遠丸立

1969年3月、仮面社から刊行された遠丸立(1926~2009)による吉本隆明論。装幀は山本美智代。 目次 Ⅰ 近親憎悪と階級憎悪 落下と肉声――「情況の止揚」とはなにか 論争論――世代論への提言 視者の体験――『言語にとって美とはなにかⅠ』 『言語にとって美とはな…

性問題の批判と解決 神近市子

1933年9月、東京書房から刊行された神近市子の評論集。画像は函欠本。 目次 序文 第一章 最近の世相はどうして起つたか 一 今が轉換期 二 貧困が生む悲慘な結果 三 現在の經濟組織 四 煩悶に對する實際的解決 第二章 戀愛・結婚問題 一 過渡期と自由戀愛 二 …

現代鎌倉文士 ゆかりの小説家たち 鹿児島達雄

1984年10月、かまくら春秋社から刊行された鹿児島達雄による評伝集。装幀は岡本半三。 目次 はじめに Ⅰ 明治期 (1)泉鏡花 (2)大塚楠緒子 (3)国木田独歩 (4)島崎藤村 (5)夏目漱石 Ⅱ 大正期 (1)芥川龍之介 (2)大佛次郎 (3)葛西善藏 (4)久米正雄 (5)長与善郎 (6…

葬式ごっこ 八年後の証言 豊田充/五味彬

1994年10月、風雅書房から刊行された豊田充によるノンフィクション。撮影は五味彬。デザインはなかむらゆみ。 目次 はじめに Ⅰ いじめ解明への原点 鹿川事件判決(要旨) 視覚一二〇度の範囲に、少年の居場所はなかった――鹿川君の死への八ヵ月 八年間は何だっ…

装丁探索 大貫伸樹

2003年8月、平凡社から刊行された大貫伸樹の装幀研究書。著者自装。撮影・レイアウトは伊藤庸一。 目次 ●第一部 装丁探索 ・橋口五葉の装丁 『吾輩は猫である」の誕生 絵葉書が生んだコンビ 橋口清、挿絵家としてのデビュー 装丁家五葉の誕生 『虞美人草』『…

労働者文学の条件 久保田正文

1965年8月、現代書房から刊行された久保田正文の評論集。 目次 Ⅰ 労働者文学の条件 労働者作家の条件 現代の産婆術 労働者作家の条件・再論 働く者の生活を描いた作品と作家たち 一九五〇年前後の〈勤労者作家〉 労働者文学の積極段階 〈労働者文学〉という…

朝の詩人 批評論と作家論 杉捷夫

1975年5月、カルチャー出版社から復刊された杉捷夫のフランス文学評論集。元版は1952年三笠書房版。解説は山田𣝣。 目次 新版の序旧はしがき 第一部 批評論 1批評 2近代批評 3文学史の問題 4文学史の方法 5古典主義の文学 フランスを主として―時代と思…

雪女伝説――謎の作家・森万紀子  高橋光子

1995年11月、潮出版者から刊行された高橋光子による森万紀子の評伝。装幀は鈴木一誌。 目次 第一章 森万紀子との交友 突然の訃報 『文学界』新人賞の頃 四人の会 森さんの秘密主義 最後の随筆 第二章 遺された手紙 無防備な手紙 先回りの絶望 羽馬多久荘 最…

わが少年期 カール・サンドバーグ

1956年8月、新鋭社から刊行されたカール・サンドバーグ(1878~1967)の自伝。75歳の誕生日を記念して出版された自伝を若年層向けに要約したもの。翻訳は齋藤數衛と吉田三雄。 目次 まえがき 序章 草原の町のこと 第一章 家の人たちのこと 第二章 ベリーン街…

比企の岡――夏實・テル子・文明とその周辺の人々 松葉直助

1989年11月、沖積舎から刊行された松葉直助による土屋文明一家の評伝。装幀は戸田ヒロコ、題箋は由上修三。 目次 Ⅰ テル子と文明 ―足利居住時代のこと― 足利へ 恋愛から結婚へ 松本での挫折 再び足利へ 足利での一年半 「白雲一日」の歌 書き残したこと Ⅱ 夏…

人の花まづ砕けたり 詩士富田砕花翁のおもかげ 宮崎修二朗

1985年10月、ジュンク堂書店から刊行された宮崎修二朗による富田砕花(1890~1984)の評伝。 目次 はじめに 己を語ること厳しく拒む 酒と煙草 下戸だが濁酒愛した晩年 スポーツ 燃え尽くす若い生命に感銘 文学への出発 啄木に共鳴、新詩社へ 砕花文学の原点 …

太平洋戦争下の詩と思想 鶴岡善久

1971年4月、昭森社から刊行された鶴岡善久の評論集。 目次 調和としての神話 * * * 戦争詩の一側面 戦時下における抒情 * * * 渡辺直己とへ〈野戦詩集〉をめぐって 実戦世代の戦争意識 * * * 谷鉄也試論 ニヒリストの極地 * * * 金子光晴における反戦 強迫さ…

詩のある人生 潮流詩派の50年 村田正夫

2005年8月、潮流出版社から刊行された村田正夫(1932~2016)による回想録。表紙は豊田一男(村田正夫詩集『東京の気象』装画)。 目次 潮流詩派前史(1) 個人誌『Kurosio』創刊 高校文芸部誌『文草』創刊 潮流詩派前史(2) 『律動』(のちに(黒潮)と改題…

原石鼎 二百二十年目の風雅 小島信夫

1992年9月、河出書房新社から刊行された小島信夫による原石鼎の評伝。1990年版の増補。 前から考えている漱石と虚子の違い、散文と韻文の違いについて俳句をめぐって書きはじめたが、虚子にともなって現れた原石鼎が面白くなり、その人と俳句とを辿ってみた…

詩人のポケット ちょっと私的な詩人論 小笠原真

2014年1月、ふらんす堂から刊行された小笠原真(1956~)による詩人論。装幀は君嶋真理子。 目次 中村俊亮(なかむらしゅんすけ/一九三八~一九八九) 「ぼくにとっての中村俊亮」 藤富保男(ふじとみやすお/一九二八~) 「藤富詩という風景」 山之口獏(やまの…

日記論 ベアトリス・ディディエ

1987年9月、松籟社から刊行されたベアトリス・ディディエの評論。翻訳は西川長夫と後平隆。 目次 日本の読者へ 序論 日記の問題点はどこにあるか 第一部 歴史的・社会学的考察」 第一章 日記の歩み 第二章 社会的批評の試み 第二部 精神分析的アプローチ・ …

詩の味わい方 黒田三郎

1973年9月、明治書院から刊行された黒田三郎による現代詩入門書。「味わい方叢書」の1冊。 正直に言うと、『詩の味わい方』を問われたら、味わい方などないと言いたいところです。しかし、一般読者には、味わい方があるという気持があって、それを求める欲求…

擬場とその周辺 岩成達也

1973年6月、思潮社から刊行された岩成達也(1933~)の第1評論集。 目次 擬場へ 詩的関係について 詩におけるユーモアの構造について 詩的作品の根について 詩的接近について――入沢康夫氏の場合―― 擬場より M・C・エッシャーの空間構造について 擬場の周辺 …

『青鞜』人物事典 ―110人の群像― らいてう研究会

2001年5月、大修館書店から刊行された「青鞜」に関わった人物事典。編著はらいてう研究会。 私たちの研究会は、一九九六年『「青鞜」の五〇人』という冊子を自費出版しました。幸いこの『五〇人』は好評で、宣伝したわけでもないのに全国の多くの方からご注…

反コロンブスの卵――現代詩人論 郷原宏

1972年12月、檸檬屋から刊行された郷原宏(1942~)の詩人論。 郷原宏の詩論の全体を一貫するものは、つねに正統性を指向してやまぬ、剛直にして潔癖なその論理である。このことは、正統を指向することにいわれなき勇気を要求される風潮のさなかにあって、か…

討議戦後詩――詩のルネッサンスへ 野村喜和夫+城戸朱理

1997年1月、思潮社から刊行された野村喜和夫と城戸朱理による戦後詩に関する討議記録。討議はゲストが参加。装幀は夫馬孝。 目次 はじめに 吉岡実 レポート『絶対の両義性』(城戸朱理) 討議『新たなる単独性』(ゲスト・守中高明) 鮎川信夫 レポート『起源と…

詩の辞典 菅原克己編 

1977年6月、飯塚書店から刊行された辞典。編集は中川敏、土岐恒三、秋村宏、菅原克己。 この辞典は、すでに詩を書きはじめている人、これから書こうとしている人、それから一般の詩の読者たちのために、詩の本質というものをできるだけ具体的に示そうとした…

横浜の詩と詩人〈戦後編〉   「横浜の詩と詩人」編集委員会

1979年3月、「横浜の詩と詩人」編集委員会編集、「横浜の文化No.8」として横浜市教育委員会が刊行した座談会とアンソロジー。装幀は石田黙。 「文明開化」の時代から、わがヨコハマの地域からは、幾多のすぐれた現代詩詩人(新体詩、近代詩を含めて)を輩出し…