その他評論評伝

河野愛子論 死の思索性、エロスの思想性 中川佐和子

1999年5月、砂子屋書房から刊行された、中川佐和子による河野愛子論。装幀は倉本修。 目次 第一章 はじめに――河野愛子の歳月 言葉と詩魂――歌集題の意識 『木の間の道』――初期の作品世界 昭和三十年代の女性の歌 1昭和二十年代の始点 2昭和三十年代の展開 …

詩と批評 T.S.エリオット/鮎川信夫

1954年11月、荒地出版社から刊行されたエリオットの詩論集。翻訳は鮎川信夫。 目次 序論 ペンブローク伯爵夫人のための辯明 ドライデンの時代 ワーズワースとコウルリッジ シェリーとキーツ マシュー・アーノルド 現代の精神 結論 解説(鮎川信夫) NDLで検…

リアリズム詩論のための覚書 浜田知章

1997年4月、風濤社から刊行された浜田知章の詩論集。 目次 私記・詩人の戦争責任についての覚書 焼跡に残したサンダル 過渡期に生きた詩人たち 青き猪の旋律 サークル運動の根本理念にふれて 食うべき詩・食えない詩 テーマの衝動性と抑制力 「運動体として…

苛烈な夢 伊東静雄の詩の世界と生涯 林富士馬 富士正晴

1972年4月、社会思想社から刊行された詩人・伊東静雄の詩論・評伝。林富士馬と富士正晴の共著。現代教養文庫749。写真は横田正知。 目次 Ⅰ 林富士馬 詩集出版の周囲 初めての詩集 第二詩集「夏花」 第三詩集「春のいそぎ」 第四詩集「反響」 伊東静雄詩集 詩…

満州唱歌よ、もう一度  喜多由浩

2003年11月、産経新聞ニュースサービスから刊行された喜多由浩による満州唱歌取材ルポ。装幀は、新昭彦(ツーフィッシュ)、装画は加藤千香子、図版作成は、パルス・クリエイティブハウス、写真は、日本近代音楽館、産経新聞社等。CD付録。 「待ちぼうけ」や「…

死の詩人ドウベル 松井好夫

1981年6月、煥乎堂から刊行された松井好夫によるレオン・ドウベルの評伝。 目次 一、生涯 二、詩 三、手紙 四、性格 五、自殺 六、高田博厚氏とレオン・ドウーベル 七、高田博厚氏とボードレール 八、高田博厚氏の彫刻展に寄せて 九、あとがき 十、略年譜 日…

詩の妖精たちはいま 小川和佑

1972年10月、潮出版社から刊行された小川和佑(1930~2014)による女性詩人論。 目次 堀内幸枝と「村」 ひまわりの詩人・新川和江 生活と詩をつなぐ高田敏子 岸田衿子のソネット 吉行理恵と立原道造 花翳のひと三井葉子 武村志保のおんな心 行動者のなかの女…

戦争と詩人 夭逝の宮野尾文平  花木正和

1981年8月、蜘蛛出版社から刊行された花木正和(1925~)による宮野尾文平(1923~1945)の評伝、と宮野尾の詩文。装幀は君本昌久、表紙カットは田淵安一、扉デッサンは小磯良平。 目次 序にかえて 杉山平一 Ⅰ 宮野尾文平――切断された生と詩と 昔はものを――…

ダダ論考 山中散生

1975年6月、国文社から刊行された山中散生の評論集。函絵はフランシス・ピカビア「聖母マリア」。 目次 ダダの発生 トリスタン・ツァラのダダ宣言。 ハンス・アルプの造型言語 チューリヒ・ダダの展望 フランシス・ピカビアの機械様式 マルセル・デュシャン…

新興川柳運動の光芒 坂本幸四郎

1986年11月、朝日イブニングニュース社から刊行された坂本幸四郎による新興川柳の評論集。 目次 序 田辺聖子 第一章 近代川柳のおこり 1井上剣花坊と『大正川柳』 2剣花坊の作品 第二章 田中五呂八の雌伏 1『大正川柳の』星 2五呂八の青春 第三章 新興川…

詩の原故郷へ 詩的反復力Ⅱ 1993-1997 鈴木比佐雄

1997年12月、本多企画から刊行された鈴木比佐雄(1954~)の詩論集。 目次 二十世紀の「現実喪失」と「内部生命」高仲陽生さんへの手紙(1) 二十世紀の「虚無」と「自由の時間」高仲陽生さんへの手紙(2) 「葦原」「絶後の記録」「共存共貧」の思想 高仲陽…

神戸文学史夜話 宮崎修二朗

1964年11月、天秤発行所から刊行された宮崎修二朗(1922~)による神戸文学史。天秤パブリックス。 目次 この本の主なことがら はじめに 明治一年から一〇年まで 明治一〇年から二〇年まで 明治二〇年から三〇年まで 明治三〇年から四〇年まで 明治四〇年か…

人間の骨 詩人・槙村浩の波乱の生涯 土佐文雄

1966年10月、新読書社から刊行された土佐文雄(1929~1997)による槇村浩(1912~1938)の評伝。 NDLで検索アマゾンで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

アンダスンと三人の日本人:昭和初年の「アメリカ文学」 大橋吉之輔

1984年7月、研究社から刊行された大橋吉之輔(1924~1993)によるシャーウッド・アンダスンの研究書。 ことは些事からはじまった。たまたまシカゴで発見した、シャーウッド・アンダスンに宛てた三人の日本人の手紙について、それらにまつわる彼我の資料をで…

わがこころの詩人たち 滝口雅子

1971年10月、彌生書房から刊行された滝口雅子(1918~2002)のエッセイ集。 目次 晩年の室生犀星 ある日ある時 早春の死 詩をめぐって 四枚の葉書 追憶の三好達治 文章会 別れ 伊豆の旅 「三好達治之詩碑」 旅立ち 追分と堀辰雄 四つの肖像 埴谷雄高氏のこと…

川崎の詩と詩人たち 金子秀夫

2003年6月、「川崎評論」編集部から刊行された金子秀夫(1933~)の評論集。 目次 1 川崎の詩人たち素描 2「三輪車」と「鍛冶屋」 3「足音」その他 4「アケミ」鈴木繁雄・別所直樹たち 5 竹内多三郎と「京浜詩」 6 佐藤總右・半澤義郎・野澤郁郎 7 高野邦夫…

詩人の肖像 伊藤海彦編

1983年10月、かまくら春秋社から刊行された詩人評伝集。編者は伊東海彦(1925~1995)。装画は山むろしんじ。 ここに集められたのは、その生涯において何らかの形で鎌倉と縁の深かった詩人たちの肖像である。いわゆる詩形式の作品を書いているからということ…

二〇世紀文学の黎明期――「種蒔く人」前後 祖父江昭二

1993年2月、新日本出版社から刊行された祖父江昭二(1927~2012)の評論集。カバー装画(木版)は村山知義。 目次 はじめに この本の意図と特徴と 第一章 「冬の時代」の堅氷を破ろうとした文学的いとなみ 一 有島武郎の試み 二 平出修と沖野岩三郎とのいと…

『新体詩抄』前後――明治の詩歌 赤塚行雄

1991年8月、學藝書林から刊行された赤塚行雄(1930~)の評論集。装幀は寺尾眞紀。 目次 ・序章 東の「黄色い希望の国」 明治期の東京大学の教授たち 「當時一少年なりし余の如き者ならでは……」――「グレー氏墳上感懐の詩」 なぜ、ヨーロッパの文学者たちが、…

悼 大西和男さん=KazuoOnishi

2013年1月、「大西和男さんの追悼文集編集委員会」から刊行された編集者・大西和男の追悼文集。カットは西脇順三郎。委員会メンバーは、榎木融理子、大日方公男、尾澤孝、小柳玲子、直井和夫、松井妙子、森田弘子。入力・校正は、小野光子、高瀬陽子、根本明…

失われた面影 梶井基次郎の継承と追悼 辻野久憲

1977年12月、風信社から刊行された辻野久憲の評論集。編集は山田俊幸。 目次 辻野久憲への視点/山田俊幸 失はれた面影 『檸檬』は一つの記念碑だ 便り 後記 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

詩的間伐 対話2002――2009 稲川方人 瀬尾育生

2009年10月、思潮社から刊行された稲川方人と瀬尾育生の対話集。装幀は稲川方人 目次 まえがき 稲川方人 1人間が露わになる場所から 2002. 7.6 2詩の時間をどう作るか 2002. 9.22 3根源に見えるもの 2003.3.4 4公開の責任 2003.7.14 5錯乱の詩法 2003, …

新短歌と詩のあいだ 非定形の美学をもとめて 中野嘉一

1995年9月、芸術と自由社から刊行された中野嘉一(1906~1998)の評論集。 目次 Ⅰ 「セルパン」を見つけて 木下常太郎回想 『曠野のプリズム』と『衣裳の冬』 記憶の負担という言葉 詩人としての瀧口修造 不安の形象化について――古賀春江論 橋本甲矢雄の手紙…

豊島与志雄童話の世界 中野隆之

2003年9月、海鳥社から刊行された中野隆之(1955~)の評論集。刊行時、福岡県立高校国語教諭、宮沢賢治学会会員。 目次 はじめに 第一章 豊島与志雄童話の世界 豊島与志雄童話の源泉 幼年童話から少年読物へ 境という場 日本と西洋の折衷 豊島与志雄童話の…

室生犀星 戦争の詩人・避戦の作家 伊藤信吉

2003年7月、集英社から刊行された伊藤信吉(1906~2002)の評論集。装幀は司修。 目次 第一篇 『哈爾浜詩集』――露西亜文学の古きおもかげ 第二篇 『大陸の琴』――棄子捜し・孤児のさすらい 第三篇 戦争の詩人 第四篇 避戦の作家 解題 伊藤信吉と室生犀星 暮尾…

回想の室生犀星 文学の背景 田辺徹

2000年3月、博文館新社から刊行された田辺徹の評論集。刊行時、成安造形大学学長。 目次 野にある人 大森・馬込 美術とのかかわり 庭と音楽 美術の仲間とともに やきもの収集 本の装幀 俳句からの旅立ち 魚と虫の博物誌 魚 虫 ドストエフスキーと「一冊のバ…

犀星とわたし 犀星の会講演集 犀星の会編

1988年4月、ペップ出版から刊行された、室生犀星生誕百年記念講演集。 目次 中村真一郎 まえがき 奥野健男 犀星の会のこと、犀星論のこと 木戸逸郎 「犀星の会」の歩み 市川久夫 映画『あにいもうと』と私 伊藤桂一 私と『哈爾浜(ハルピン)詩集』 伊藤信吉…

自然主義研究 吉田精一

1981年4月、桜楓社から刊行された吉田精一(1908~1984)の評論集。吉田清一著作集第七巻。 本巻は、大きく四部に分けられる。その書誌をはじめに確かめておこう。最初の「自然主義文学運動の概観」は、東京堂刊『自然主義の研究』(上巻=昭8・1・8下巻=昭3・…

みやび 新古今集の時 坊城俊民

1984年8月、桜楓社から刊行された坊城俊民(1917~1990)の評論集。 目次 春の夜の夢 入江相政 みやびと私 一 二 新古今集からみた王朝の和歌 一 王朝の子女と学問 二 新古今集仮名序 三 春歌上 四 船岳御幸 五 春歌下 六 夏秋冬歌 七 綾藺笠 八 言葉のしら…

詩人のいる風景 加藤愛夫

1970年7月、青土社から刊行された加藤愛夫(1902~1979)の評論集。刊行時、加藤は北海道詩人協会会長。 目次 詩心遍歴 ふるさとは遠きにありて思ふもの―室生犀星と故郷の詩 郷土への感傷―萩原朔太郎と懐郷の詩 土への愛―山村暮鳥について 野の師父―宮沢賢治…