その他詩集

赤い木馬 小池玲子詩集

1966年1月、黄土社から刊行された小池玲子(1947~1963)の遺稿詩集。 目次 赤い木馬 少年 人間ではないもの 夜の青い空 樹 私は地球の傍観者 詩界 雪 白い道 私は見た 空(カラ) 虫 明度 赤い木馬 不具者の真面目な戯れ ある情景 風の内部(ナカ)の男 怪…

冬の七夕 水島美津江詩集

2005年11月、土曜日術出版販売から刊行された水島美津江の第4詩集。21世紀詩人叢書・第Ⅱ期13。シリーズ装幀は司修(1936~)。附録栞は中村不二夫(1950~)。 目次 雪子の十露盤 ほっとサイト ダーティ・ウーマン 前線の蟻 真夜中 最後のお座敷 揚羽の蝶 家…

地図にない湖  篠原中子詩集

1986年10月、詩学社から刊行された篠原中子の第2詩集。装幀は十河雅典。解説は藤原定(1905~1990)。 詩を書く人の誰でもがそうであるように私もまた純粋に自分だけのために私の心を見つめたり苦しみを探したりしています。それは誰からも疎外されずまた誰…

夏の少年 尚泰二郎詩集

2009年10月、私家版として刊行された尚泰二郎(1950~)の第7詩集。 ふと街で見かけた女性のひらひらしたスカート。おそらくジョーゼットの。絹の肌触り。布生地の感触。私の心の中に生起してきた不思議な感覚と感情。私は見るだけで、さわり心地の良い生地…

雁かえる 堀口太平詩集

1965年11月、黄土社から刊行された堀口太平(1908~?)の第1詩集。装幀は立花一花、デッサンは堀口仁。 目次 Ⅰ 峨々温泉 桃の花 冬至 中津川渓谷 雁かえる 七夕 風光り 心のあかり 誕生日 Ⅱ 蘇州懐旧 討伐部隊 解説 伊藤桂一あとがき NDLで検索Amazonで検索…

いってきます 北野和博詩集

1997年10月、編集工房ノアから刊行された北野和博(1955~)の第1詩集。装幀は森本良成。 どきどき水族館に行きたくなります。そういう時は我慢します。すると行きたくてたまらなくなります。そして出かけます。 ときどき詩を書きたくなります。そういう時は…

やさしい現代詩 自作朗読CD付き 小池昌代/林浩平/吉田文憲編著

2009年2月、三省堂から刊行された現代詩入門書。編集は小池昌代(1959~)、林浩平(1954~)、吉田文憲(1947~)。収録詩篇の朗読CD付き。編集協力は用松美穂、表紙写真は土屋文護、組版・装幀は㈲オーポン 五味崇宏、スタジオ録音は2008年8月~9月。作品…

子取りの産声 柴田友理詩集

2011年10月、思潮社から刊行された柴田友理(1987~)の第1詩集。栞は吉田文憲(1947~)「『恐怖の源泉』と向き合う」。装幀は二月空。 目次 陥没夜 流刑地にて 醒め遣らぬ、 ある狂人の日記 子取りの産声 書評等 詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)岩…

非亡命者 野田理一詩集

1974年、限定200部の私家版として制作された野田理一(1907~1987)の詩集。 この書物の内容は、あの困難な時期(1935―51)への回答として残った私的な言語意識の集積であって、戦前の五、八の二編は表現形体としては例外的なものである。「…一九三四年とい…

陰暦の章 羽田野幸子詩集

1967年5月、北書房から刊行された羽田野幸子(1914~1995)の第2詩集。装画は泉川津恵子。 目次 情夫論 海の向うに 情夫論 はま弓 好色譚 今日の言葉 泉 夜のあかつき 名もない不幸 女波抄 恐るべき故郷 夜の光沢 けものの道 夜の前に 凪の途上 無風の嵐 ひ…

巴里心景 九鬼周造詩集

1942年11月、甲鳥書林から刊行された九鬼周造(1988~1941)の詩集。1925(大正14)年から1927(昭和2)年にかけて、匿名で「明星」に掲載されたもの。解説は天野貞祐(1884~1980)。装幀は兒島喜久雄(1887~1950)。 目次 第一部 詩 巴里心景 破片(巴里…

草の家 中村純詩集

2004年9月、土曜日術出版販売から刊行された中村純(1970~)の第1詩集。第14回詩と思想新人賞。第37回横浜詩人会賞。第55回H氏賞候補作。装幀は司修(1936~)。 目次 浅草・青森 祖母の旅 いのり いのり――祖母の死の際に 祖母の居場所 添い寝 牛乳とふたつ…

07.03.15.00 鳥居万由美詩集

2015年10月、ふらんす堂から刊行された鳥居万由美の散文詩集。装幀は甘夏図案室。 この作品を読んで、なんともいえない驚きをおぼえている。 若さと才能とネット世代の感性と、それから鳥居さん独自のというほかない世界観がこのような作品を書かせたのだろ…

夢虫 尾崎与里子詩集

1981年7月、編集工房ノアから刊行された尾崎与里子(1946~)の第2詩集。カバー装画は木村茂。H氏賞候補作。 近江には、古い観音像が多く残されています。ときに湖北には、謎めいていると言われるほどたくさんの十一面観音像が、山間の村々の粗末なお堂に、…

水の見た夢 岡島弘子詩集

1977年9月、詩辞詩宴から刊行された岡島弘子(1942~)の第2詩集。装幀は畠山やす。 目次 I 水の色は何色 水の見た夢 ゆるし 水のある風景 石のかたち 芽のかたち 木の世界から Ⅱ プロボーラー 道 跡 迷子 窓 風船 耳鳴り 夢 鼓動 NDLで検索Amazonで検索日…

私の男 高木敏次詩集

2015年9月、思潮社から刊行された高木敏次(1968~)の第2詩集(長篇詩)。装幀は夫馬孝。 前作でかなえられなかったことを今作でどれほどかなえられたであろう。願いは始めること、終えることを書き上げることであった。それはまた始められなかったこと、終…

遠い国から 田辺美砂詩集

1980年4月、沖積舎から刊行された田辺美砂の第2詩集。見返画は中西夏之(1936~2016)、装釘は田中淑恵。 目次 遠い国から 黒いいきものたち 流れるもの あなたの腕に 亡命と帰還 アンダルシアの黒い馬 回帰 皿 雲 雲 鷹 氷山 彼は気が狂っているのだろうか …

化身 倉橋健一詩集

2006年7月、思潮社から刊行された倉橋健一(1934~)の第8詩集。装画は小池一馬"lost parts"。2006年度地球賞受賞作品。 世界のあちこちは血腥(ちなまぐさ)いが私たちの周りも負けず劣らず血腥い。学校も学校の運動場も通学路も危険地帯になり、送り迎えを…

掌の上の小さい国 木津川昭夫詩集

2002年1月、思潮社から刊行された木津川昭夫(1929~)の第12詩集。第13回富田砕花賞受賞作。 今年は希望をもって二十一世紀を迎えたが、九月十一日米国で発生した同時多発テロと、それに対する報復のアフガン戦争で、世界に前世紀よりも深刻な危機が訪れて…

水辺の机 富沢智詩集

1998年6月、砂子屋書房から刊行された富沢智の第6詩集。装本は倉本修。富沢は現代詩資料館「榛名まほろば」を運営中。 この詩集は、私が建設する現代詩資料館「まほろば」の開店引き出物である。別紙でのご挨拶をと考えていたのだが、ここで失礼させていただ…

アケビの掌 川口敏男詩集

1962年7月、ネプチューンシリーズ刊行会から刊行された川口敏男(1910~1989)の第3詩集。写真は佐藤輝行、前川順三、デッサン、装幀は著者。 目次 詩とフオウトI 詩とフオウトII 砂の上 鳥 アケビの掌 石の花 青い庭 水の掌 二つの影 アケビの道 詩とデツサ…

中村正子の詩と人生 

2014年10月、澪標から刊行された中村正子(1928~1960)の詩集。編集は美濃部俊裕、苗村吉昭(1967~)、西島敏史、制作は中村正子顕彰会。 目次 はじめに(美濃部俊裕) 中村正子詩集「胸の底の川原で」全篇 笑顔の底で 胸の底の川原で 亡き母に 虐げられる…

朗読の日 夏目美知子詩集

2004年5月、編集工房ノアから刊行された夏目美知子(1948~)の第2詩集。装幀は林哲夫(1955~)。 目次 空の人 黄色い空缶 もみじ薬局 朗読の日 ふわっと 光るベンチ 六畳と二畳と小さなキッチン 花束の重さ 白いバンで Rという町 サブ 手触りの土手 桜 ひ…

幻歌 木澤豊詩集

2007年11月、草原詩社から刊行された木澤豊(1937~)の詩集。デザイン・レイアウトは岩佐純子。 目次 I サマルカンドの陽光 サマルカンドの陽光が 風の島 楼蘭行 墓地で 夢町に向かって 夢駅 Ⅱ ホオノキ幻歌 光のあとが消えて 耳の底に朧ろ月が 魚の魂を抱…

白い林 鮫島よしゑ詩集

1943年9月、工人社から刊行された鮫島よしゑの第4詩集。装幀は熊谷登久平(1901~1968)。 目次 原始の光 北の星 てんぐさ 星の銃座 山・冬を邀ふ 田中清司の戰死 誓ひ 原始の光 蟹 冬至 白い林 まん月 白い林 家瓣 遠い輝き おらんだの紅蔦 山・山を呼ぶ刻 …

夜のつぎは、朝 千葉龍詩集

1994年2月、沖積舎から刊行された千葉龍の第9詩集。跋文は秋谷豊(1922~2008)。 九冊目の詩集を編むことができた。一九八八年一月発行の『無告の詩』(芸風書院)から六年目。過去の詩集刊行にてらすと最も間隔が長い。とくに意識したほどのことではない。…

おやじは山を下れるか 高岡淳四詩集

1999年10月、思潮社から刊行された高岡淳四(1969~)の第1詩集。挿画は沢野ひとし、装幀は南伸坊。第27回現代詩手帖賞受賞。 十八歳から二十三歳にかけて東京で書いた詩を、二十七歳から二十九歳にかけてフランスのポワチエでまとめた。(「おわりに」より…

でらしね 小林坩堝詩集

2013年10月、思潮社から刊行された小林坩堝の第1詩集。装幀は斎藤種魚。付録栞解説は瀬尾育生(1948~)。 目次 パースペクティヴ・パラノイア あなたの、あなたを、あなたですか ヒカ 薔薇は咲いたら枯れるだけ 機械 さよなら夢幻島 踊れない 叙景――黒く塗…

現代詩花椿賞30回記念アンソロジー

2012年12月、資生堂企業文化部花椿編集室から刊行された、現代詩花椿賞30回記念ののアンソロジー。編集は、上岡典彦、野村光信、塚田優子(花椿編集室)、藤井一乃(思潮社)、装幀は三浦遊(資生堂宣伝制作部)、写真は伊東祥太郎(資生堂宣伝制作部)。 資…

静かな夜の記録 平塚景堂詩集

1990年7月、編集工房ノアから刊行された平塚景堂(1949~)の第1詩集。 現在、わたしには詩を書く習慣がほとんどない。詩集も余り読まない。詩人というひとたちも知らない。それなのに、いつの頃からか、詩というものは何か根源的なまっさらな問いの形式とし…