その他詩集

小さな顎のオンナたち 平井弘之詩集

2006年6月、ミッドナイト・プレスから刊行された平井弘之(1953~)の第3詩集。装丁は大原信泉。 目次 生霊 アンダンテ 一九五〇年の侵入禁止 赤い目白駅 おおカンムリ どうでもじいさん ライオン社 買物の道順 殺風景な解体 赤と青のマント かえでと蜜 神田…

二つの扉 目黒裕佳子詩集(近衛はな)

2008年11月、思潮社から刊行された目黒裕佳子(1980~)の第1詩集。カバー、表紙は著者。目黒は女優・近衛はなとしても知られている。 目次 ⅰ 雨 鬼の子守唄 消える 首飾り 泥 白い獣 はえ 閃光 ハッカ飴 少年 砂国 魚 ⅱ 二つの扉 百年後の庭 嵐 ⅲ 誰 声 灰 …

中庭の風 広岡曜子詩集

2005年11月、水仁舎から刊行された広岡曜子の第5詩集。巻カバー、保護ジャケットの挿画、口絵は戸田勝久。その他制作は北見俊一。広岡は天野忠主宰「詩の教室」で学んだ。 目次 Ⅰ 中庭(進作・京都) 中庭 隠れ里 屏風 Ⅱ 塔 八坂(やさか) 清水(きよみず)…

岸の倫理 李沂東詩集

1988年10月、(土橋治重/呉美代の)風社から刊行された李沂東の第3詩集。版画は崔熺秀。 そろそろ詩集を出さなければと思っていたが、なかなか気が乗らなかった。というのは日本の繁栄を象徴するかのように詩集があいも切らず年中、有名無名を問わず出版さ…

松木千鶴詩集

1998年7月、ぱる出版から刊行された松木千鶴(1920~1949)詩集。編集は松木千鶴詩集刊行会(真辺致一代表)。詩集と別冊(憶)の2部構成。第2回自費出版文化賞奨励賞受賞。 詩集目次 第Ⅰ部 瑪瑙 蓮 蓮 枯木と私 歴史 胸片 生誕 ちくび 昨日・今日 創痍 仲間…

荒野への招待 江口榛一詩集

1959年7月、昭森社から刊行された江口榛一(1914~1979)の第1詩集。江口は「地の塩の箱」運動で知られる。 目次 激流にて 未知なる者が 門松 鯛 何を待つているのだろう僕は かつて私は つねに身を躍らせよ 先達 運命よ僕にも 私は人間ではないのだろうか …

光の揺れる庭で 林浩平詩集

1998年4月、書肆山田から刊行された林浩平1954~)の第2詩集。装幀は菊地信義(1943~)。 目次 冬の日 Subwayにて 亡骸の運河 花ざかりの銀河で 冬の午後の別れ 美しいひと 光の揺れる庭でⅠ 光の揺れる庭でⅡ うすみどりの町でⅠ うすみどりの町でⅡ 海の百合 …

塵になるなら青 森口規史遺稿詩集

2000年3月、私家版として刊行された森口規史(1954~2000)の遺稿詩集。編集は岸上繁と鈴木漠(1936~)。 跋に代えて 鈴木漠 風のように現れ、風のように去って行った一人の詩人への、これは紙碑、言葉を累ねて積んだ墓標である。 徳島新聞の読者投稿欄『徳…

夜伽 池谷敦子詩集

2002年12月、花神社から刊行された池谷敦子(1929~)の第6詩集。挿画は己斐みどり。 「おせわをかけていますが、女房はいったいどこへ行ったんでしょう」ときくから「私が女房でしょ」と答えると「ちがう、こんな年寄りじゃない」と言ったんですよ。 この告…

日曜日の傘 山本道子詩集

1976年3月、思潮社から刊行された山本道子(1936~)の第5詩集。 ここにまとめた二十八篇の詩は、一九六三年から一九六七年に発表したうちの一部で、バッテン、凶区、ゔぇが、詩学、現代詩、現代詩手帖、歴程、無限、などに掲載された(「あとがき」より) …

知らない境涯を歩いている 宮下和子詩集

1998年7月、思潮社から刊行された宮下和子の第3詩集。装画は和田優美。 目次 悪い姿勢で 知らない境涯を歩いている 耳のかたち 移り過ぎる暴力的でやわらかな骨組み プライベート・ハーブ 名乗り合い 春のリボン 出来事は生え際で起こる 身形 顔面反射 広場…

再婚譚とめさん 筏丸けいこ詩集

1985年8月、思潮社から刊行された筏丸けいこ(1950~)の第1詩集。表紙は、築地仁(1947~)によって撮られたポール・クレー『憑かれている少女』、装幀は菊地信義(1943~)。付録は『再婚譚とめさん』手帖。「女ターザンの(詩的)名器」(藤井貞和)、「…

宮崎丈二全詩集

1973年1月、古川書房から刊行された宮崎丈二(1897~1970)の全詩集。 この本を読んで彼のことを思い出す武者小路実篤 これは宮崎丈二兄の八つの詩集をあつめた本であるから、之を読めば宮崎兄が一生かかって書いた詩を大体読む事が出来ると思う。友人の僕達…

海とオルゴール 高橋敬子詩集

1969年8月、あいなめ会から刊行された高橋敬子(1939~)の第1詩集。第2詩集以降は小田切敬子名義。装幀は駒井哲郎(1920~1976)、表紙文字は上野豊彦。 目次 オルゴール かざるぐrま オルゴール 来歴 輪 室 ミラージュ おはなし 革命 おしえないのに 星一…

淵上毛錢詩集 増補新装版 前山光則編

2015年11月、石風社から刊行された淵上毛錢(1915~1950)詩集の増補新装版。編集は前山光則(1947~)。挿画は久冨正美(1935~)。 目次 風土と土壌 誕生 馬車屋の親爺 大根抒情 花乞食 家系 暮情 縁談 眺望 寝姿 蟇多羅 白壁の家 凍夜 流逝 水仙さま 大恩…

勝野睦人遺稿詩集

1958年1月、思潮社から刊行された勝野陸人(1936~1957)の遺稿詩集。 目次 LA NATURE MORTE LA NATURE MORTE II 「哀しみ」は 抽出し ああ 或る日 穴 蠅 蠅 「こころは」 車輪 ぼくは マヌキャンによせて そのむかし 「憧れ」は 硝子戸 鐘楼 目覚めの少女 …

わが手に消えし霰 田中光子詩集

1970年7月、牧羊社から刊行された田中光子の第2詩集。序詩は伊東静雄(1906~1953)、序文は三島由紀夫(1925~1970)。田中は伊東の弟子。 田中光子さんは戦時中、築地明石町に住んでゐて、そこへまだ高校生の私が一度訪ねて行つたことがある。築地明石町と…

水剥ぎ 中村登詩集

1982年7月、櫓人出版会から刊行された中村登(1951~2013)の第一詩集。装幀は秋山法子。栞解説は鈴木志郎康(1935~)とねじめ正一(1948~)。 目次 水剥ぎ 魚族 夜釣りの唄 切りつめズボン少年の夏は河口へ 釣魚迷(つりきちがい) 台所は雨 湯上りに娘の…

楠田一郎詩集 飯島耕一/鶴岡善久編

1977年3月、蜘蛛出版社から刊行された楠田一郎(1911~1938)の詩集。編集は飯島耕一(1930~2013)と鶴岡善久(1936~)。 目次 1 黒い雨 Ⅰ 黒い雨 Ⅱ 黒い雨 Ⅲ 黒い雨 Ⅳ 黒い雨 Ⅴ 黒い雨 Ⅵ 黒い雨 Ⅶ 黒い雨 Ⅷ 風俗喜劇 風俗喜劇 風俗喜劇 神聖十字軍 理髪…

ある心情の下に 石川弘詩集

1969年2月、荒野社から刊行された石川弘(1935~)の詩集。装幀は橋本脩三。石川は檀一雄研究者。 目次 黄昏は雨の下 夜の飛行機 家 白い雲達 蠣浜橋附近 雨の中のシャボンダマ 女人恋慕 骨〈断片〉 一匹の蟲 昨夜の夢 父 記憶 春日悲歌 香り 夕陽 故郷 夜深…

zero 広田修詩集

2015年3月、思潮社から刊行された広田修(1980~)の第○詩集。 目次 ⅰ 機械 海 炎 法学 夏 山 音楽の道 儀式 啓示 窓 (窓)(部屋) ⅱ sa- 宛てられる 忘れられた本 桃の実 忘れる ⅲ 詩 坂 月 彫刻家 処刑 卵 夜 眼 書評等 [zero]からはじまる・・・ 広田修…

Stock Book 野村龍詩集

2014年8月、思潮社から刊行された野村龍の第3詩集。 目次 Ⅰ.Quasi Adagio〈前触れ〉 雲 季節 神経細胞 新聞 (古代魚は水底深く……) 桃 谷 新しい眼で 短篇小説 花 口笛 舞舞 数式 言葉 星 旋律 宝石 翡翠 蜂蜜の歌 魚の季節 卵 Ⅱ.Andantino quasi Allegrett…

世界が君に死を赦すから 亜久津歩詩集

2008年11月、コールサック社から刊行された亜久津歩(1981~)の第1詩集。 目次 序詩 遺してゆく日々 第一歩 世界が君に死を赦すから 世界が君に死を赦すから 約束 星クズが煌めいている 一粒でも 独り言 泣く狢、雄 泣く狢、雌 無を内包する玉葱、一 無を内…

別れの準備 藤本直規詩集

1988年10月、花神社から刊行された藤本直規(1952~)の第3詩集。第39回H氏賞受賞。近年は認知症関係の著作が多い。「自動改札機」は黒瀬克巳への悼詩。 目次 Ⅰ 死者の部屋から帰った夜に 綿をつめる 夜中に爪を切る 骨を噛む 胡桃割り 午前零時 別れの準備 …

まだ空はじゅうぶん明るいのに 伊藤悠子詩集

2016年4月、思潮社から刊行された伊藤悠子(1947~)の第3詩集。装画は伊藤武夫、装幀は稲川方人。第34回現代詩花椿賞受賞。 目次 焼かれていく ボーク・エリカがそうしたように 湖岸 また会おう 衣類を身につけた一枚の木材は 影 不法投棄 埴生の宿 空の味 …

石川の貝 鎗田清太郎詩集

1984年9月、荒地出版社から刊行された鎗田清太郎(1924~2015)の第3詩集。装幀は大橋公佐。 目次 病気町にて 眼 鳥狂い 慧慈 石川の貝 火をつける 十秒 傘のブルース 自転車 馬物語 守宮 トゥングタ(人間桝の田) 海辺の墓地 久部良割 交遊録 続・交遊録 …

長崎まで 野崎有以詩集

2016年5月、思潮社から刊行された野崎有以(のざきあい・1985~)の第1詩集。第53回現代詩手帖受賞。挿画は塩川いずみ。装幀は細谷勇作。 目次 ネオン 繁華街 競輪場 ベビーホテル 海辺の宿 かよちゃん 鉄板のかいじゅう 夏の夜に灯りがともる 懐かしい人た…

集蕗の塔 宮田正平詩集

1973年4月、私家版で刊行された宮田正平の詩集。 詩は自分のために書くものと思い定めてきたので、詩集を出そうと考えたことはなかった。三年ほど前、秋山清さんから「このへんで一冊にまとめてはどうか」と奨められたのが、この詩集を編む動機となった。(…

すばらしい雨 別所真紀子詩集

2014年3月、かりばね書房から刊行された俳人・別所真紀子の詩集。カバー装画は片山三枝子。 前詩集『ねむりのかたち』(花神社)を刊行したのは一九九二年。実に二二年ぶりの詩集となる。本書のⅡ・Ⅲ章はおよそ二〇年昔の作品で鈴木亨氏主宰の詩誌『木々』と…

天の糸 井上康文詩集

1956年6月、自由詩社から刊行された井上康文(1897~1973)の第12詩集。 私の著書の装幀は多く恩地孝四郎氏を煩はしていたが、この親しい友が亡くなつたので、装幀に困つたが、長男が苦心して書いたので、これをとることにした。(「あとがき」より) 目次 …

村のたんぽぽ 堀内幸枝詩集

1991年年9月、三茶書房から刊行された堀内幸枝(1920~)の第6詩集。装幀は山高登(1926~)。 目次 序詩 村のたんぽぽ 不意の翳 不意の翳 1 いらくさ 2 いまはもう 3 鳥 昔の蝶 いらくさ道 1 2 3 いらくさ詩集 眼 いまは昔 愛とは おもえが追うのは何…

一角獣 村松英子詩集

1973年9月、サンリオ出版から刊行された村松英子(1938~)の第2詩集。解説は大岡信。装幀は中林洋子。 目次 花 幕間に 欲しい 私と魔女 うた 夏の午後 羞みやの巫女 譚詩曲 譚詩曲 きまじめなお化け 眠り姫に 夢 アポロンに アリアドネ 湖 音楽 一角獣 村松…

日本詩集第三集 日本文芸家協会編

1957年9月、三笠書房から刊行されたアンソロジー。編集は日本文芸家協会。装幀は藤岡光一。 目次 一九五六年の展望・伊藤信吉 I 詩 アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ的に・上田敏雄 愛の正体・安水稔和 畦せせり・麦の季節・井上俊夫 あなぐら酒場のクラ…

海のヴァイオリンがきこえる 鈴木ユリイカ詩集

1987年12月、思潮社から刊行された鈴木ユリイカ(1941~)の第2詩集。第3回詩歌文学館賞受賞。 目次 海のヴァイオリンがきこえる わたしは誰でしょう? Ⅰ わたしは誰でしょう? Ⅱ I氏はインドに行った 子どもたちは眠ったかしら? 彼女だ Ⅰ 彼女だ Ⅱ おばあ…

マッチ売りの偽書 中島悦子詩集

2008年9月、思潮社から刊行された中島悦子の第2詩集。装幀は稲川方人。第59回H氏賞受賞。第7回北陸現代詩人賞受賞。 目次 Ⅰ 乗りあげて コカコーラ・ミトン 小川 石動 バックグラウンド 深海 雹が降る Ⅱ 空腹について 塩と客 更地の蛇口 洪水 眠るジャム 樹…

名まえのない歌 伊藤浩子詩集

2008年11月、土曜美術社出版販売から刊行された伊藤浩子の第1詩集。装幀は長島弘幸。 本詩集の最初に収められている「冬」を、いつ、どのようにして書いたか、わたしはよく記憶している。 それは、雪の湖をひとりで運転しているときだった。 等間隔に並んだ…

15歳の異常者 藤森安和詩集

1960年3月、荒地出版社から刊行された藤森安和(1940~)の第1詩集。現代詩新人賞受賞。 目次 十五歳の異常者 嘔吐 あら。かわいらしい顔。―イヤラシイ子ダヨ― 夜空の子 ガンバルノダ心臓よ。殺意だ。パンチだ。 「やっちまえ、やっちまえ」 笑うな。ぼくは…

あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったから 須藤洋平詩集

2011年12月、河出書房新社から刊行された須藤洋平(1977~)の第2詩集。装幀は小野寺優。第27回詩歌文学館賞受賞。 目次 ざんざんと降りしきる雨の空に ハレルヤ 走る 現状 Try again 孤独な角度 岩礁 子どもたちへ 密葬 祖母 合掌 宿命論 片時も忘れずに 内…

舟の客 入江亮太郎作品集

2010年5月、幻冬舎ルネッサンスから刊行された入江亮太郎(1925~1986)の作品集。編集は小長井和子。 目次 第一部 詩 舟の客 河のほとり 渚にて 廿五の秋 銀杏樹(一) 銀杏樹(二) 玩具 海 街 街・再び 青と白 あるこおる 晩秋 池袋ガード下 父 Serenade…

ボディ・エレクトリック 榊原淳子詩集

1987年7月、思潮社から刊行された榊原淳子(1961~)の第3詩集。装幀は芦澤泰偉。 私はある時期、ライアル・ワトソンに夢中だった。旺文社の科学雑誌で、ライアル・ワトソンの文章の中にホイットマンの詩篇を見つけた時、「ボディ・エレクトリック」という題…

歩行 古川清彦詩集

1957年3月、日本未来派から刊行された古川清彦(1917~2002)の第1詩集。 伊勢から日光に引越した日に、故池田克己氏より「日本未来派」創刊号を受取ったのであるから、山国での生活も満十年になる。その間の作品を集めたのがこれで、大部分は同誌及び「龍」…

わたしが生まれたとき 大重徳洋詩集

1991年8月、舷燈社から刊行された大重徳洋(1947~)の第2詩集。 長かった昭和は終わった。長すぎたというべきだろう。戦後に生まれた私の昭和を十年区切りで思い返すと、昭和四十年代や三十年代はすでに春の霞のむこう。さらに七歳までの二十年代は、渺々と…

E夫人 谷沢辿詩集

1959年7月、昭森社から刊行された谷沢辿(1931~)第1詩集。 初めて知り合つた頃の谷沢君は、まだ十代の板金工だつたが、それからもう十年ちかくが過ぎてしまった。その間、彼は豊田ボディー工場の一員として成長しながら、同人誌「青い花」にたゆまず詩を書…

ちちこわし 金子鉄夫詩集

2012年4月、思潮社から刊行された金子鉄夫の第1詩集。装幀は思潮社装幀室。 金子鉄夫、この繊細きわまる悪童の登場に拍手を――野村喜和夫金子鉄夫は静かに、残酷なものと戦う詩人であるのかもしれない。――小笠原鳥類(帯文より) 目次 うみなんていくな 「く…

白南風(しらはえ) 岡田哲也詩集

1978年3月、七月堂から刊行された岡田哲也(1947~)の第1詩集。扉絵は青木繁の「海の幸(部分)」。 これは私の処女詩集である。収められた作品は、昭和四十五年から昭和五十二年迄の過半である。私の廿代は東京で三年、郷里で七年、ふたこと目には死を思い…

「タイム」と言って電信柱に放尿すると、夢 嵩文彦詩集

1983年2月、雁書館から刊行された嵩文彦(1938~)の第3詩集。挿画は片山健(1940~)。 目次 明るい景色 薫る故郷 お尻のオデキ 運命 少年と宇宙 どんぶらこ・どんぶらこ 性愛的に憧れる 酸素の言伝 脆弱な飛行船 ピーマンの涙 長雨が晴れて NDLで検索日本…

哨兵 横井新八詩集

1964年10月、時間社から刊行された横井新八(~2007)の第1詩集。 昭和二十九年<1954>から昭和三十八年<1963>までの十年間の作品のなかから、四十数篇を選んだ。Ⅰは「サロン・ド・ポエット」「物質」、Ⅱ、Ⅲは「時間」に発表した作品である。詩を書き始め…

沖見る猫 秋山洋一詩集

2008年8月、夢人館から刊行された秋山洋一(1945~)の第3詩集。 迷路を泳ぐ言葉 ねじめ正一 今の時代は言葉で決めることなんかできっこない。言葉で決めようとすることは油の中を泳いでいるようなものなのだ。だが、泳がなければいけない。そんなことをやれ…

水蛇 北条裕子詩集

1977年9月、言葉の会から刊行された北条裕子の第2詩集。跋文は吉原幸子。 目次 Ⅰ 光 扉 指 街 海へ 街 風景論 水蛇 夢の穴 面 沼 この土地 Ⅱ 返礼 足萎 骨 遠い島 街角 凍った指 邂逅 季節の前の街 海蛇 跋 吉原幸子 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検…

苧環論 薦田愛詩集

1989年5月、書肆山田から刊行された薦田愛(1961~)の第1詩集。歴程新人賞受賞。 目次 暮景その滲みがちな一枚の布銜えてしばしば狂乱の態する伏目がちな枝折戸袈裟掛けに斬りつける いつと知れないぬばたまの訪い待ちわび顔を刷る わたしたちのイノセント…