その他詩集

ある日の殺意 鈴木達朗詩集

1976年9月、ほくと事業出版から刊行された鈴木達朗の詩集。 詩を書かなくなってから――正確に言うと、書けなくなってから二十余年になる。 その間、誠実に生きてきた積りだが、もともと底の浅い泉が涸れたのであろう、ただの一行も書けずに今日に到った。それ…

否の自動的記述と一箇の料理人 小林武雄詩文集

1967年6月、半どんの会出版部から刊行された小林武雄の詩文集。装幀は貝原六一。 目次 詩集・否の自動的記述 第一歌 第二歌 第三歌 第四歌 第五歌 第六歌 エッセイ・一箇の料理人 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 解説 廣田善緒とべない蛇あとがき 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

野生馬 榎並潤子詩集

1980年4月、版木舎から刊行された榎並潤子の第1詩集。 ここに初めて、詩集のできたことを、嬉しく思います。協力してくれた菅原克己さん、林信弘氏に熱く感謝します。 わたしの子供たちをつめこむ列車に、いつまでも乗るのをためらっていた最後の三篇は、「…

幼年 鵜沢覚詩集

1962年1月、北田書店から刊行された鵜沢覚の第1詩集。写真は鵜沢泰夫、装画は鵜沢真則。 目次 幼年画報 夜 耽美 父の帽子 納戸 太平堂の菓子 空耳 柱時計 女の子 英語 サーベル 輪 「明治」の記憶 弁当 マント 休暇は終わる 小石 しよつかんばばあ 子猫 三日…

アテネの悲歌 芳賀檀詩集

1975年9月、五月書房から刊行された芳賀檀の第1詩集。 これは永い年月をかけて書いた多くの詩の中から撰んだ、小やかな、つましい詩集です。とてもこれが私の骨骸、完全な脊椎とは云へません。併し兎に角、私の一部であり、多くの苦しい時間と悲しみが雪の様…

白をあつめる 神子萌夏詩集

2013年3月、ジャンクション・ハーベストから刊行された神子萌夏の第3詩集。装画は著者。 目次 白をあつめる たまごのはなし 猫と暮らす 夜を往く 約束 あげひばり 夜明けに 草の香り ひこうき雲 めぐる 夕映え 桜もようの ことばを探して 一期一会 鳥たち 日…

むくげの手紙 村野美優詩集

2017年8月、私家版として刊行された村野美優の第5詩集。装画は内木場映子、装幀は相沢育男。 二〇一四年から二〇一六年の間に同人誌などに発表した作品に未発表作品を加えて詩集を編んでみた。わたしの第五番目の詩集にあたる。 十代の終りから詩のようなも…

南海虜囚の詩 松井大造詩集

1976年12月、私家版として刊行された松井大造(三井為友)の詩集。 北ボルネオの捕虜収容所の中でつれづれに書きとめておいた十数篇の詩は、のう底にしのばせて持ちかえり、そのままのうていにしのばせて今日に至った。復員の当時、私自身故国の空気になじめ…

川よ とわに美しく 米田榮作詩集

1952年9月、第二書房から刊行された米田榮作の第2詩集。写真は稲村豊、カバー(七筋の川)は福井芳郎。画像は裸本。 第一版に廣島市長と市會議長の跋文が掲げられてゐて、詩集にしては稀な社會的なもののやうな氣がしたが、詩業はわきみち交はに逸れずに、く…

野生馬 榎並潤子詩集

1980年4月、版木舎から刊行された榎並潤子の第1詩集。 ここに初めて、詩集のできたことを、嬉しく思います。 協力してくれた菅原克己さん、林信弘氏に熱く感謝します。 わたしの子供たちをつめこむ列車に、いつまでも乗るのをためらっていた最後の三篇は、「…

氷湖 高野邦夫詩集

1978年7月、昭森社から刊行された高野邦夫の第2詩集。装画は中西新太郎。 目次 ・秋の蝶 秋の蝶 蝶の歌 蝶の死 鳥辺野 晩秋 淡い影 沈み行く蝶 林道 吾が髪 森(一) 森(二) 森 (三) 森(四) 光の中 花野 ・大枯野 光(一) 光(二) 休暇 無明 道 壺 極…

悪疫 田中房太郎詩集

1963年5月、日本未来派社から刊行された田中房太郎の詩集。 目次 顔 邪魔 不在 つりばしご 分身 悪疫 誤解 羞恥 微笑 憎悪 愛 無題 郷愁 仮眠 このろくでなし このろくでなしめが! 童話 鎮魂歌 「悪疫」ノート略歴 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

半島論あるいはとりつく島について 船越素子詩集

2013年7月、思潮社から刊行された船越素子の詩集。写真は坪谷昭夫。附録栞は木村文洋「真理の言葉、合言葉、そのはざまの言葉」。 目次 もう、雪だらけ雪女 窓の歳時記 降臨 歩行するブロッコリイ 夢に還る日 箪笥の中の骨 深大寺でくるみさんにあう だから…

そしていま旅の終りに 瀬戸口宣司詩集

1982年7月、創林社から刊行された瀬戸口宣司の第4詩集。版画は森野眞弓。 目次 Ⅰ そしていま旅の終りに 痛みごころ Ⅱ 迷妄の旅 見えない森 新しい夢―あるいは<倦怠>― 哀しみをいまは 村 ミスター・サエキの絵をみるひと日 春 衰えていく予感 街角 冬の記憶…

鋼鉄の火花は散らないか 江島寛・高島青鐘の詩と思想 井之川巨編

1975年3月、社会評論社から刊行された江島寛と高島青鐘の詩文集。編集は井之川巨。 戦後三〇年の革命運動の歴史は、「断絶」と「分裂」の過程であった。とりわけ五〇年代後半において、革命的前衛としての「党」が崩壊・解体していく悲惨さを労働者、人民は…

智慧と棲む日 小野菊恵詩集

1960年3月、書肆青泉社から刊行された小野菊枝の第3詩集。装幀は柳生秀男。 私は繁多なビジネスの山で、一日の大半を送つていて、自分自身を省みるいとまがない。そんな生活の中では、いつそうきしみあう人間感情が発散する。一日一日では整理しきれないかず…

ふいごのうた 鈴木好枝詩集

1977年4月、青磁社から刊行された鈴木好枝の第1詩集。 幼児の時風邪をこじらし、喘息になり、今日まで両親も、兄弟たちにも、共に苦しい思いをさせ、心配させて来ました。詩の中にもあるように十八歳の時からひどい発作が続き、それから五年間の闘病は、数冊…

光と風 立原正秋詩集

1978年5月、角川書店から刊行された立原正秋の第1詩集。装幀は栃折久美子。装画は堀文子。 詩集をたしませんか、と角川書店の小畑祐三郎くんから話があつたのは、昭和五十年の暮だつた。その日彼は別の用件で鎌倉を訪ねてきて、帰りぎはにさら言つたのであつ…

皮膚のまわり 立野雅代詩集

2001年11月、あざみ書房から刊行された立野雅代の第1詩集。装幀は赤阪さとみ。 目次 カーディガンをはおる 今夜は鰻を食べた 夏の未来 蜘蛛と入浴する女 海に行けばいいのに こうきと箱と 百合の花 みちくさ 里子 へんな質問 桜の季節 青色 すっぽり 観覧車 …

遭遇歌とその周辺 鈴木祐之詩集

1959年2月、書肆ユリイカから刊行された鈴木祐之の詩集。 目次 遭遇歌 フシカ 出帆 潜水象 遭難ラツパ手 さざなみ NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

土井大助詩集 土井大助

1978年4月、青磁社から刊行された土井大助(1927~2014)の自選詩集。 目次 Ⅰ 十年たったら 詩の小隊に志願する 居住細胞 ノースピア 山で死んだ男たちよ 花をささげる 十月 酔っぱらい 戦争と平和 新雪の山を行く 土性骨 Ⅱ あたらしい怒りの歌 五月 鐘が鳴…

学校詩集 一九二九年版 復刻版

1929年、学校詩集発行所から刊行されたアンソロジー。編集は伊藤信吉。1981年12月、麦書房が復刻。 年月の流れの装飾的表現として二十五年を四半世紀といったり、五十年を半世紀と言ったりする。数えてみると『学校詩集』刊行の昭和四年(一九二九)は既に五十…

動物から 横倉れい詩集

1977年4月、書肆山田から刊行された横倉れい(遊佐礼子)の第1詩集。 初めて動物の詩をかいたときから、いつかは自分の動物たちを集めたいと願ってきました。「動物から」におさめた十六の作品はわたくしのなかの捉えどころのない何かをとゞめたしるしがあり…

浮気町・車輌進入禁止 清岳こう詩集

1996年10月、詩学社から刊行された清岳こうの詩集。装画は岩原数子。 「そのおばあちゃんには、おじいちゃん以外に好きな人がおって、死んだらそっちを向いて寝たい、言うことやったと聞いちゅう。ほんで、今でもそのおばあちゃんは、好きやった人の方を向い…

現代詩新講 現代詩人會編

1951年9月、寶文館から刊行された詩論アンソロジー。装幀は寺田政明。 目次 Ⅰ 現代詩と他藝術との交流 現代詩と繪畫・高見順 現代詩と映畫・岡本太郞 現代詩と音樂・塚谷晃弘 Ⅱ 詩書による日本詩史 明治篇・城左門 大正篇・伊藤信吉 昭和篇・小野十三郞 杉浦…

ぺらぺら 高田邦雄詩集

2015年3月、花神社から刊行された高田邦雄の第2詩集。 初めての詩集を上梓してから四年が過ぎた。 母・敏子の詩作に対する姿勢を身近に見てきた私にとって、彼女の生存中に詩を書く事など恐ろしく、とても出来る事ではなかった。 そのため、私が詩を書くよう…

そこだけが磨かれた 飯田京詩集

1970年10月、時間社から刊行された飯田京(みやこ)の第1詩集。題名選定は北川冬彦、装幀は城所祥、レイアウトは北川多紀。 詩集をまとめるには時機がある。するとまとめにくくなる。が早すぎると空鉄砲に終わる。正直のところ、著者から詩集編纂の意図を打…

方程式 吉村三生詩集

1960年11月、書肆ユリイカから刊行された吉村三生の第1詩集。 詩誌「歩道」の同人にすすめられて自分の作品をこうしてまとめて見た。はじめての本である。だからずい分古い作品もある。詩を書きはじめてからもうかれこれ二十年、書きためたものの中から三十…

丘のある街 石田光明詩集

1962年10月、昭森社から刊行された石田光明の詩集。 目次 昼と夜とが 雨 あの人 まり 岩 錆 塔の歌 炎 目 海 冬 オプチミズム 朝のひととき 雲の影 牧童図 下山 あざみ 二月の詩 丘のある街 太陽の下に あとがき NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ふるくに 山川弘至詩集

1943年1月、大日本百科全書刊行会から刊行された山川弘至の詩集。まほろば叢書2。 目次 序文・折口信夫序文・保田與重郎 ふるくに 紀元二千六百一年十二月八日 八汐路の奧處も知らず 紀元二千六百二年春 日本民族の聖業に捧ぐる詩 既に神々の數に加はれるつ…