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その他詩集

にぎやかな街へ 八木忠栄詩集

八木忠栄の第三詩集。装幀は宮園洋。私家版。1972年発行。 ここに収めた作品は一九六四年から一九七一年までのあいだに書いたもののなかから選び、制作順に配列した。『きんにくの唄』(思潮社刊)『目覚めの島』(グループぎや刊)につぐ三冊目の詩集である…

存在 高野喜久雄詩集

荒地同人の高野喜久雄(1927~2006)の第二詩集。1961年、思潮社発行。解説は鮎川信夫。 ゆくりなくも一つの言葉がうかぶ。 詩は存在の追憶である。 大切なのは、詩と存在と追憶が、一つの脈絡の中にあることである。「存在は追憶の詩である」でも「追憶は詩…

ピエロの唄 竹下彦一詩集

1975年、ギャラリー吾八から発行された竹下彦一の詩集。俳号は「洋燈亭」。柔道八段。 川上澄生さんが逝くなる少し前に、サーカスの唄とピエロの唄の二冊の詩集を、出版仕様と思ひ装幀をお願ひして、サーカスの唄の方は色刷りの扉迄出来たが、ピエロの唄は「…

遠いあいさつ 日原正彦詩集

2000年、土曜日術出版販売から発行された日原正彦の第9詩集。日原は「橄欖」の同人。 序詩 うつせみ 眠りに入るときの葉ずれの音めざめて聞く枯葉の音 生まれてひとつの青い夢のなかへ呼びこまれ死して 現つの全量の軽さを知る 目次 お元気ですか お元気です…

増補疾走の終り 支路遺耕治詩集

1970年、構造社発行。ビート詩人と言われた支路遺耕治の詩集。写真は今井祝雄と高岡和弥。 目次 未刊詩篇 堕もしくは除雪の構図 黄金の腐飾あるいは復活まえの敗走Ⅰ 黄金の腐飾あるいは復活まえの敗走Ⅱ 批判序説・空間の敗走 連作Ⅰ 序説 連作Ⅱ 序説 疾走の終…

TAIWAN  龍秀美詩集

2000年の第50回H氏賞を受賞した龍秀美の詩集。発行は詩学社。 待望の第二詩集しかも前著「花象譚」の神秘主義的抒情の世界を越え、台湾――ひいては中国、東洋のなかにおのれのルーツを探ろうとする力強いエネルギーが秘められている異色の詩集である。著者は…

失意の神たち 堀口定義詩集

1982年、思潮社から発行された堀口定義(1914~)の第四詩集。 この詩集の内容は、主として欧州の旅行に際して現代人の神々への対応と社会の現状について受けた印象をまとめたものである。(「後記」より)) 目次 神頽れる神神のものは人間のもの豊穣の神フ…

詩集 挑め 防波堤 古平義雄

1966年、思潮社から発行された古平義雄の第四詩集。1957年から1965年の間に創作された18篇。作者は1929年、浅草生れ。VOU、ATTACK等に所属。 長い人生の間には、詩精神がやたらに燃えたり、やたらに冷えたり、いろいろな時期があってもよいのではないかと、…

母系の女たちへ ペッパーランド編

1992年、現代企画室発行。秋山江都子、岡島弘子、前田ちよ子、山本楡美子、水野るり子の企画・編集。17人の女性詩人による詩とエッセイ。詩のテーマは各人の母親や祖母たちなどのことが中心。エッセイ集『母を語る二十三人の娘たち』の続編。「血縁という枠…

春の画の館 金井美恵子詩集

1973年、思潮社から発行された金井美恵子の第3詩集。挿画は姉の金井久美子。 残酷な童話 金井美恵子の詩集は、題名からも予想されるように、あるときある場所に建っている不思議な館の年代記風な骨組みに託して、性的主題を展開したものである。館のあるじは…

絵本「永遠」 新川和江詩集

1959年、地球社から発行された新川和江の第2詩集。挿画は山本蘭村。 目次 生についてECHO死について孤独な出発早春犬眠られるぬ夜ありふれた略図は森へ行く紙片期待 永遠 山本蘭村 画誕生扉るふらん絵本「永遠」地上 繊い夜 Ⅰ留守番 Ⅱ臆病 Ⅲ駐車場 Ⅳけむり…

魚のことば 港野喜代子詩集

1955年、日本未来派から発行された港野喜代子(1913~1976)の第二詩集。装幀は赤松俊子。第一詩集『紙芝居』(1952)以前の未発表のものと、1950年以降に発表された作品の中から選ばれた54の詩篇 序詩 金魚が机の上に身を投げて乾いていた水槽の中では、仲…

氷見敦子全集 詩、散文、書簡、日記

1985年に30歳で亡くなった氷見敦子(1955~1985)の全集。思潮社から1991年に発行された。編集委員は、江森國友、上久保正敏、近藤洋太、添田馨、野沢啓。墓碑が鎌倉霊園にある。 墓標銘 「花の精」幼ないころ見た。夢の匂いが、漂よってきます。 以下、栞に…

見えない地面の上で 高良留美子詩集

1970年、思潮社より発行された高良留美子の第三詩集。装幀はVOUの清原悦志。 この本は「生徒と鳥」「場所」につづく私の三番目の詩集である。この詩集に収めた作品を、私は一九六三年からの六年間に書き、今度本にするにあたってそれぞれの作品に最終的に手…

化石 関口フサ詩集

1984年、あざみ書房から限定250部で出版された関口フサの第三詩集(第一詩集は『火の声』、第二詩集は『形』)。第9回現代詩女流賞候補になった。 化石 薄闇の中では何も見えなかった猫のようにひらいた瞳孔でみつめた先も薄闇がつづいた 薄闇の中で耳を澄す…

高祖保詩集(岩谷書店版)

1947年、高祖保の知人・遺族らの手によって、岩谷書店から発行された詩集。序詩は堀口大學による「天童哀悼」。『希臘十字』、『禽のゐる五分間寫生』、『雪』、『夜のひきあけ』、覚書(城左門)、追憶記(岩佐東一郎)を収録。 経歴生年月日 明治43年5月4…

詩集フィフティ 名木田恵子

キャンディ・キャンディの原作で知られる児童文学作家、名木田恵子が2004年に発行した私家版詩集。 二十才の頃、詩集『還る』を自費出版した。その五年後、その『還る』をもとにした詩集『思い出は歌わない』がサンリオ出版から出版された。 それから、わた…

影追いの街 竹谷内桜子/上田風子 詩画集

竹谷内桜子の詩と上田風子の挿画による詩画集。装幀は須山悠里。2007年6月エクリ発行。 あなたの脳内銀幕に映し出す百のオムニバス都市幻影作家と画家はこの際、弁士と映写技師なのである。――宇野亜喜良 NDLで検索 Amazonで検索 日本の古本屋で検索ヤフオク…

ジャズ・エイジ 中上哲夫詩集

花梨社から2012年9月に発行された中上哲夫の第12詩集。序詩を含めて22篇。大家正志が作品論を、八木忠栄が詩人論を寄せている。2013年の第28回詩歌文学館賞受賞。 [受賞のことば] 自己にこだわりすぎる、もっと他者のことを思え、といわれたことがあった。つ…

日本の現代詩 那珂太郎/高柳誠/時里二郎 編著

発行は玉川大学出版部。1987年10月20日初版1刷。 本書は明治新体詩成立以降今日までの日本の現代詩を概観し、各時期の主要な詩人の作品を選び集めたものである。ひろく一般の読者に日本の現代詩詞華集(アンソロジイ)を提供しようとするものであるが、同時…

ヒューマニズム詩集 覚えはない アイクとマレンコフへ 小田 俊与

Wikipedia によれば1907年1月20日生まれの小田俊与は「沖縄県(自称は広島県)出身の洋画家、彫刻家、作詞家、政治ゴロ、反核運動家、特殊株主。『世界タイムス』『全東京新聞』[1][2]発行人、『政治大学校』参与、『東北・北海道開発期成会』会長。日本選挙…