その他詩集

雨の経緯 三木昇詩集

1969年8月、岬書房から刊行された三木昇の第1詩集。 目次 河 砂の記憶 秋の陽に 葦と川のある風体について 冬柑 隙間 患部 溝 葉 病室に風はふいていた 遭遇 告知 ある場末にて 雨の経緯 像のない場所 脚は胴のなかで 霧とある女 柵の対話 枇杷 深夜の麦畑 …

呼び声 図子英雄詩集

1973年8月、原点社から刊行された図子英雄の第2詩集。扉絵は住田恭子。 目次 ひまわり 水の縄 狙われる ローマの噴水 噴水歌 金木犀 冬の枯枝 伐る 砂 七いろの鳥 燕 身をまもる ビル 人間の檻 面 能面 ユトリロ 星 眼 闇の部屋 中途失明者に 揺籠のなかで …

噴く 津坂治男詩集

1979年12月、創樹社から刊行された津坂治男(1931~)の第3詩集。装幀は佐藤千志子。 目次 雨 噴く 首もぎ 回廊 生めぬ未来を 小松菜 芽 わだち 蝉 静止画 心は鬼 うわさ ひかなくて 消せたらいい ゆりかご それでも みかんよ 死んでも恨みは せめて光を――あ…

西風 青山みゆき詩集

1998年7月、思潮社から刊行された青山みゆき(1954~)の第1詩集。第4回中原中也賞候補作品。 目次 春 井戸 納屋 川 誕生 桃 立葵 水槽 西風 夏 闇 長昌寺 刃物 無花果 六月 境界 風 廃屋 取り分 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

はこがたのあい 鍋島輝美詩集

1971年7月、私家版として刊行された鍋島輝美の第1詩集。 目次 Ⅰ はこがたのあい あたしの情事 あたしの中にいる他人 きみのかたち 未来 男でないきみ 赤の他人 女のにおい きみについてあたしが知っている事少しばかり 抽象のきみ具体のきみ あいと愛 愛する…

歹い夢 林周臣詩集

1977年10月、群像舎から刊行された林周臣の第1詩集。解説は豊浦志朗(船戸与一)。 目次 輪 食欲 双児 丸窓 一軒家 弔いの日に 間隙 翳 幼戯 六月の顔 雨夜 反癒音 幽霊の街 夜汽車 頭蓋 晩秋 白路 或る終焉 蘇生 街路樹 朝(あした)に結論を 麓 宿 周流 車…

向陽湿地 小野連司詩集

1975年7月、大和工房出版から刊行された小野蓮司の第15詩集。著者自装。 目次 ・蘚苔旅行 療養所 蠅 さいはての洞窟 道東旅情 序詞 春 カラマツ林 五月 水苔 六月 ヒオウギアヤメ 八月 トマトと苔 車石 イワシ雲 聖女 カラス 秋 白鳥 蟹祭 西別川 落陽 終着…

樹光 塚田高行詩集

1982年7月、詩学社から刊行された塚田高行の詩集。装幀は山本明正。 私はよく冬の道を歩く。郊外の、雑木林の点在する、広漠とした冬の道を。空を、すでに葉を落してしまった林を、木枯らしが吹きわたっていく。風は道を吹きつのり、私をもこごえさせ、すく…

湿原 生き埋めのヴィジョン 倉内佐知子詩集

1998年6月、斜塔出版から刊行された倉内佐知子(1950~)の第4詩集。装画は艾沢詳子。 目次 Ⅰ 湿原 あの日の む を仏作るあれからの む の胎内へ(冬) 湖底に沈んだ白鳥 ヘブンリーメモリー(春) カヌー走る みどりの十日 それから(夏) 冬眠 水無し川すべり ブ…

舟越道子詩集 舟越道子

2000年4月、角川書店から刊行された舟越美智子の詩集。彫刻家・舟越保武の妻。 目次 Ⅰ エゾエンゴサク 湧き出ずるもの 美しい桜の花よ タンポポ 春の青空 姉 沼のほとり 一枚の絵に添えて こころ 阿寒湖畔にて 雨が霽れて… 七里ヶ浜にて おさなき哀歌 灯は霧…

通過 中村義則詩集

1966年、他人の街社から刊行された中村義則の第2詩集。装幀は赤瀬川原平。 目次 通過 ある朝 ほおきの件 除去の件 ひざ上30センチの件 輝く朝 ふくらみ 誰も居ない部屋から 裏切り ママの声 四歩目ぶるうすい ママぼくでかける はだしの唄2 はだしの唄3 はだ…

みぞれふる 倉橋顕吉詩集

1981年4月、私家版として刊行された倉橋顕吉の遺稿詩集。編集は顕吉の弟、倉橋志郎。 今は、人間の詩が政治にふみにぢられている時代だ。 水遠に詩が政治の足の下にあるとは、しかし考へられない。 …………生きること、この眼をこらし、この眼でたしかめ、私は…

私の道のうえに 除村ヤエ詩集

1984年10月、ベルデ出版社から刊行された除村ヤエの第2詩集。除村は、ロシア・ソビエト文学者・除村吉太郎の妻。 一九四五年八月一五日、私は病んで、群馬県の生家で寝床の上にあった。母が例によって私のお昼を運んできたが、お膳を下に置くなり、体ごとの…

極みを歩くもの 武井京詩集

1982年4月、黄土社から刊行された武井京の第5詩集。 目次 Ⅰ 極みを歩くもの 極みを歩くもの ひとりはひとり 濯ぐものは 無題 北極圏 阿字が浦にて 雨滴 根が在ることを ベレー帽の下に 病棟に雨を聴く ありがとう Ⅱ 民話 民話 焼きむすび 寒鮒の味噌汁 忘却…

猫談義 崔華国詩集

1984年9月、花神社から刊行された崔華国(1915~1997)の第2詩集。装幀は林立人。第35回H氏賞受賞作品。 日本語での第一詩集、『驢馬の鼻唄』(詩学社)以降四年間に、「詩学」の他、同人誌「四海」「風」「西毛文学」「東国」等に寄せた作品をまとめたのがこ…

鰈 安部一郎詩集

1967年11月、木犀書房から刊行された安倍一郎の詩集。装幀は上塚尚孝。 目次 河 酒ほがひ 百日草 はまにきて 赤い裳 夜の公園で あの人 旗 Narcisse 孤座 みんなねむってしまった夜 詩業 聖家族 麦酒 長男 西瓜 秋立ちぬ あさあけのしずかなるくに …

アカシアの雨がやむとき 水木かおる詩集

1979年11月、サンリオから刊行された、作詞家・水木かおるの詩集。挿画はさいとうやすひさ、装幀は山内たつゑ。 目次 《哀しみのかなたに》 アカシアの雨がやむとき 泪がいっぱい あと五分だけ ある雨の朝 エリカの花散るとき 明日よこんにちは 死ぬまで一緒…

夢の内乱 米田繁男詩集

1997年10月、七月堂から刊行された米田繁男(1936~)の第2詩集。写真は渡辺信夫、装幀は依田紘祐。 目次 ・港にて 港にて 陰の風土 夢の内乱 卵形の女 夏の夢 顛末 寓話の試み ・鳥の影 七月の河口 ネガティブ一九三九年 鳥の影 硝煙の森から 夕映え 蝉 箱…

三宅島詩集 にせ流人抄 鈴木登志夫詩集

1969年8月、思潮社から刊行された鈴木登志夫の第1詩集。装幀は足立昭二、カバーは広瀬一二。 目次 三の宮林道を下る 落椿 三池港桟橋にて 赤場暁 火の山峠から 野の素顔 新島を望む 支庁公舎にて 大久保浜 伊ヶ谷部落 或る夕凪 三宅島空港 自註 あとがき 日…

祈の塔 河野進詩集

1949年9月、河野醫院から刊行された河野進(1904~1990)の第4詩集。『十字架を建てる』『病床の祝祭』『母に捧げむ』からの抜粋を含む。 目次 序 光田建輔序 賀川豊彦 Ⅰ 祈 祈の塔 朝と夕 悔 天國 傍受 開かれた門 まだ祈が 神の刑罸 大それた願望 證據 死…

オルガンの響き 江原光太詩集

1992年1月、響文社から刊行された江原光太の詩集。装画は高橋三加子。解説は川崎彰彦、古谷鏡子、笠井嗣夫。 オルガンの響き あれは十歳のころだ。どもりだったせいか音楽が好きだった。作曲というより かってな節をつけて自前の歌を唄っていたのだ。オルガ…

黒い蝶 宮中雲子詩集

1981年6月、木曜会出版部(サトウハチロー記念館内)から刊行された宮中雲子(1935~)の第2詩集。 目次 月に抱かれて 快い反芻 心待ち 無の幸福 月と私 誕生石の謎 愛を計る 月 ただそれだけで…… 茫然 静かな愛 バレンタインデー 月よ まだ? とぎれる想い …

魅惑 黒塋蒿詩集

1949年9月、三笠書房から刊行された黒塋蒿の第1詩集。装幀は山東洋。帯文は内田百閒、解説は野間宏。 目次 魅惑 小曲・首途 贈りもの 散文詩・職人 風 驟雨 倦怠 倦怠又 春 ふるさとの 雨の別れ 散文詩・不健康 初雷 叡山頂叙景 行軍 秋恨 叛逆 幻 鳥影 冬二…

女よこの空の下に 海老塚市太郎詩集

1993年、私家版として刊行された海老塚市太郎の詩集。1956年6月、海市発行所から刊行されたものの復刻版。 目次 或るノオト 嘔吐幻想 或るノオト 壁 運命 喪章の年 夜・植物・戦争 犬の恐怖 雑踏について 顔について 肺結核 手記から 風について 明日へ継承…

かもめ月 今村清子詩集

1995年11月、湯川書房から刊行された今村清子の第1詩集。 目次 Ⅰ みちしお ピエロの手品 残暑はきびしく 夢をみたのよ わたしは手紙を書いた あそびにきて はれた秋に ナビオのバーゲンで 夕刊をとりにでたそとは 情景 Ⅱ みずのいろ かれいらいすに雨がふる …

クレヨンの屑 有我祥吉詩集

1983年9月、黒詩社から刊行された有我祥吉の第3詩集。装幀・カットはありがはじめ。 この詩集のⅠとⅡの作品は、ほぼこの十年間に書いたものである。Ⅰには、死んだ子について書いた作品をおさめた。生れてきた双子のうち、一人は千四百キログラムの未熟児で、…

少年の日 渡辺隆美子詩集

1973年12月、青磁社から刊行された渡辺隆美子の第1詩集。カバーは堀内雅博。 目次 指 都会のユウウツ 黒いビラ ソフトボールチーム やせた少年 梅雨 まるで石ころのように 夜明け よどみ ヨッパライ 指 老人の歩いている街 東横線 夕方 落雷 地下鉄 屍 さっ…

海――友よ 私が死んだからとて 長沢延子

1972年2月、都市出版社から刊行された長沢延子(1932~1949)の遺稿集。画像は重版。解説は黒田喜夫。 目次 *印は詩 Ⅰ 友よ私が死んだからとて 友へⅠ 友へⅡ *旅立ち *涙 *便箋 *招待 私は誰よりも深く生を愛したのだ *雲 肉体と魂 *鏡面 かつて多感なりし日 …

火は森を狂わせるのか 星野守詩集

1998年11月、ふらんす堂から刊行された星野守(1954~)の第1詩集。装幀は君嶋真理子。 目次 Ⅰ 1974~ 俯瞰図 黒いラブレター 子午線上の季節 このぬける夜には… 水泡 光へ(冬) 幼年 記録 焦燥 七月 夢 遠い秋に(T.T.へ) 失愛 木箱そして雨空 服毒 水宮…

冬の犬 松井久子詩集

1990年5月、花神社から刊行された松井久子の第1詩集。装幀は熊谷博人。 目次 Ⅰ 散歩 夏の夜 ある形 傷 橋の上で 真夜中のバラ 白い壁 鏡とナイフ Ⅱ 正しい休日の過ごし方 ハイウェイ 女優 砂の池 ひまわり Ⅲ 黎明 肩 一本のテープ ヘリコプター 木枯らしの寺…