その他詩集

在野の息吹 立川健一詩集

2013年7月、土曜日術出版販売から刊行された立川健一(1948~)の詩集。装幀は直井和夫。著者は新潟県生れ、刊行時の住所は南魚沼市。 目次 笑い消しゴム 光の中を吹く風 母の贈り物 神々の寓話 網走の初氷 斜光 荒野 空へ 街 ゴッホの空 癌 下町 稲担ぐ人 …

PRESENT プレゼント 池上博子詩集

1991年12月、白地社から刊行された池上博子の詩集。装画は木村繁之、装幀は杉野諒。付録栞は清水鉄男「『音』の詩人・池上博子」。新鋭詩叢書12。 目次 ドラマトゥルギー すかすか I want to cry. Silent Dream 太陽のくに かなしみ ちがう 塀の上 清掃 Mari…

灯台 山川久三詩集

2009年12月、土曜美術社出版販売から刊行された山川久三(1929~)の第1詩集。エリア・ポエジア叢書 10。装幀は森本良成。著者は高知市生まれ、刊行時の住所は板橋区徳丸。岡本彌太詩集監修者。 目次 春 灯台 待ちながら ジーパン 晚夏 蒲団 ワルツ カプセル…

告別 岡村二一詩集

1969年6月、金剛出版から刊行された岡村二一(1901~1978)の詩集。装幀は笠原互。著者は長野県下伊那郡竜丘村生まれ。 大正十四年に処女詩集「幻想君臨」を出した後、新聞界に投じて詩を離れたまま、長い年月を過ぎたが、昭和三十一年四月から中村漁波林に…

ドン・キホーテ異聞 國峰照子詩集

2011年7月、思潮社から刊行された國峰照子(1934~)の第6詩集。装画は藤富保男。著者は高崎市生まれ。 目次 序詞 うなぎ 曲鼠 大曲 エコー 観光案内 葬列 パブリックな庭 ファンレター ライティングデスク 夢魔 星座 門付け 焚火 春さめて 噂の腑分け 藤の…

森には雨、五月 魚家明子詩集

2006年5月、思潮社から刊行された魚家明子の第2詩集。付録栞は和合亮一「魚家と私たちの海路は波間が知っている」。 目次 海路 個室の眠り COIN で舌を買いに来る RAIN カンダハルまで 2001 傷花 幸福 初夏 美 目覚めてある夜の旅 桜 弓 寺山に ひとり 森 星…

オルラモンド異聞 小浜俊郎詩集

1982年6月、国文社から刊行された小浜俊郎(1927~2020)の詩集。刊行時の著者の住所は杉並区下高井戸。 目次 矩形 原景 cante jondo 陰画 頌 オルラモンド異聞 晚夏 追跡 湖 半島 写真 日常 地図 imitatio borgesi anch'io 熟睡 中央山塊 流謫 振子 暴君 曆…

身体論ほか 賀陽亜希子詩集

1999年11月、書肆山田から刊行された賀陽亜希子(1949~)の第3詩集。装幀は吉野史門。 目次 ・青年の徳目 序 初夏 青年の徳目 ・聖餐 (不幸を… (午後の… (「取って… ・身体論 1器官 粗忽な手 連動 髪=体制 目の孤独 裏切りの口 鼻もしくは嗅覚について 訣…

この家で 中村美智子詩集

2000年5月、思潮社から刊行された中村美智子(1933~)の第2詩集。著者は東京生まれ、刊行時の住所は杉並区上荻。 目次 山手通り 行くところ 睡蓮 上り坂 2病棟二階 カンファレンスルーム 手術前夜 その日の朝に 足の裏 術後一年 となりの席で 冬 黒豆 ドア…

理由のない季節に 松本高直詩集

1979年10月、紫陽社から刊行された松本高直(1953~)の詩集。 目次 反歌あるいは<恋歌> 暗い日曜日 晨へきみは 理由のない季節に 私たちの祭り 流亡の朝 恋歌 少女期 ターフェル・ムジーク 川のほとりで 亡命 見知らぬ声に レクイエム 恢復期 NDLで検索Am…

秩父困民党のバラード 浅尾忠男詩集

1997年9月、光陽出版社から刊行された浅尾忠男(1932~)の詩集。表紙書は橋本泰司。著者は堺市生まれ。 目次 序 虜囚のバラード 井上傳蔵 蜂起の日々はそのまま死出の道行で 田代栄助 おれは火蓋を切る男 加藤織平 まとまりて凄し木の葉の秩父颪(おろし) …

教育の天 野口茂夫詩集

1941年8月、東陽閣から刊行された野口茂夫(1907~1993)の詩集。 目次 (附)序 草場弘 ・春いまだ 二十三篇 肝油の球 天使たち 私が氣を附けをかけると 萬歳は昇天する 霧 遠足 オルガンについて 日だまり 馬揃へ 顏 春日 歴史 敗北1 煙草の始末 敗北2 T…

水辺の記憶 小見さゆり詩集

2022年7月、書肆山田から刊行された小見さゆり(1959~)の詩集。装画は福島世津子。著者は群馬県生まれ。 目次 まばたき 樹 秋の野 ピクニック 微熱 詩をつくるひと 1/2の寓話 巧の寓話 ミツバチ 傷口 詩のウォーミングアップ スキンヘッド 年間計画のつく…

ドールハウス 海東セラ詩集

2020年11月、思潮社から刊行された海東セラの詩集。装画は本田征爾。 目次 下廻り階段 床 プリズム 砂壁 デッドスペース 窓辺だけの部屋 ドールハウス 天井 屋根裏 夜の食卓 ミルク 庭 仮寓 縁の下 外壁 動線 廊下 あしあと 換気 たてまし 永久 オープンハウ…

夢の原型 安藤一宏詩集

1975年8月、サンリオ出版から刊行された安藤一宏(1947~)の詩集。装画・装幀は村上芳正。 目次 おそい夏 みちゆき 夢絶ち 海に 拵えた花 哀歌 豊かな海 一輪ざしの唄 波形は壊される以前の希望をもちながら おとなたちへの挽歌 秋で 海で 禁制 ある男に 片…

夜よさらに憎悪をきたえよ 69.5~72.5 稲木豊実詩集

1972年10月、ぷろだくと叛乱から刊行された稲木豊実(1949~)の第1詩集。叛乱叢書1。 この詩集は、一九六九年五月から一九七二年五月までの間に書かれた詩篇を編んで一本としたものであり、実質的には私の処女詩集と云ってよい。作品の掲載順序は冒頭の「海…

駱駝の背に虹を乗せ 倉本竜治詩集

2005年5月、思潮社から刊行された倉本竜治(1935~2003)の遺稿詩集。題字は木本禜子。著者は大田区大森生まれ。 目次 戸隠便り 旅立 今日の風 暮れなずむ夕べには 出産の朝 登攀 女 蝸牛のような子 しずかな晩 パンドラの箱 玄関 競馬 噴水 鈴虫 ぼくはナマ…

虹の轍 柚原律子詩集

1970年12月、風濤社から刊行された柚原律子(1936~)の第1詩集。装画は一色邦彦。著者は茨城県竜ヶ崎市生まれ、刊行時の職業は東京都民政局勤務、住所は茨城県牛久町。 目次 序 英美子 ・第一部 光彩Ⅰ 光彩Ⅱ 少女の眼 ひとり 花びらの紅を 唇 青 想い 無題 …

流れる時のなかで 米田和夫詩集

1968年12月、週刊てんおん編集部から刊行された米田和夫(1927~)の詩集。著者はマレー半島ジョホール州パパン河ゴム園生まれ。 目次 そのⅠ ヴォストークKよりリーザへ そのⅡ 旅をするとは そのⅢ 海辺にて そのⅣ ポプラ そのⅤ 雜木林 そのⅥ 貝がらと人 その…

夢にも思わなかった 佐野豊詩集

2023年5月、七月堂から刊行された佐野豊の第1詩集。装幀は秋山花。附録栞は松下育男「ひとりの詩人ができあがってゆく」。 目次 暖のとりかた 朝アパートを出たら こえのほし だらんと妻が 蓋 性 いっこのリンゴ てなぐさみの詩 つくしんぼう ふたしか 日常…

やがて誰も居なくなる 上田修詩集

1991年10月、宝文館出版から刊行された上田修(1915~?)の詩集。装幀は城尚衛。著者は東京生まれ、刊行時の著者の住所は品川区東五反田。 そして半世紀が過ぎ去った。 中野嘉一先生の「前衛詩運動史の研究」――モダニズム詩の系譜を何回も拝見しているうち…

新韻律詩抄 佐藤一英

1935年9月、小山書店から刊行された佐藤一英(1899~1979)の詩集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

万華鏡 山本みち子詩集

1996年11月、潮流社から刊行された山本みち子(1940~)の第5詩集。著者は熊本県生まれ、刊行時の著者の住所は武蔵村山市。 目次 Ⅰ 万華鏡 さくら 金魚 蛍 椿の道 耳 茱萸坂 灯籠流し 鯉 い・の・ち 翔ぶ Ⅱ 眼 午後の向日葵 蟬塚 揺すられて 何の不思議もな…

葡萄酒いろの夜がきて 橋本碧詩集

1983年9月、炎樹ノ会から刊行された橋本碧の詩集。装幀は進藤潔。 目次 壁掛 鳥籠に 珈琲の店 橇 白木蓮 昼顔 木犀 刺繡 窓 夜霧 絹 匂い 小石 薔薇 壺 柵 水晶 月光 樹 椅子 噴水 告白 遁走 砂丘 仮面 面紗 蠟燭 骨牌 後記 NDLで検索Amazonで検索日本の古本…

山玩具 穂刈栄一詩集

1946年6月、新詩人社から刊行された穂刈栄一の詩集。新詩人叢書。 目次 序文・前田鐵之助 ・啾啾 立春 彼岸櫻の咲く頃 春色流暉 啓蟄 季節 迎春日記 朝雨 晩春 田舍 茱萸 桑の實 田舍の娘 村邑 啾啾 柿 朝川添ひの道で 氣配 初夏 寒夜 晩秋 禍ひ 爐邊夜話 山…

漂泊の日に 國満静志

1988年9月、皓星社から刊行された國満静志(1912~1987)の詩文集。著者は旧制高校卒業後にハンセン病発病。1938年長島愛生園に入所、1941年逃走、1947年多磨全生園入所。1957年から入退所を繰り返す。1972年以降は多磨全生園で過ごす。 目次 ・詩 このいの…

八月十五日 田村昌由詩集

1973年10月、日本未来派の会から刊行された田村昌由(1913~1994)の第7詩集。墨絵は甲斐巳八郎、油絵は久須耕造、装幀は河原宏治。 目次 ・桜 桜 旅順白玉山 三十里堡附近にて 機関車プレニ3号 八月十五日以後北京城外西郊にて 無花記 体温 下界 下界 老黄…

あかるい時間に 丸田麻保子詩集

2017年9圧、ふらんす堂から刊行された丸田麻保子(1969~)の第1詩集。装幀は和兎。栞は福間健二「夢の詩」。 目次 1 その場所で ドクダミ 川の淵に その場所で 森のカラス 水を運ぶ あかるい時間に 2 縦のままで きょうだいは 餃子物語 一月 詩集を買いに…

月色の圓舞曲 水原昇詩集

1983年8月、観相社から刊行された水原昇の詩集。 目次 ・『白い堡壘』より 逝く秋の歌 感傷的な唄 かなしく雨が降る 夜の夢のラルゴ ・『おるがんの唄』より 満月の短章 渡り鳥の来る頃 傷ついた愛の歌 鷹の唄 彫られざりし墓碑銘 春の雲のほとりに ・『戦中…

たくさんの窓から手を振る 中村梨々詩集

2012年4月、ふらんす堂から刊行された中村梨々の詩集。装画はcoca、装幀は和兎。付録栞は川口晴美「飛び立った言葉たちはどこまででも行ける」、杉本真維子「同じ空におおわれるまで」。 目次 ロシア 指先より先にあなたにたどり着くために そんな簡単なこと…