その他随筆

欧羅巴女一人旅 馬郡沙河子

1932(昭和7)年6月、朝日書房から刊行された馬郡沙河子の紀行文集。2004年12月、ゆまに書房から復刊された。 太陽の如く輝やかしかる可き女性が、日本に於ては餘りに不自由な、餘りに束縛多い生活の中に閉ぢ込められてゐる。女であるが故に娘時代は父親から…

姫の水の記 川崎長太郎

2014年3月、Tokyo Publishing House から刊行された川崎長太郎(1901~1985)の随筆集。編者は平出隆(1950~)と齋藤秀昭。《crystal cage》叢書の1冊。 本書には、小田原、箱根、伊豆といった土地にまつわって書かれた川崎長太郎の随筆から、大戦中のもの…

満州風物誌 春山行夫

1940年11月、生活社から刊行された春山行夫(1902~1994)の満州紀行文集。 目次 東京―奉天 旅行記 政治の問題 文化の問題 文明の問題 準備 下關―玄海灘 釜山 京城―安東 穀倉地帶 新京(1) 新京の文化 關東軍と國務院 拓殖計畫 協和會 三不管 第二のアメリ…

から/へ 志村正雄詩集

1993年4月、書肆山田から刊行された志村正雄(1929~)の第1詩集。装幀は青山杳。 目次 ふるさとから/へ 漂泊 記憶 ワレモコウ なが故園 小樽歳事記 ふたつの肖像画 幼年時代の左吉の自画像 過ぎし春のうた セロの女のうた 青森 新年試作 聖者頌 バタフライ…

ちりがみ文章 十一谷義三郎

1934年4月、厚生閣から刊行された十一谷義三郎(1897~1937)の随筆集。 目次 文學日錄 作家の世界 文學日錄 燭明抄 文學問答 作家の自由 新感覺派斷片 生活から 作者の社會的地位 えと・せてら 蝙蝠の感想 あ・ら・ふあっしよ 隨筆とエッセイの考察 サアカ…

をりにふれて 九鬼周造

1941年11月、岩波書店から刊行された九鬼周造(1888~1941)の遺稿集。装幀は友人の児島喜久雄(1887~1950)。 目次 内容と形式 藍碧の岸の思ひ出 東洋的時間 偶然と運命 時局の感想 書齋漫筆 自分の苗字 祗園の枝垂櫻 飛彈の大杉 夢を語る 外來語所感 村上…

仏蘭西紀行 島崎藤村

1922年9月、春陽堂から刊行された島崎藤村(1872~1943)の随筆集。画像は1924年の27版。 NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する

春興倫敦子  福原麟太郎

1935年9月、研究社から刊行された福原麟太郎(1894~1981)の随筆集。 目次 英京短信 倫敦消息 クリスマス前後 春興倫敦子 倫敦所見 英京雜記 主知主義的會食 EXPRESS DAIRY ゴランツ先生 THE NATIONAL GALLERY ロンドンの古本屋 オウルド・ヴィックの沙翁史…

牀上小唱 根市良三

1969年5月、津軽書房から刊行された根市良三(1914~1947)の遺稿集。根市は太宰治「思ひ出」私家本装画(1933)も手がけている。 亡き兄良三は私より二歳半上の次兄である。大正三年から昭和二十二年まで三十三年余りの短かい生涯であったが、その間熄むこ…

わが詩わが夢 長谷江児の霊に棒げる  坂本稔

1979年1月、泰樹社から刊行された坂本稔(1929~)の詩的自伝。 私も土佐に生まれ、そこに育ったが、いつか書いたように、幼い日の自分の目で見た風景を、追憶のなかで折ふし解読することだけが、故郷とのわずかなかかわりとして残っている。私も時あって土…

村岡伊平治自伝

1960年12月、南方社から刊行された村岡伊平治(1867~1943)の自伝。村岡は女衒として知られる。 目次 第一編 南支時代 第一章 発端 第二章 香港 第三章 船員生活 第四章 天津 第五章 上海 第六章 厦門 第二編 シンガポール時代 第一章 生活安定の道 第二章 …

風もかなひぬ 伊藤悠子エッセイ集

2016年4月、思潮社から刊行された伊藤悠子(1947~)のエッセイ集。装画は伊藤武夫、装幀は稲川方人。 目次 まなざしのなかを チューザレ・パヴェーゼの故郷ランゲ 私の好きな詩人 チューザレ・パヴェーゼ ふたりのイズー ほとりにたたずむ 1 2 3 4 5 …