アナキズム

学校詩集 一九二九年版 復刻版

1929年、学校詩集発行所から刊行されたアンソロジー。編集は伊藤信吉。1981年12月、麦書房が復刻。 年月の流れの装飾的表現として二十五年を四半世紀といったり、五十年を半世紀と言ったりする。数えてみると『学校詩集』刊行の昭和四年(一九二九)は既に五十…

みぞれふる 倉橋顕吉詩集

1981年4月、私家版として刊行された倉橋顕吉の遺稿詩集。編集は顕吉の弟、倉橋志郎。 今は、人間の詩が政治にふみにぢられている時代だ。 水遠に詩が政治の足の下にあるとは、しかし考へられない。 …………生きること、この眼をこらし、この眼でたしかめ、私は…

伊藤和詩集 伊藤和

1960年1月、國文社から刊行された伊藤和(1904~1965)の詩集。 目次 ・泥 町へ売る お祭りだというて おばあさん おふくろ 冬晴 泥 馬を休ませる 鶺鴒の尾 麦踏み 馬 タバコ 一枚の着物 手紙 赤いピラピラ 九月 稲を刈る 無題 老ばれめ 号外 本町通り コッ…

揺れる煙突 高島洋詩集

1988年8月、コスモス社から刊行された高島洋の第2詩集。 第一詩集(高島洋詩集)を発行したのが昭和四十七年八月であったから、すでに十一年の歳月が経過している。その間、わたしは詩誌「コスモス」に拠って細々と作品をかいてきた。従って本詩集に集めた二十…

戦後詩の私的な回想 秋山清

1969年10月、太平出版社から刊行された秋山清の評論集。装幀は山本義信。 目次 戦後詩の私的な回想はじめに Ⅰ「事件の詩」について Ⅱ二、三のアンソロジーについて Ⅲ『祖国の砂』と『京浜の虹』 Ⅳ人民詩精神 Ⅴプチ アナ・ボル論争 Ⅵ民主主義への転向 「暗愚…

詩人の運命 岡本潤自伝 岡本潤

1974年4月、立風書房から刊行された岡本潤(1901~1978)の自伝。『罰当たりは生きている』(未来社、1965年)の増補版。 こんど自伝の増補新版を出すに際して、書名もあたらしく『詩人の運命』としたいという岡本さんの意向が、一子さんを通じて私に知らさ…

獄窓に想ふ 金子ふみ子全歌集

1990年12月、黒色戦線社から刊行された金子ふみ子(1904~1926)の全歌集。付録は「連帯」金子文子建碑特集号。 目次 解説 瀬戸内晴美 金子文子歌集 己を嘲けるの歌 獄舎に想う 補遺 歌稿を見た後に 栗原一男 古川時雄 金子文子をおもう 会田紀子 取り残され…

陀田勘助詩集 陀田勘助

1963年8月、国文社から刊行された陀田勘助(1902~1931)の詩集。編集は渋谷定輔(1905~1989)。装幀は松永伍一(1930~2008)。 目次 ●黒い青春 諦め ある日 この頃 ある夜 手をさし延べよう! 一情景 おれと月光 ●●・ 冬の朝 無題 囚人自動車 三つの風景 …

父子問答 内田博詩集

1952年7月、詩と詩人社から刊行された内田博(1909~1982)の第3詩集。装幀は古賀兼吉。 目次 序 壺井繁治 第一部 暗い谷間 早春 四月寒冷 残雪 ひと隅の記 月明 お父さんの武運を祈ろう 冬夜独居 柿 郷愁 歳月 童謡(骨壷・鏡) 白い蝶 十年 花々のゆれ た…

鎮魂歌 植村諦

1980年4月、青磁社から刊行された植村諦(1903~1959)の遺稿詩文集。編集は秋山清。 目次 鎮魂歌 九月一日を憶う 弔詩 上村実 一年は過ぎて 堀浩 父と子 山崎真道 報知 九月十六日大杉栄 宗一少年に 橘宗一 桜 君は行ってしまった 伊藤悦太郎 先駆者 幸徳秋…

黒旗のもとに 矢橋丈吉自伝叙事詩 矢橋丈吉

1964年1月、組合書店から刊行された矢橋丈吉(1904~1964)の自伝詩。著者自装。 目次 第一部 石狩の屯田へ 渭ノ津分教場 遁走の東京 叛逆への道 マヴオ(I) マヴオ(II) 頭脳労働と肉体労働と 十年間(I) 十年間(II) 十年間(III) かれらとかれら 初…

坑夫 宮嶋資夫

1916年1月、近代思想社から刊行された宮嶋資夫(1886~1951)の長編小説。装幀はアナキストの百瀬晋。1月5日に発売されて1月9日に発禁。序文は堺利彦(1871~1933)と大杉栄(1885~1923)。画像は復刻版(法政大学西田勝研究所/不二出版)。 序 去年の春頃…