ドラムカン

壊れた庭 会田千衣子詩集

1972年2月、山梨シルクセンター出版部から刊行された会田千衣子(1940~)の第4詩集。解説は大岡信(1931~2017)。 これらの詩篇は前詩集「氷の花」以後の、一九六八年から七一年にかけて最近三年ぐらいのあいだに書きました。 私は今まで短かい散文詩形式…

木の骨 城戸朱理/吉増剛造

1993年9月、矢立出版から刊行された城戸朱理と吉増剛造の対話録。装幀は菊地信義。枝折り付録として「火と言葉をめぐって」(高貝弘也)。 本書は城戸朱理と吉増剛造との対話(於吉祥寺MANDA-LA2、wattsの会、91・7・4)を元に、幾度となく二人の間を往復、…

青空 吉増剛造詩集

1979年6月、河出書房新社から刊行された吉増剛造(1939~)の第8詩集。装幀は飯田義国(1923~2006)。 目次 関東バス40系統小茂根行 大井町で乗りかえて 田園都市線中延下神明 二月信濃川を渡って 旭川は鉄器の味がした 川崎臨港バス石油の道 四月熊野に雪…

螺旋形を想像せよ 吉増剛造評論集

1981年6月、小沢書店から刊行された吉増剛造(1939~)の第3評論集。装本は加納光於(1933~)。 目次 Ⅰ 透谷ノート 1螺旋階段を登ってゆく 2塔と川 夏目漱石の「倫敦塔」と「薤露行」 3清しい声の人 4機織れるをとめ 5心は空洞である 6わずかなひかりのなか…

氷の花 会田千衣子詩集

1970年3月、地球社から刊行された会田千衣子(1940~)の第3詩集。 目次 Ⅰ 天使 天使 病める子供 子供 すわっている少年 町の少年 眠る少年 神話 Ⅱ 彼女 少女 美神 黒薔薇 Vivre et 聖女 死 能面の女 花をもつ少年 あるダンサーに 秋 怯える少女 狂える少女…

静かな場所 吉増剛造詩集

1981年4月、書肆山田から刊行された吉増剛造(1939~)の第10詩集。「教育音楽」連載文(1977年1月~1981年3月を中心に編まれた。 目次 この環のなかに 耳を澄ます 静かな場所 波だつ、邦 箱船に乗る 街が焦げる 静かな家 現場に居る女 海上交通 おとずれ 貝…

ジュスチーヌ 会田千衣子詩集

1980年2月、東山書房から刊行された会田千衣子(1940~)の第7詩集。 サルトルの「聖ジュネ論」は、次のような(目も眩む)言葉を中心に論理を展開している。――彼が盗みを働いたから、彼が悪人だから彼は責められるのだ。そこで彼は同時に答える。「そうだ、…