三木卓
1970年9月、思潮社から刊行された三木卓(1935~)の第2詩集。装画・装幀は山下菊二。 この詩集は第一詩集『東京午前三時』以降の作品、すなわち一九六六年後半から一九六九年半ばまでの約三年間の作品十四篇で構成している。この間にわたしは三十一才から三…
1986年12月、私家版として刊行された福島朝治による森竹夫論。森竹夫は三木卓の実父。 目次 (1)歌の変革――「極光」年少歌人 生活派口語短歌をめぐって (2)詩の変革――モダニズム詩人 作家「寝台」をめぐって (3)詩壇の変革――反逆の詩人 全詩人連合・…
1966年12月、思潮社から刊行された三木卓の第1詩集。第17回H氏賞受賞作品。 目次 外国の話 白昼の劇 虐殺室 都市離脱 架空逮捕 若い思想 1958年級 青森県八戸 スープの煮えるまで 東京午前三時 冬至 支配の日々 夜の乳母車 奉仕日の感想 客人来たりぬ 平…
1973年6月、思潮社から刊行された三木卓(1935~)の第3詩集。装幀は広瀬郁。 この詩集におさめられている作品は一九六九年後半から一九七二年の間に晝かれた。約三年半にわたる期間の分である。わたしは三十四才から三十七才となった。『東京午前三時』『わ…
1971年5月、晶文社から刊行された三木卓(1935~)の第エッセイ集。表紙写真は東松照明(1930~2012)「アスファルト」(1961)。 これはわたしの初めてのエッセー集だ。正直いってこんな本を作れることになるとはあまり考えていなかった。なにしろ、そのと…