与那覇幹夫

風の言ぶれ 与那覇幹夫詩集

1988年8月、批評社から刊行された与那覇幹夫(1939~2020)の第2詩集。付録栞は、石川逸子、塩見鮮一郎。著者は宮古島七原村生まれ、刊行時の住所は沖縄県南風原町。 お国は、と聞かれて、どこそこです、と応えるのが習わしだったが、ふるさと? それなんだ…

体温 与那覇幹夫詩集

1993年10月、図書出版まろうど社から刊行された与那覇幹夫(1939~2020)の第3詩集。装幀は高橋啓二。栞は福田万里子「澄んだ存在の闇」。まろうど現代詩選書4。著者は沖縄県宮古島七原村生まれ、刊行時の住所は沖縄県南風原町。 区切りを付けようと、これま…

与那覇幹夫詩集 与那覇幹夫

1989年11月、脈発行所から刊行された与那覇幹夫(1939~2020)の詩集。沖縄現代詩文庫3。装幀画は城間喜宏。 人は状況を生きるしかないが、状況に呪縛されるのはまた愚直であり、私はその愚かな山羊にときどき絶句する。それと云うのも、かつて私は、ある断…