井田真木子

かくしてバンドは鳴りやまず 井田真木子

2002年2月、リトル・モアから刊行された井田真木子(1956~2001)の遺稿集。装幀は中山昌士。 目次 本書の成立まで 連載企画書 第一章 トルーマン・カポーティとランディ・シルツ ”切実さ”について/彼らはどこで”生まれた”か?/僕は勉強ができない/彼らの…

街 井田真木子詩集

1977年10月、無限から刊行された井田真木子の第2詩集。 川は南から北へ、あなたの内部を流れていく、時には正体不明の死骸を浮き上がらせながら。この形而上の流域に棲む”街”に、ひとはいるのだろうか。彼はA・Dだった。一九五〇年代に産まれている。それは…

雙神の日課 井田真木子詩集

1975年11月、無限から刊行された井田真木子の第1詩集。装幀は星野勝成。 神の日課という題は、インド最古の文学であるといわれるリグ・ヴェーダからヒントを得てつけたものです。リグ・ヴェーダの神々にはそれぞれに捧げられた歌があり、その歌によって各々…