凶区

机上で浮遊する 日常的現代詩 鈴木志郎康

1977年11月、思潮社から刊行された鈴木志郎康(1935~)の評論集。装幀は若林奮(1936~2003)。 この本に収めた文章は、一九七五年の冬から今年の春までのほぼ二年間に書かれたものの中から選んだ。一つのきまった机の上で書かれた。だいたい同じ机の上で書…

生誕の波動――歳序詩稿 鈴木志郎康詩集

1981年十月、書肆山田から刊行された鈴木志郎康(1935~)の詩集。 雑誌「ホームドクター」の一九八〇年一月号から十二月号まで、扉の頁に十四行の詩を掲載した。その十二篇の詩を核にして、韻文と散文を書き足して、この一冊の本とした。このような試みは、…

筺底餘燼 付ノート 秋元潔詩集

1979年7月、七月堂から刊行された秋元潔(1937~2008)の詩集。挿画は三嶋典東(1948~2012)。 目次 I詩 はる 恋 或る記憶 ぼくの死 霧の日 いたずら 小鳥のふるさと とおい夏の日の歌 せんちめんと 訣れ 石 歌 未来 旅人 Ⅰノート 不可視の絵画 たくあんの…

日曜日の傘 山本道子詩集

1976年3月、思潮社から刊行された山本道子(1936~)の第5詩集。 ここにまとめた二十八篇の詩は、一九六三年から一九六七年に発表したうちの一部で、バッテン、凶区、ゔぇが、詩学、現代詩、現代詩手帖、歴程、無限、などに掲載された(「あとがき」より) …

飢えと美と 菅谷規矩雄

1975年7月、イザラ書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第5評論集。 一九六〇年代に書いた詩論を中心に、その前後の時期の文章を二、三あわせる形になった。さいごに収めた《時祷書とリルケの地下の世界》は、一九五八年の秋に卒論のためにつくった…

迷路のモノローグ 菅谷規矩雄評論集

1981年3月、白馬書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第11評論集。 ここ数年のあいだのわたしの関心の所在を、できるならばひとつの全体的な輪郭のもとに浮かび上がらせてみたいとおもって、本書をまとめた。古典的な区分にしたがえば、一方に内容…

水分の移動 鈴木志郎康詩集

1981年10月、思潮社から刊行された鈴木志郎康(1935~)の第17詩集。装幀は若林奮(1936~2003)。 この詩集に収められた詩は、「絵描き遊びの後」が一九七九年十月に書かれたものであるが、あとは一九八〇年の三月から八一年の三月までの一年間に書かれ、発…

無言の現在 詩の原理あるいは埴谷雄高論 菅谷規矩雄評論集

1970年5月、イザラ書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第2評論集。装幀は黒沢充夫。 この一冊の構成について、いくらか附記しておきたい。同人誌《凶区》に《詩の原理あるいは埴谷雄高論》を書きはじめたモティーフのひとつは、萩原朔太郎から埴谷雄…

極私的現代詩入門 鈴木志郎康評論集

1975年8月、思潮社から刊行された鈴木志郎康(1935~)の第2評論集。装幀は赤瀬川原平(1937~2014)。 一九七三年と七四年に「現代詩手帖」に連載した文章を中心に、主として詩について書かれたものを集めたのが、この本である。一昨年、つまり七三年頃まで…

胡桃ポインタ 鈴木志郎康詩集

2001年9月、書肆山田から刊行された鈴木志郎康(1935~)の第30詩集。装幀は海老塚耕一(1951~)。プラスチックカバー。第32回高見順賞受賞作品。 この詩集に収録した詩は一九九六年の秋から二〇〇一年五月までに書き発表したもので、中には大幅に改稿した…

詩的リズム・続編 音数律に関するノート 菅谷規矩雄評論集

1978年3月、大和書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第8評論集。 本書は、表題のとおり、一九七五年におなじく大和書房から刊行された《詩的リズム――音数律に関するノート》の続編にあたるものです。したがって前著とあわせてよんでいただけるなら…

詩とメタファ 菅谷規矩雄評論集

1983年7月、思潮社から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第13評論集。 本書の前半部は、「現代詩手帖」一九八二年一月号から十二月号まで連載された時評と、討論「詩はこれでいいのか」の前後に記した文章からなっている。時評の視点をどこに定めるかに…

詩的リズム――音数律に関するノート 菅谷規矩雄評論集

1975年6月、大和書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の評論集。跋は吉本隆明。 目次 序 一、詩的リズム 二、〈指示性の根源〉について 三、発生の原基 四、明治ミリタリイ・マーチ 五、幼年の歌 六、新体詩=論 七、北村透谷 八、《明星》の帰結 九…

遠い人の声に振り向く 鈴木志郎康詩集

1992年7月、書肆山田から刊行された鈴木志郎康の第26詩集。装画は若林奮 この詩集に収めた詩は、一九九〇年四月から一九九二年一月までの間に書かれ、「飾棕」「叙情文芸」「midnight press」「現代詩手帖」「読書人」「朝日新聞」「詩学」「ユリイカ」「早…

日々涙滴 鈴木志郎康詩集

1977年6月、河出書房新社から刊行された鈴木志郎康の第9詩集。「文藝」に1976年1月号から12月号までの連載をまとめたもの。装画は上野紀子、装幀は田辺輝男。 目次 投身の思い 大雨の朝の出勤 立って目をつぶっている人 黒瓦の屋根 白菜の思い出 ゼンマイの…

見えない隣人 鈴木志郎康詩集

1976年1月、思潮社から発行された鈴木志郎康(1935~)の第8詩集。 ここに集めた詩は一九七四年三月から今年の八月までの間に書かれたもので、そのうち三篇以外すべて発表された。一年半の間に四十篇余りの詩を書いたことになる。日常のこまかなことを詩の素…

純粋桃色大衆――空想への迷走 鈴木志郎康

1970年、三一書房から発行された鈴木志郎康の第一評論集。装幀は鈴木悦子夫人。 ここに集めた文章は、私が一九六三年から書いたものの殆どである。その体部分は一九六八年六九年に書いた。私は詩を書く一方で文章を書いて来たわけだが、考えの焦点が定まらな…