南方

夏のラクダ色の猫 佐藤恵美子詩集

2000年12月、成巧社から刊行された佐藤恵美子の第2詩集。著者自装。 此処に纏めたものは昭和六十二年(1987年)から平成十二年(2000年)まで『南方』、『フィナール』、『巡』、及び聖心大国文科同窓会誌『無地』に発表したものです。何時も書けなくなると『肩…

たまってくる風景 打越美知詩集

1986年6月、書肆山田から刊行された打越美知の第2詩集。 第一詩集から三十年近くが過ぎていました。私はもう自分の言葉を詩を書こうとすることを捨ててしまっていたと思っていました。そうおもえる物理的な理由もあったし、日常生活で日本語と離れていた期間…

南薫 佐藤恵美子詩集

1986年12月、昭森社から刊行された佐藤恵美子の第1詩集。著者自装。 詩が何だかわからないまま、又、意識的に自ら遠ざけてから、何と三十余年経ってしまった。初めて詩集を出すことになりこの三十余年を想い起こし、これを青春時代と言うのかなと俄かに年の…

花讃め 江森國友詩集

1977年5月、沖積舎から刊行された江森國友の第3詩集。版画は井上敏男。 目次 跋 宇佐美英治 花讃メ 四季 花冠 花陰 花暦 花音 花茎 花管 花信 青 花輪―印ヲ結ブモノトシテ終ニ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

幼童詩篇 江森國友詩集

1980年9月、昭森社から刊行された江森國友(1933~)の第4詩集。 目次 Ⅰ娘に (顔をのぞかせている小さな花房) (犬が吠えている) (リンゴは) (発語と音との間になにか重いものが……) (玉の転がって溢れる笑い) (朝 鳥多知乃佐辺津里乎聞) (その秋には なにより…

孛彗 八重洋一郎詩集

1985年6月、神無書房から刊行された八重洋一郎(1942~)の第2詩集。装幀は渡辺英行。第9回山之口貘賞受賞作品。 目次 序Ⅰ 渚で 悲しみのソルト・レイク 青 翳(ひ) 変壊(へんね) 生誕 サーカス えんじ 蠢 play 白虹 咆哮 Ⅱ 言明 禁域 さけび 漂流 胸飾り…

悪い旅 水橋晋詩集

1980年7月、沖積舎から刊行された水橋晋(1932~2006)の第2詩集。装幀・装画は藤林省三。 もの書く所業はもともとうしろめたい、というよりあるいはとりかえしのつかない恥の所業に思えます。中世まで欧州国では、もの書きはその領主にたいして献辞を添えて…

山水 江森國友詩集

1984年5月、書肆山田から刊行された江森國友(1932~)の第5詩集。 同人詩誌「南方」を中心に発表してきた「山水」連作をまとめた。 いまに至る四冊の詩集の作品にも、それぞれの愛着はもちろんである、この「山水」連作への思いはことに深い。「あとがき」…

少年 江森國友詩集

1993年2月、書肆山田から刊行された江森國友(1933~)の第8詩集。装画は辻憲(1946~)、装幀は青山香。 目次 雪のくる日 雪迎えのあとに 葉 ぐみのはなし 草の民話1 草の民話2 影 接吻のあとで 映画を観て 病気 少年――自信 少年――不安 少女 海の兆 五月 …

宝篋と花讃 江森國友詩集

1971年5月、母岩社から刊行された江森國友(1932~)の第1詩集。木版画は日和崎尊夫(1941~1992)、装幀は吉岡実(1919~1990)。 いま、ここに私の詩集が世に出ることになった。いろいろの経緯があったとしても、私には、これが時間的にも、また仕事の意味…

海で朝食 水橋晋詩集

1980年、神無書房から刊行された水橋晋(1932~2006)の第1詩集。装幀・挿画は藤林省三。 海とのかかわりのなかで書いた作品をまとめました。これらの作品は、畏友江森國友氏の個人雑誌「南方」への同人としての誘いがなかったら、おそらく書かれなかったで…