吉増剛造

太陽の川 吉増剛造

1978年6月、小沢書店から刊行された吉増剛造のエッセイ集。装幀は中西夏之と菊地信義。 目次 かつては幻であった都市のなかの それをすみだ河といふ どこかの裏町の角にある煙草屋の 星をさがして裏町を わが心宮の奥には一軒の古びた写真館がある 窓、西の…

頭脳の塔 吉増剛造詩集

1971年1月、青地社から刊行された吉増剛造の詩集。装幀は長尾信。 目次 視線 花束 頭脳の塔 貝殻追放 写真のための挑発断章 渚にて 焔の恋人 歌の黄金の構造 古代天文台 魔の一千行 死の山 航海日誌'69~'70 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオ…

打ち震えていく時間 吉増剛造

1987年1月、思潮社から刊行された吉増剛造(1939~)の対話集。写真は著者、装幀は菊地信義(1943~)。 目次 Ⅰ 打ち震えていく時間 インタビュー 魔のさす場所 対話古井由吉 石ノ神 両吟 Ⅱ 川辺での対話 対話佐佐木幸綱 川上の或る日、夕暮 共作 複数の夢 …

王国 吉増剛造詩集

1973年6月、河出書房新社から刊行された吉増剛造(1939~)の第4詩集。写真は高梨豊(1935~)、装幀は田辺輝男。 目次 都市反歌 部屋 邯鄲――王国の断片 黄金列車 王國 魔術 大殯 少年列葬 木の國 銀河 古木、Heaven!――高梨豊 植物王國――秋成への木霊 リズム…

黄金詩篇 吉増剛造詩集

1970年6月、思潮社から刊行された吉増剛造(1939~)の第2詩集。装幀は赤瀬川原平(1937~2014)。第1回高見順賞受賞作品。 目次 朝狂って 燃える 海の恒星 今朝も道玄坂をおりて 花・乱調子 落下体 波のり神統記 渋谷で夜明けまで 反乱 火がみえる 中心の歌…

わたしは燃えたつ蜃気楼 吉増剛造詩集

1976年2月、小沢書店から刊行された吉増剛造(1939~)の第6詩集。装本は加納光於。 目次 Ⅰ わたしは燃えたつ蜃気楼――「風」からパルメニデスへ ブラジル紀行 処女航海 クレジオ・悪魔祓い 石の上で打つ音 記憶のオモチャ箱 聴覚の沖にみえている 古代歌謡の…

木の骨 城戸朱理/吉増剛造

1993年9月、矢立出版から刊行された城戸朱理と吉増剛造の対話録。装幀は菊地信義。枝折り付録として「火と言葉をめぐって」(高貝弘也)。 本書は城戸朱理と吉増剛造との対話(於吉祥寺MANDA-LA2、wattsの会、91・7・4)を元に、幾度となく二人の間を往復、…

青空 吉増剛造詩集

1979年6月、河出書房新社から刊行された吉増剛造(1939~)の第8詩集。装幀は飯田義国(1923~2006)。 目次 関東バス40系統小茂根行 大井町で乗りかえて 田園都市線中延下神明 二月信濃川を渡って 旭川は鉄器の味がした 川崎臨港バス石油の道 四月熊野に雪…

螺旋形を想像せよ 吉増剛造評論集

1981年6月、小沢書店から刊行された吉増剛造(1939~)の第3評論集。装本は加納光於(1933~)。 目次 Ⅰ 透谷ノート 1螺旋階段を登ってゆく 2塔と川 夏目漱石の「倫敦塔」と「薤露行」 3清しい声の人 4機織れるをとめ 5心は空洞である 6わずかなひかりのなか…

熱風 a thousand steps 吉増剛造詩集

1979年3月、中央公論社から刊行された吉増剛造(1939~)の第9詩集。藤村記念歴程賞受賞。 目次 揺籃 絵馬 熱風 年代記 冥府 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

この時代の縁で 対座 吉増剛造・市村弘正

1998年5月、平凡社から刊行された吉増剛造(1939~)と思想家・市村弘正の対談集。 目次 対座1 『ショアー』――伝えてくる「二十世紀の口」 妖精を食む「目覚め」 「残念」の蒐集 対座2 「試論」――残された言葉 最初の驚きの場所へ、際へ、そして「くぼみ」…

静かな場所 吉増剛造詩集

1981年4月、書肆山田から刊行された吉増剛造(1939~)の第10詩集。「教育音楽」連載文(1977年1月~1981年3月を中心に編まれた。 目次 この環のなかに 耳を澄ます 静かな場所 波だつ、邦 箱船に乗る 街が焦げる 静かな家 現場に居る女 海上交通 おとずれ 貝…