地球

地球詩集 第2集 1955年版

1955年11月、地球社から刊行されたアンソロジー詩集。カバーは嶋岡晨、扉絵は豊福知徳。 目次 Ⅰ 作品 森から來た 丸山豊 接近 森から来た 稲妻 火の記憶 木下夕爾 冬の噴水 SHANSON D'AMOUR 死者 遠い眺め 座席 稲妻 倒れる樹 火の記憶 渦の中の小さな歌 緒…

登攀 秋谷豊詩集

1962年9月、国文社から刊行された秋谷豊(1922~2008)の第3詩集。装幀は大谷一良。 目次 ・雪の稜線 雪の稜線 白いスキー小屋 雪と風 雪と岩と太陽 ・幻の山 ハーケンの歌 幻の山 おやすみ 集中 黒い雪 ・秋の遠方 秋の遠方 雲の歌 夕映え 牧歌 北国 湖のあ…

黄泉草子形見祭文 尾花仙朔詩集

1997年8月、湯川書房から刊行された尾花仙朔(1927~2018)の第3詩集。第23回地球賞受賞作品。 目次 i パウロと訣れて 腐刻画 ヤム霊異記 寂寥の茎に 朦朧と、殺意に似たものが ii 悲色の網を手に曳いて 日本橋 またはある末裔 サーカスしぐれ iii 夢葬り 黄…

少年 田中美千代詩集

1989年5月、地球社から刊行された田中美千代(1949~)の第1詩集。装幀は新井豊美。 白い紙を見ると胸が騒ぐほど、幼い頃から書くことが好きでしたが、詩はほとんど書いたことがなく、秋谷豊先生の詩の教室で、初めて現代詩の一から教えていただきました。 …

行きなさい、行って水を汲みなさい 藤原菜穂子詩集

2014年9月、思潮社から刊行された藤原菜穂子(1933~2020)の詩集。藤原は斎藤庸一夫人。 本詩集はここ十年余(二〇〇二~二〇一四)の間に発表したものから選びました。二つの章から成っています。3・11以後の作品九篇をI、それ以前のもの十四篇をⅡに。Ⅱの十…

地球詩集 第3集 1957年版

1957年12月、地球社から刊行された「地球」同人のアンソロジー。装幀は菊地貞三。扉絵は嶋岡晨。 目次 登攀 秋谷豊 蟬 荒野 読書 登攀 秋の遠方 歳月 繊い枝 新川和江 誕生 森へ行く ありふれた略図は 自叙伝 chanson 存在と劫罰 大野純 異のない天馬 僕はど…

長い冬みじかい夏 三谷晃一詩集

1975年9月、地球社から刊行された三谷晃一の第5詩集。 目次 I ひとつの旅 捜す パリ・八月 グランド・コルニッシュで 長い冬みじかい夏 空港で あいさつ こんどパリに行くときは 顔 ARIZON CUPPER Ⅱもうひとつの旅 そういう時は ウナギ考 FACOM230/10試論 シ…

おまえの破れは海のように 片瀬博子詩集

1962年9月、思潮社から刊行された片瀬博子(1930~)の第2詩集。 「この眠りの果実を」出版後、三、四年間の仕事をまとめてみた。その主なものは二十代の終りの作品である。題は旧約聖書エレミヤ哀歌の中の一節”女よ おまえの破れは 海のように大きい”からと…

思いの葉 会田千衣子詩集

1974年12月、地球社から刊行された会田千衣子(1940~)の第5詩集。装幀は熊谷博人。地球叢書1。 目次 Ⅰ 思い出 鳥 時折り 夜明けの花 心のランプの帆の 憂愁船 憂愁の館 呪いの館 死の館 あだし国 伝説 ローマの夏 トレドの町 幻の馬 悲しみ Ⅱ たとえば 恩…

ふりかえる 榊弘子詩集

1971年4月、現代詩工房から刊行された榊弘子の第2詩集。装幀は立木斤一。 「折れる」という意識は、第一詩集を編んだ時、すでに「過去」へ向う貨車に積み込んだ筈であった。 その後、家庭という枠から外へ跳び出してPR誌の編集に携るようになって、やはりど…

ひとつの夏 たくさんの夏 新川和江詩集

1963年9月、地球社から刊行された新川和江(1929~)の第2詩集。解説は木原孝一。 全詩集『絵本「永遠」』以後の作品のなかから、抜萃収録した。配列は制作年順によらず任意とした。(「ノート」より) 目次 ballad ベッドの位置考 ミンダの店 外出 火葬場か…

絵本「永遠」 新川和江詩集

1959年、地球社から刊行された新川和江の第2詩集。挿画は山本蘭村。 目次 生について ECHO 死について 孤独な出発 早春 犬 眠られるぬ夜 ありふれた略図は 森へ行く 紙片 期待 永遠 山本蘭村 画 誕生 扉 るふらん 絵本「永遠」 地上 繊い夜 Ⅰ留守番 Ⅱ臆病 Ⅲ…