大江満雄

自選詩集 地球民のうた 大江満雄詩集

1987年6月、土佐出版社から刊行された大江満雄(1906~1991)の自選詩集。装幀は織田信生。付録栞は、「大江満雄の維新思想」(上林猷夫)、「詩の自覚の歴史を貫く」(片岡文雄)、「義眼」(木村次郎)、「血の花を」(金子鐵雄)、「灰の中より『ヨブ』の…

日本海流 大江満雄詩集

1943年9月、山雅房から刊行された大江満雄(1906~1991)の詩集。 目次 序 ・日本海流 日本海流 海流 名誉を欲する歌 南方への歌 碑 印度人に スエズ運河 廣東人 岩 波 明け方に戰死者を弔ム歌 時に思ふ 義眼 幻想 飢ゑ 墓碑銘 道 花にかこまれて 祈り 生命…

蘭印・佛印史 大江満雄

1943年1月、鶴書房から刊行された大江満雄(1906~1991)による東南アジア史。装幀は土井榮。 世界史は新しく創られてゐる。いふまでもなく、日本によつてアジアが我に還り、アジア人の正しい生活が初るところから世界史は變轉し、人類的共同性を深めてゆく…

来者の群像 大江満雄とハンセン病療養所の詩人たち 木村哲也

2017年8月、編集室水平線から刊行されたハンセン病詩人評伝。装画は池野清「鳩笛たち」。 目次 はじめに 第一章『いのちの芽』のあとさき 多磨全生園 山下道輔さん、国本衛さん 『いのちの芽』にいたるまで――「園内文芸運動の隆盛 理解者をつくろう らいはア…

大江満雄論 転形期・思想詩人の肖像 渋谷直人

2008年9月、大月書店から刊行された渋谷直人による大江満雄の評伝。装幀は桂川潤。 目次 はじめに 第一章 詩人の誕生 一 故郷喪失と〈他者志向〉 二 近代詩と現代詩の狭間で 三 詩集『血の花が開くとき』 第二章 激動の時代に 一 『学校』から『プロレタリア…

いのちの芽 日本ライ・ニューエイジ詩集 大江満雄編

1953年4月、三一書房から刊行されたハンセン病詩人アンソロジー。編者は大江満雄。 目次 厚木叡 伊藤秋雄 田所靖二 北川光一 石川淸澄 宇津木豐 右川斗思 盾木弘 國本昭夫 氷上惠介 奧二郎 白浜浩 船城稔美 生多純 梶澄夫 多岐葉一 比良田信吉 館裕子 深山裕…

海峡 大江満雄詩集

1964年11月、昭森社から刊行された大江満雄(1906~1911)の第2詩集。装幀は北園克衛。 この詩集は一九四七年の冬、北海道当別のトラピスト修道院を訪ねたときの作品を中心にして編んだ。初期の創作方法とはちがうが、最初にもったものを大切にしようと思っ…

うたものがたり 大江満雄

1947年2月、寶雲舎から刊行された大江満雄の童話集。挿絵・装幀は寺田政明。 目次 はじめのお話 テコナの玉 ムシマロの歌 ウグヒスに育てられたホトトギス 自ら歸った子龜の話 春のつみぐさ 泉 海女 小馬の見送り クロメと赤駒 カラスの言葉 ハハソの森 海の…