室生犀星

戦死 室生犀星

1940年12月、小山書店から刊行された室生犀星の短編小説集。 「いとど寺前」と「草山水」とは私の庭から續いてゐるやうなきれぎれに光る風俗情景であって「くちなは」を入れるとさらに一作家の日常生活のほどがわかる。「緑色の日記」もそこにならんでゐる雑…

ひるがほ抄 室生とみ子遺稿集

1966年3月、「ひるがほ抄」編輯所から刊行された室生とみ子の遺稿集。編集は室生朝子。装画は安西啓明。 母の死後父と一緒に、母の部屋の箪笥の整理をしていた時、思いがけず沢山の原稿類を見出した。父は母が何か書いているらしいことは知っていた。その微…

室生犀星 戦争の詩人・避戦の作家 伊藤信吉

2003年7月、集英社から刊行された伊藤信吉(1906~2002)の評論集。装幀は司修。 目次 第一篇 『哈爾浜詩集』――露西亜文学の古きおもかげ 第二篇 『大陸の琴』――棄子捜し・孤児のさすらい 第三篇 戦争の詩人 第四篇 避戦の作家 解題 伊藤信吉と室生犀星 暮尾…

回想の室生犀星 文学の背景 田辺徹

2000年3月、博文館新社から刊行された田辺徹の評論集。刊行時、成安造形大学学長。 目次 野にある人 大森・馬込 美術とのかかわり 庭と音楽 美術の仲間とともに やきもの収集 本の装幀 俳句からの旅立ち 魚と虫の博物誌 魚 虫 ドストエフスキーと「一冊のバ…

犀星とわたし 犀星の会講演集 犀星の会編

1988年4月、ペップ出版から刊行された、室生犀星生誕百年記念講演集。 目次 中村真一郎 まえがき 奥野健男 犀星の会のこと、犀星論のこと 木戸逸郎 「犀星の会」の歩み 市川久夫 映画『あにいもうと』と私 伊藤桂一 私と『哈爾浜(ハルピン)詩集』 伊藤信吉…

聖處女 室生犀星

1936年2月、新潮社から刊行された室生犀星の長編小説。挿画・装幀は恩地孝四郎。 目次 帆前船館にて 惡い歴史 正體 獵るひと獵られる人 場末 振子 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

憑かれたひと 二つの自伝 室生犀星

1972年7月、冬樹社から刊行された室生犀星の自伝小説集。装幀は勝呂忠。 この本に収められた第1部の自叙伝は、父自身の編集により、次のような序文を添えて、昭和二十四年六月、文潮社から『自叙伝全集』のシリーズの一つとして出版された。 自伝的な私の文…

宿なしまり子 室生犀星

1962年5月、角川書店から刊行された室生犀星の中編小説。1948年6月~8月、西日本新聞と北海道新聞に連載。連載時の表題は「唇も寂しく」。 目次 頬とペンキ 宿なしまり子 この女を見よ しこめ 合歓の花 解説 奥野健男附 室生朝子 NDLで検索Amazonで検索日本…

陶古の女人 室生犀星

1956年12月、三笠書房から刊行された室生犀星の短編小説集。装画は恩地邦郎、題簽は畦地梅太郎、奥付印刻は宮地嘉六。装幀は著者。 陶古の女人 私はときどきかういふ作品を書いて、小説にある私の浮沈のすがたを眺めることが好きである。書くことの愉しさは…

犀星 句中游泳 星野晃一

2000年1月、紅書房から刊行された星野晃一による室生犀星俳句の研究書。装幀は浅井潔。 目次 関係・かかわり 二重写し こがらし・ねぶか 身もと洗われる思い 詩の本歌取り 蕪村と犀星 あわい 寅次郎と伊之 あわいに生きる 人間・ひと 母と娘と妻 二人の母 わ…

竹村俊郎作品集 室生朝子編

1975年9月、文化総合出版から刊行された竹村俊郎(1896~1944)の作品集。上下2巻。編集は室生朝子。口絵写真は千葉春雄。 丸山薫氏の文学碑の除幕式が、三年前の秋、山形の横根沢で行なわれた。私はその帰り途、何年ぶりかで竹村俊郎の未亡人かつ子夫人を尋…

犀星と周辺の文学者 笠森勇

2008年12月、北國新聞社から刊行された笠森勇による室生犀星関連の文学者事典。 目次 1 文学への先導者 泉鏡花 徳田秋声 中野十逸 河越風骨 藤井紫影 大谷繞石 兒玉花外 上田敏 橫瀨夜雨 島崎藤村 北原白秋 江南文三 加能作次郎 滝田樽陰 2 ふるさとの先人…

魚眠洞随筆 室生犀星

1925年6月、新樹社から刊行された室生犀星の随筆集。装幀は岸田劉生。画像は函欠本。 目次 故郷雜記 ふるさとばなし しぐれ 竹 冬近く 名園の落水 北國花暦 嫁菜 さまざま草 黄伊羅保 借金 蟹 豆腐 後世 川魚の記 うぐひ はりうを かはえび みづすまし と ま…

春雁 平木二六詩集

1947年7月、櫻井書店から刊行された平木二六の詩集。 目次 序詩古式の宴 明日香風 大和路 奈良新秋 いかるが 生くる日 うすづけるついぢにそひて 百濟觀音 法隆寺釋迦如來の手 夢殿 法隆寺の秋 春日奧山 飛火野 小春日 塔 桃つばき 西の京 秋の日 磨崖石佛 …

黒髪の書 室生犀星

1955年2月、新潮社から刊行された室生犀星(1889~1962)の短篇集。装幀は鍋井克之。 私の小説といふものには、何處にもすくひのあとが見えない、そのくせ私は何とかしてすくいを失ひたくないために、多くのこまかい小説を書いてすくひを形づけようとして、…

美しき氷河 室生犀星

1921年6月、新潮社から刊行された室生犀星(1889~1962)の短篇集。装幀は恩地孝四郎。画像は函欠。 目次 まむし(蝮) 美しき氷河 私の室にある彫刻の話 淺蜊貞 陰影 夏籠(げごもり) 炙點師 白い鴨 桃色の電車 埃と音樂 一本の芽 烏爪を舐める 影繪のごと…

古き毒草園 室生犀星

1921年2月、隆文館から刊行された室生犀星(1889~1962)の短篇集。装幀は恩地孝四郎。画像は函欠。 目次 古き毒草園 夏葱 夜 寂しきシバ 魚 人物と建築 稚兒と妹 星座の下 星と老人 蘭の鉢 山間の少女 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検…

日月帖 平木二六詩集

1984年1月、思潮社から刊行された平木二六(1903~1984)の遺稿詩集。著者がまとめた二冊分のノートを一冊に集録したもの。装画は浅川洋子。 目次 「日月帖」 Ⅰ 緑蔭閑居図 寒山拾得 熊谷守一画仙 柊 筆は一本 セミの声 昨日の友 王手 野分 中秋明月 核家族 …

薔薇の羮  室生犀星

1936年4月、改造社から刊行された室生犀星の随筆集。著者自装。 目次 風月と逆說 アスパラガスの模倣 文章の鉋 馬込隨筆 ハト・ハナ 曆 文藝雜稿 詩 書物雜考 映畫とラヂオ 人物と批評 發句 風土と紀行 悼文 卷末に(著者) NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオ…

猫柳祭――犀星の満州 財部鳥子

2011年8月、書肆山田から刊行された財部鳥子の随筆集。装幀は菊地信義。レイアウトは中村鐵太郎。 この本の初稿は詩誌『幻視者』に主宰者武田隆子さんの並々ならないご好意によって一九八五年冬号から一九八八年夏号まで十回にわたって連載された。タイトル…

哀猿記 室生犀星

1935年2月、民族社から刊行された室生犀星の短編小説集。 目次 哀猿記 その一 そのニ その三 ハト ぐうたら女か天使か 塀 母 塀の中 桃太郎 歩け 山犬 山ざと 祖先 飢え 北方へ NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

よきひと 室生犀星

1940年3月、竹村書房から刊行された室生犀星の長編小説。「週刊朝日」連載。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

馬込の家 室生犀星断章  伊藤人誉

2005年5月、龜鳴屋から刊行された伊藤人誉(1913~2009)の随筆。戦前戦後、馬込の室生犀星宅を留守番していた時代の回想。表紙は前田良雄の手摺木版。画像は普及本。 フィクションにしか興味のなかった私が「馬込の家」に手を着ける気になったのは、室生朝…

蒼白き巣窟 室生犀星

1920(大正9)年11月、新潮社から刊行された室生犀星(1889~1962)の短篇集。装幀は恩地孝四郎(1891~1955)。 目次 蒼白き巣窟 二本の毒草 泥濘の街裏にて 地下室と老人 魚と公園 西洋家具店 蒼ざめたる人と車 愛猫抄 海の僧院 NDLで検索日本の古本屋で検…

童笛を吹けども 室生犀星

1947年5月、弘文堂書房から刊行された室生犀星(1889~1962)の長編小説。アテネ文庫18。 「童笛を吹けども」はあたらしく書き下ろしたものである。作者は何を捉へようとして書き綴つたかは、自ら語るの後には肯つけるやうに思はれる。私は自分の文學的な生…

詩魔に憑かれて―犀星の甥・小畠貞一の生涯と作品 森勲夫

2010年10月、橋本確文堂から刊行された森勲夫(1939~)による室生犀星の年上の甥、小畠貞一(1881~1942)の評伝。 詩人小畠貞一(こばたけていいち)本名悌一は、室生犀星の甥(犀星の異母兄小畠生種の長男で、犀星より一歳年上)として知られ、大正期以降…

星より来れる者 室生犀星詩集

1922(大正11)年2月、大鐙閣から刊行された室生犀星(1889~1962)の第5詩集。装幀は恩地孝四郎(1891~1955)。画像は函欠。 このごろ詩はぽつりぽつりとしかできない。一時のやうに、さうたやすく書けなくなつたかはり、書くときはすらりと出てくる。それ…

犀星抄 結城信一

1996年7月、日本古書通信社から刊行された結城信一(1916~1984)の豆本。「こつう豆本120」。編者は矢部登。 NDLで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する

自叙伝全集 室生犀星

1949年6月、文潮社から刊行された室生犀星の自叙伝。 自傳的な私の文獻は小説「幼年時代」の外に「作家の手記」「泥雀の歌」「弄獅子」「笛吹けども」等がある。それぞれ大部な枚數のあるものだが、まだ完全な自傳は容易に書き切れないと言つてもよい。本篇…

蜜のあはれ 室生犀星

1959年10月、新潮社から刊行された室生犀星(1889~)の長編小説。金魚の魚拓は栃折久美子(1928~)。 目次 一 あたいは殺されない 二 をばさま達 三 日はみじかく 四 いくつもある橋 後記 炎の金魚 NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤ…